アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― ポール・ドゥ・ブラの基本の《基》を…♪

2022-09-29 11:12:19 | Weblog
基本の《基》のポール・ドゥ・ブラでは腕がどのポジシオンを通っていくか、順番は決まっています。
まずアン・ドゥオール
アン・バ→アン・ナヴァン→アン・オー→ア・ラ・スゴンド→アン・バ
つぎにアン・ドゥダーン
アン・バ→ア・ラ・スゴンド→アン・オー→アン・ナヴァン→アン・バ
簡単にいえばこのふたつが基本の基の《基》で、あとは左右で腕の順番に変化があったり、パに応じて変化します。
先日の発表会とそのために重ねたリハーサルを改めて振り返ってみたとき、見過ごせないなと思ったのはポール・ドゥ・ブラのことでした。
パやアンシェヌマンに付随する腕の軌道やポジシオンが、いちいちアタマで考えなくても都度都度指示を受けなくてもいいくらいに身に付いていたら、彼女たちの踊りはもっと大らかに美しく、さらに安定した動きが出来ていただろうに、と。
言わずもがなではありますが、軌道の順番を覚えたからといって一朝一夕に習得できるものではありません、ポジシオンごとに顔の向きや角度も変化しますしクロワゼかエファセかによっても変化しますからね。
ですから丁寧に丁寧に(口うるさくともいう…)修正と微調整を重ねていくことにしました、毎週のレッスンで必ず1番から4番までのポール・ドゥ・ブラの練習をすることに。
というわけで昨日はまずアン・バ、アン・ナヴァン、アン・オー、ア・ラ・スゴンドの各ポジシオンを確認、腕のラインとか向きとか高さとかを。
そして右脚前クロワゼでアン・バ。
さぁそこからが大変です、顔の向きは…、視線は…、腕の動きとともにそれらがどう変化していくか、どこに気を付ければいいか細かく指示しながら1番から順に。
そして一番難しい4番のポール・ドゥ・ブラ、途中で変化して4番アラベスクのアームスに。
「…っくくく… …っえええぇ…
一通り1番から4番まで練習したあと音楽に合わせて練習。
「腕だけじゃなくて、まず体幹がツラいですよね
でしょうなぁ
まぁでも体幹がツラいって感じるのは今だけですよ、そのツラさを感じなくなったときには正確なポール・ドゥ・ブラが身に付いてますよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする