昨日は格別寒かったので、飛鳥汁を作りました。
…といっても、「飛鳥汁」がホントはどういうものなのか、よくわかってないんだけど、
私の中では、豚汁の豚のかわりに鶏肉を入れたものに牛乳を加えた…って感じ。
お味噌と牛乳のハーモニーは意外にもマイルドで、とっても温まります~~(*^_^*)
それに、ニンニクのすりおろしを少し加えてみました。先日o-kazuちゃんに教わった。
コレで、ほんとに身体も芯からぽっかぽか~~♪♪
しかし!
Takは、いちいち「今日の晩ご飯何?」と聞く。
「飛鳥汁よ」というと、え~~~っっ!クリームシチューがいいな
…とかなんとか、いちいち文句をいう。
私も、なるべくTakの希望は聞いているけど、そんな、毎回アンタの食べたいものばかり作れないよ。
こっちは万年緊縮財政の中、冷蔵庫の中身と相談してんだ。
これが4人家族とかなら、アンタみたいな我儘はまかり通らないのよヽ(`Δ´)ノ
家族のいろんな好みを考えながら作る毎日の献立は、大変なことだろうな…
その点、うちは、Takと私の攻防だけで済む。
洗い物だって少ないし、洗濯物も少ない。
子供と二人暮らしって、実はすっごく楽チンなのかもしれないな、、、
「配偶者」に関するストレスというのが全くないもんね。
子育てや教育に関する意見の食い違い…なんていうのもないし、
仕事のことで八つ当たりされたり、ゴロゴロと家にいて、勝手な動きをされて邪魔だったり気を使ったり…なんてこともない。
Takの親権者は私なので、Tak父は何も口出しできない…ただ経済的に援助してくれるだけ…ってどおよ。
あまりにも私にとって都合がよくて、ありがたいことでございます。
私って、こんなのでずっとTakと2人で10年暮らしてんだ。
…きっと私、他の人たちと比べて筋金入りの我儘になってんだろうな~~
家族の中でいろんなバランスをとること、みたいな苦労をしてないもんね。
私に文句を言う人も実家の母しかいない。
私はTakに文句を言いまくるけど、Takには私に文句を言わせないし。
なので、私の生活はかなり快適…なはず。
この我儘の代償はこれまた筋金入りの「貧乏」…ですが、人と比較したり、物欲が深くならなければ殆ど問題なし。
殆ど…というのは、年末、年度末…などに決まって大危機がやってくるのだけど。
どよよ~~ん…と、先行き考えこみ、ぶるぅ~~になって、「うつ」の入り口を彷徨う。
これまでにも何度も切り抜けてきたのに、定例イベントのように毎回同じことを繰り返す…
我儘放題の人生をやってるんだから、これくらいの試練は自力で克服しなきゃな、、、
こんな私、もう二度と他人と一緒に暮らしたりできないのかな~~、、、
一応Takが巣立っていったら、その後、一生独りってのはヤなんだがな~~~…と一応書いとく、、、
さて。
しかし、Takも思春期に差し掛かり、少しずつ変わってきました。
まず、大人ばっかりの集まりに一緒について来なくなりました。
私と2人のときは別として、周囲に私の友人や、Takのお友達がいるときの態度は、もう子どもじゃなくなりました。
彼はきっと、これからますます加速度で、二次曲線を描くように、私から遠ざかっていくと思う。
これまでべったりだっただけに、そうなったら、急激な気がするなあ…
よく、諸先輩方から言われていました。
少年時代、母親べったりなほど、急激に離れていくよと、、、
親を批判する日がくるよとも。
その批判の内容まで、予告して下さった人もいました。(それは、当たるような気がする、、、自分自身もそう思う)
先のことを思い煩ってもしょうがないんだけど、もうカウントダウン状態でやってくる次の時代、なんだか不安ももちろんあるけど、ものすごく楽しみでもあるな。
たぶん、Takと私の母子は、世間一般常識的、「思春期ガイダンス」の通用しない、「標準値」もあまり意味をなさないようなことにますますなっていくような気がする。
「親」としての言い分が通用する部分はどんどん少なくなっていく。
そしたら、ますます「人間同士」で渡り合っていかなきゃいけない。
それは、もう今までにもずっとそうやってきたので、私はこのまま何も変わることなくTakと付き合っていくだけだ。
急激に変化していくのはTakなのであって…
あまり悩んだり考え込んだりしてるわけじゃないけども、今日はちょっと、敢えて「構えて」みました。
そしてコレは、家で独りランチ「カルビクッパ」です
こーやって自分の食べたいものを作って食べる我儘&贅沢…