常盤優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。
双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、
そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。
僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。
(「BOOK」データベースより)
===========================================
久しぶりの伊坂の新作・・・が。
今までにない読後感の悪さで、切なすぎる
ファンタジー(というかフィクション?)の部分が根底にありながらも
児童虐待やDV、いじめ等、現実世界の悲惨なシーンがリアルすぎて
結構つらかった。。
小玉ちゃんの虐待のくだりなんて、不快感でページが進まなかったし。
いつもの、死神とか殺し屋とか、まぁ悪い奴はいっぱい出てきても
伊坂ワールド特有の爽快感みたいなものに救われて楽しく読めるのが
常だったので、本作にはちょっと驚いたかな。
でもまぁ、ずっと同じテイストのものを書くのも作家としての
成長がないから、色々なスタイルに挑戦したいって雑誌のインタビューで
言ってたし。
そりゃ挑戦も必要か。
後味の悪さと、作品の出来とは全く関係ないとは思うんだけど
うーーん。まだちょっと消化できない感じなので、星は3つにしておこう。
☆☆
双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、
そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。
僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。
(「BOOK」データベースより)
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久しぶりの伊坂の新作・・・が。
今までにない読後感の悪さで、切なすぎる
ファンタジー(というかフィクション?)の部分が根底にありながらも
児童虐待やDV、いじめ等、現実世界の悲惨なシーンがリアルすぎて
結構つらかった。。
小玉ちゃんの虐待のくだりなんて、不快感でページが進まなかったし。
いつもの、死神とか殺し屋とか、まぁ悪い奴はいっぱい出てきても
伊坂ワールド特有の爽快感みたいなものに救われて楽しく読めるのが
常だったので、本作にはちょっと驚いたかな。
でもまぁ、ずっと同じテイストのものを書くのも作家としての
成長がないから、色々なスタイルに挑戦したいって雑誌のインタビューで
言ってたし。
そりゃ挑戦も必要か。
後味の悪さと、作品の出来とは全く関係ないとは思うんだけど
うーーん。まだちょっと消化できない感じなので、星は3つにしておこう。
☆☆