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リズム…♪

2012-09-21 07:54:42 | Weblog
昨日は夜≪大人のバレエ≫クラスのレッスンでした
いつもと同じようにグラン・プリエから順にエクササイズを進めていきます。
グラン・プリエでもバットマン・タンジュでも、バットマン・デガージェでも、それぞれにきちんと説明や注意をしなければならないポイントは毎回多々あります。
いつでもどのエクササイズでも必ず注意を促すようにしているのは
骨盤をグラグラさせないこと、意味なく前傾させないこと。
膝と足首、爪先をきちんと伸ばすこと。
そして最も大切なのが
音楽をよぉ~く聞いてカウントを守ること。
超初心者の場合は殆ど音楽が聞こえていない。
動きの順番を間違えないように、と考えていると膝や足首を伸ばすことを忘れてしまう。
骨盤をグラグラさせないように、と考えていると順番を間違えてしまう。
そんなわけだから音楽を聴く余裕がないわけね
“取りあえず前の人に合わせよう”と当てにしているもんだから、一人ずつ順番に動きがズレていって不揃いのウェ~ヴ みたいになるんだな。
カウントに合わせてしっかりリズムを感じられるようになると、もっと楽に動けるようになるんだけどね。
センター・レッスンではこのところずっと練習しているジュテ→タン・ルヴェの練習。
きちんと両方の脚を動かして…、プリエをしっかり守って…、ク・ドゥ・ピエ・デリエールの脚を跳ね上げてはいけません…etc.etc.と注意を続けるんだけど、ただ跳ぶことだけに夢中になっている人、両脚を開くことだけに集中してる人、跳ぶことをすでに忘れている人、と三者三様、十人十色で注意の言葉なんか聞いちゃいない…
でもちゃんと跳びたい!という思いは分かる。
そしてこれも先週練習したパ・バランセ。
先週ちゃんと3拍子のステップを踏めていたのはユキさん一人だけだった。
今週は1名を除いてほぼ全員、3つずつステップを踏めるようになった、カタチはともかくとして…
結局、クラスの時間が終わってからも居残り。
クール・ダウンのストレッチをしているユキさんの前で、1番ポジシオンのタン・ルヴェの練習。
「あのね、永遠に弾み続けるボールって上がる高さも落ちる時間も不変でしょ?タン・ルヴェもそれと同じ。プリエの深さも時間も、跳び上がる高さも掛かる時間も、膝や足首の伸びも、何回続けようが変わらないの」
「…なるほどぉ…」
「たとえばねぇ、1秒で1回タン・ルヴェをするとしようか。まず8回跳ぶとするでしょ。その8回が全く同じタン・ルヴェになるの」
と時計の秒針の動きに合わせてタン・ルヴェを続けて跳んでみせる。
「…ほぉぉぉ~…」
「8回でいいのよ。闇雲に沢山跳ぶことは無いの。8回でいいんだから、その8回を1回ごとに全部チェックする。プリエの深さ、跳ぶタイミング、脚の伸び、全部の粒が揃うようにコントロールするのよ」
サヨさんマサエさんが揃ってタン・ルヴェを始める。
はじめは二人ともギクシャクしていた。とくにサヨさんは1回跳ぶごとにプリエでエンストする。
「プリエで固まったり脱力したりしちゃダメよぉ。床を押し続けるのよぉ」
そのうちにマサエさんのタン・ルヴェが変化してきて、バネのある跳び方に変わってきた。
うん、いいわよぉ、それよ、ソレ
地味だけど丁寧なレッスンが一番だね
みんな良く頑張りました
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