アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ポルカ・ステップ…♪

2012-09-07 07:43:49 | Weblog
昨日は≪大人のバレエ≫クラスのレッスン日でした。
先週は第5木曜日だったからお休み、2週間ぶりのレッスンですね。
しっかり脚慣らしのストレッチをしてからバー・レッスン。
毎回バー・レッスンの一番初めに練習するグラン・プリエ、プリエのレッスンをしないバー・レッスンは無いといっても過言ではないと思うけど、これが皆にとっては難しいことなのよねぇ。
バー・レッスンの間中、毎回同じ注意を繰り返す。
骨盤を真っ直ぐに支える。
自分の股関節の可動域を無視しない。可動域の範囲内での100%のターン・アウトを。
お膝と足首をきちんと伸ばしましょう。
アンダー・バストを足指の上に。
お臍を背骨に引きつけるつもりで。
肩の力を抜いて。両肩の高さを揃えて。
トルソーは真っ直ぐ正面に。
アームスの位置を正確に。
呼吸して…etc.etc.…。

日常生活の中で自分の身体に関心を向けていないと、普段の自分の姿勢と正しい姿勢との違いとかって分からないものよね。
みんな注意の声を掛ける度に、お腹をひっこめたりお尻をひっこめたり、お膝を伸ばしたり、とピクリと反応することしばしば。
その上アンシェヌマンは守らなくちゃいけない、カウントを外してはいけない、音楽は聞かなきゃいけない、アームスは放置しちゃいけない…etc.etc.…、というワケで、そんなみんなの姿を見守りながら
「あぁらぁ…バレエって大変なのねぇ…」
と、暢気なことを考えてしまうこともなくはない…
ま、それはさておきセンター・レッスン、センター・レッスン
まずはバットマン・タンジュ。
おぉぉ、ナッチャン、ちゃんとコントロールしようとしてるのが分かるわよ、その調子、その調子よ。
次はアッサンブレのシンプルなアンシェヌマン。
まず順番を説明しながら見本を見せて、皆が動きやすそうな曲を選ぶ。
ユキさんに曲に合わせて軽くマーキングして貰って
「…どう…?」
「ん~、もうちょっとゆっくりのほうがきちんと動けます」
了解、了解。
じゃ、ユキさん&ナッチャン組から。

こらこらこらこら、コラ…っ、ナッチャン
「ジャンプは、どんなに小さなジャンプでも足首と爪先をきちんと伸ばさなくちゃ。お膝も足首も曲がったままのタン・ルヴェなんて世界中どこにもないわよ。アッサンブレも軸脚をきっちり伸ばしきるの。足の指まで使いましょう!」
「ひゃぁぁ~~~ぃ
はい、もう一度

お、よしよし。随分伸びてきた。やれば出来るじゃないのぉ
さて、最後にポルカ・ステップの練習を
またまた順番を説明しながら見本を見せる。
「……ね…っ
途端にサヨさん
「?
「シャセ→アラベスク・ソテと同じ。アラベスクがアティチュード・ドゥヴァンになっただけ」
さぁ、ユキさん&ナッチャン組からやってみましょう

お、さすがユキさん、安定していてキレイ。
わわわ…、ナ、ナ、ナッチャン、どうしたの…っ
「手脚がどこだかわかりません…っ
よ、よし、それならアームスはア・ラ・スゴンドに留めておいて宜しい。まずパをきちんとやりましょう。
「足首、バナナみたいに曲がっちゃいけません。膝から下を真っ直ぐにきちんと伸ばして…」
はい、もう一度

うん、良くなったわよ。一つ一つのポジシオンを大事に大事に…。
あ゛わわわわ…っ、サ…サヨさん…っ
「足首、足首…っ。ナッチャンがやっちゃいけませんって注意されたことはアナタもやっちゃいけませんっ」
「でぃぇぇぇぇ~
いつかはキレイに軽やかなポルカ・ステップを見せてくれると信じているよ
コメント
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