WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

暑い熱い夏が終わった 後編 「ハレルヤ・フェスタ」

2015-09-12 | アーティスト魂



「ハレルヤ・コーラス」私は参加していません



8月29日、高松テルサにて、私が所属している教会のイベント「ハレルヤ・フェスタ」が開催されました。
「伝道賛美集会」というようなものです。

「賛美」とは、神さまを讃えて歌うことです。
イベントは、演奏やダンスによるパフォーマンスが3/4、牧師先生によるメッセージが1/4といった構成でした。

私はクリスチャンですが、このイベントのことについては、クリスチャンな「ミュージシャンの立場」から書きます。

イベントの開催が決まったとき、私の役割はとてもたくさんあるだろうと思い、先に決まっていた同窓会のコンサートと並行して、とても大変な、だけど濃い夏になるな…と思いました。

これまでにも、教会のワーシップチームに参加して、特にクリスマスの時期には、家事がどんどん後回しになり部屋が荒れ果てる…というのが、定例。
クリスマスに、イエス・キリストの生誕を祝うということは、こういうことなんだ、巷のクリスマスの喧騒とはちがうのだ…と、、、、
23日にはストリート・LIVEをやり、24日には、燭火礼拝に行って、
家に帰ってチャッチャと「ケンタッキー」などで夕飯を済ませ、とっととTakを寝かせ、荒れ果てた部屋を片付け、サンタクロースを待つ、、、、

今回の「ハレルヤ・フェスタ」は、その10倍以上もパワフルなイベントでした。

牧師先生が、今月をもって退任されることとなり、最後のイベントということで、教会を揚げて取り組みました。







出演者だけでなく、教会員のすべての人が、スタッフとなって、企画、運営、すべてアマチュアの集団でやってきました。
そして、結果は、ステージでの演奏、演技、素晴らしかったし、会場も満席。
その中心には神さまの臨在を感じました。
教会はキリストの体…とは、こういうことなんだ…と、、、、


「詩篇51篇」という歌があります。

 砕かれた魂で あなたに向かってうたう
 私の人生を あなただけのために生きる

という箇所を4回繰り返すところがあります。
はからずも私はここで涙があふれてきました。
ステージで泣いたことは一度もないし、リハのときに、この箇所で泣きそうになったこともなかったのですが。

突然に、この言葉に霊が深く感応しまくってしまったのだな。
4回だったので、その後立ち直りましたが、倍の8回…とかだったら、号泣モードになって、曲の最後まで立ち直れなかったかも???


一応書いとくと、私が参加したのは、
クワイヤーチームの指揮(1曲)
ワーシップチームのコーラス、一部楽器のソロなどの譜面を作る&本番のステージ
グランドコーラスチームによる「アメージング・グレイス」のコーラス、ピアノ、シンセのアレンジ&本番のソロ
しかし、教会の中で私のやっていることは、「キリストの体のほんの一部」であり、他のみなさんも、それぞれの役割を担っているのです。
クリスチャンとしての発言もしとく。






まあとにかく、練習がキツくて、体育会系音楽部のノリで、夕飯食べず10時ぐらいまでやること度々。
でもまあ、その後、おにぎりや、豚汁などの美味しい夕飯が配給されることもあるのですが。
…ってか、最後のほうは、だんだんそれが定例となっていった。
バンドのメンバーじゃない教会員の方が、自発的に作ってくださるようになっていったのです。
しかし、お腹すきすぎると食欲なくなり、Takと2人で練習のあと、夕飯作る元気ないからしゃぶしゃぶに行こうっていったものの、
2人して、お店に入ったとたん匂いに「うっ…」となって、結局帰ってきて、、、その日は何たべたんだったかなあ、、、

まあ、そんなとんでもないハードな日々で、
「何のため? 体調崩してまで、コレやる?」

しかし、そんな中、遅い配給夕食のあと、みんなでメンバーのお誕生日を祝ってセッションタイムになったり、楽しいこともたくさん。
体調悪く、今日はリハには参加できないから、見学のみ…のつもりで行ったけど、ちょっと加わっているうちに元気になって、歌いまくったことも何度もありました。

音楽三昧の夏でした。

音楽は私の元気の源。
今更それ言う? 物心ついた頃からずっとそうだったじゃん。


本番の翌日には、もうCDが配られ、出演メンバーは、あまりの本番の素晴らしさに、余韻に浸りまくっていたようですが、
そこはミュージシャンTAKAMIとしては、冷静なのであります。

確かに、本番は、どの演奏も演技も、これまででいちばん素晴らしかった。
特に、最後の「アメージング・グレイス」には、本当にぞわぞわと、鳥肌たちまくりました。
自分のソロのところじゃなく、コーラスのところにです。
ほんとうに奇跡的なことだなあ…と、、、
しかし、ミュージシャンは、ここで余韻に浸り感慨に耽りまくっているワケにはいきません。
いろいろ、反省点あるよ。
もっとこうしたらよかったこと、具体的にめっちゃあります。
次はココをこうしたい。
そう、だから、絶対またやりたい!

またあんなにへろへろで大変な思いをすることになってもいい!全然いい!!



私は、夏が終わって、やっとこれから、1年で最も大切な、生徒さんの発表会にシフトです。終わったことに浸っている時間はないのである。
でも、次のことを考えるのはすごく楽しい♪♪♪


これにて、やっと夏の記事おわり。
もう秋の靴に履き替えて歩いております。

次の記事は、Takの高校の文化祭を予定しております。


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