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『おけら長屋』もあらためて…♪

2022-09-06 11:50:29 | Weblog
今月下旬のシリーズ6作目発売に備えて『向島・箱屋の新吉』をおさらいしてたのですが、もうひとつ『本所おけら長屋』もシリーズ19作目が発売されるんです、ですから今度はこちらのおさらいを
もっとも『おけら長屋』は文庫本1冊に一話完結の短編が数本ずつですから、どこを読んでも面白い。
一番手前にあったシリーズ18作目をまず再読してます。
浪人の島田鉄斎さんは泰然自若でかつて出仕していた藩の重役からもおけら長屋の面々からも頼りにされていますし、万造&松吉コンビが騒々しいのも、お染さんが酸いも甘いも噛分けた粋な大年増であることも、津軽黒石藩主の高宗さまが度量の大きい聡明なやんちゃであることも、み~んな相変わらずです
同じ長屋の九尺二間にそれぞれ住んでいて、鉄斎さんは剣術道場の師範代、お染さんは裁縫、万造&松吉はそれぞれ米屋と酒屋の手代として働き、その日の仕事が終わると居酒屋三祐に集まるというわけ、そこに旗本の三男坊に扮した高宗さまもときどき同席しますけど、とっくに正体はバレちゃってる。
何かあればみんなで集まって知恵を出し合い、分に応じた活躍をして事を収めるのはいつものこと。
武士の領分に関わることなら鉄斎さんだし、人や女心の機微についてはお染さん、突拍子もない思いつきで成果を手繰り寄せるのは万造&松吉、万造&松吉の手綱をしっかり握っているのが女医者のお満さんと三祐のお栄さんね。
さぁ、シリーズ19作目にはどんなお話が揃っているでしょうかね、楽しみです
コメント
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