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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

大晦日ご飯

2008年01月08日 | うちごはん
 昨年暮れに親類の不幸事があり、12/30に葬儀に出てたりで、大晦日は買物もしていない状態でした。過去には市販のおせちとかオードブルにしたこともありましたが、いつも半分以上残るということで、そんな状況下カミサンに作ってもらいました。アップする予定はなかったんですが、リクエストがあり急遽のせることにしました。

  
 お酒は、大晦日らしく『月桂冠純金箔入吟醸』。金箔は底にたまるので、少々振ってから注ぐ必要があります。

  
 左;かすべ(エイ)なます。私の好物。ウチのは酸っぱくないタイプです。あとは、市販の刺身と数の子。

  
 左;エビの焼き物は塩味。サザエとお膳はバーサン作。お膳は二膳作ってました。写真を逆に撮ってました。キンキンが逆ですね。

  
 左;高菜の漬物。中;煮しめ。右;茶碗蒸し~薄味でしたがダシがきいていました。ユリ根と銀杏入り。

  
 メインは蟹鍋。葛きり入り。翌日の朝食は雑炊でした。

  
 苺は、『博多あまおう』で一個約100円。右の『佐賀ほのか』はそれより若干安いです。

  
 洋梨は、『ルレクチェ』という新潟産。サラダの葉は、ごまの味がする『ルッコラ』。

  
 夜食のソバ or うどん。ケーキも欲しくなります。余談ですが、テレビのようにケーキを顔に塗って目に入った場合には、すごく痛いのでやめましょう!!

5296

2008年01月07日 | 
5296 このCDのタイトルは“5296”ですが、“ユニクロ”と読んだ人は誰ですか? 私だよ(爆) 実は、昨年12/19に発売された“コブクロ”6作目のアルバムなんです。この前の2006/09/27に出た ALL SINGLES BEST (通常盤) は、300万枚を突破しましたので持っている方も多いことでしょう!

 今回の目玉曲は、1/12公開の『銀色のシーズン』主題歌の“WHITE DAYS”です。壮大なスケールの曲に仕上がっていますね。映画監督は『LIMIT OF LOVE 海猿』の羽住英一郎氏です。私自身、スキー全盛時代には白馬、特に岩岳には毎年行っていましたので、ぜひ観てみたいです。映画の中でカイトウイングが使われていたら最高ですが。

 映画じゃなくて、CDの話でした。スミマセン。話を元に戻しますと、バラードだけでなく“月光”のようなアップテンポもあり、アルバムとしてのバランスがいいと思います。「WHITE DAYS」の他には、BESTにも入っている「君という名の翼」「蕾」「蒼く優しく」などがドラマや映画の主題歌です。

 メロディラインが安定していて聴きやすいのと、歌詞が“くさい”という人も中にはいますが、優しさや思いやりに包まれていると思います。二曲目「コイン」は日常的な歌詞ですが、語りかけてくる感じがいいですね。九曲目「風の中を」は、アップテンポなカントリー調。十一曲目「風見鶏」はソロとハモリのバランスがバッチリです。

DIE HARD 4.0

2008年01月03日 | 映画・DVD
ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組) [DVD] 今日は“ダイ・ハード4.0”です。結論から言いますと、ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)の娘ルーシー・マクレーン(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と相棒のマット・ファレル(ジャスティン・ロング)が最後のシーンでお互いを意識したコメントを残してました。結局そこかよ~、ということでごちそうさま、って感じでしたね

 なんと前作から12年も経過していたんですね  今回も息つかせないアクションの連続で益々スケールアップしてましたね。とても52歳のオヤジとは思えません。スキンヘッドですし。車をぶつけてヘリを墜落させるとか、トレーラーが戦闘機の銃撃を受けた際に、その戦闘機の翼に乗り移り、さらにそこからダイブするなんてことは、ありえませんけど

 相棒のマット・ファレルは、途中まではお荷物って感じで全くの役たたずだったんですが、徐々に真価を発揮していく過程がよかったです。オタクっぽい風貌もはまり役でしたね。

 それから、的外れですがレヴューを見ますと、敵キャラでマイ役のマギー・Qは人気があるんですね。颯爽とした身のこなしや、カンフーを使ったりのカッコよさからでしょうか !?

 現実的な話をしますと、サイバーテロということでアナログ デジタルという構図なんですが、敵の国家転覆の大義名分が明確ではなく、個人的な恨みと単なる金目当てでは !? と思われました。また国家としての危機管理が機能しておらず、ありえない話ですが、かなり不安に感じますね。

 最後に、時々“ブルース・ウィルス”って書いてる人をみかけますが、“ウィリス”なのでご注意願います  ウイルスを撒き散らすみたいになっちゃいますので

Spider-Man 3

2008年01月02日 | 映画・DVD
スパイダーマン™3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) すっかり映画レヴューブログと化しておりますが、今日は‘スパイダーマン3’です。3作目ですが、ピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は1作目から変わらぬ大学生では、ちと苦しくなっていますね  同様に、MJ=メリー・ジェーン・ワトソン(キルステン・ダンスト)も初々しさがなくなって、がっかりでした。次作があるとしたら、キャスティング変更は必須でしょう (コミック通りだと第7作まであるという話も)

 ちなみに、メリージェーンというと『つのだ☆ひろ』を思い浮かべるのは、私だけでしょうか(笑)

 1,2作は映画館で観ましたが、あの頭がくらくらしそうな独特の浮遊感を味わうには、映画館じゃないと無理みたいです

 この映画は、史上最高の3億ドル(約357億円)もの制作費をかけたわりには、高評価は得られていません。ジョージ・ルーカスが「くだらない映画だ。中身もない。ほとんどストーリーがないじゃないか。」と言ったとか

 疑問点のひとつ、敵キャラ3体を同時にからませるというのも無理があります。一作目の“グリーン・ゴブリン”、そして二作目の“ドクター・オクタヴィウス”が最強キャラだっただけに、それに匹敵するキャラを生み出せずに、分散化させたと思われても仕方ないような…

 ハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ)の“ニュー・ゴブリン”は、FF(ファンタスティック・フォー)の“シルバー・サーファー”そっくりじゃありませんか。時期的にFFの方が後ですが、出来からしたらFFのモノマネだと思われますよ。

黒い液状生命体の“ヴェノム”は、カメラマンのエディ・ブロック(トファー・グレイス)に寄生することになるのですが、脈絡のない現れ方をしていますし。

 さらに“サンドマン”というキャラに至っては、悪事を働くにもそれなりの事情がある、ということを聞かされ‘I forgive you’と最終決戦をせずに許してしまう始末。。。

 また、この映画のもうひとつの核をなしている恋愛関係については、蜘蛛だけに『もつれる糸』状態。つまり、三角関係です。ピーターの同級生で、ピーターもちょっと気のあるグウェン・ステーシー(ブライス・ダラス・ハワード)には、エディ・ブロックも片思いなので、三角以上の関係ということになりますが。。。

ピーターのアプローチはまどろっこしいし、MJは相変わらず恋多き女なんですが、ラストシーンでは結局抱き合うんですね。あのラストの葬儀は、グウェン・ステーシーを写すためのものだったのでは、とすら思えます。

 それから、ラストシーンにはハリー・オズボーンとピーターの友情劇もありますが、父のノーマン・オズボーン(ウィレム・デフォー)の死~ハリーはスパイダーマンが関与と思っていた~、とかMJとの恋敵でもあったのに、なぜと思いませんでしたか?

 映画評論家の樋口泰人氏は、「誰もが善と悪の極を持ち、その中にそれぞれの世界が広がっているというメッセージであり、アメリカの現在が抱える問題がはっきりと浮かび上がってくる」と述べられていましたが、凡人としてはそこまでの意図は読み取れませんでした

Have you ever experienced dejavu ?

2008年01月01日 | 映画・DVD


 あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

(写真は、カミサンが割り箸で作りました)

デジャヴ [DVD] またまた、映画レビューです。DVDはかなり前に買ってありましたが、観てませんでした。

 主役のデンゼル・ワシントン(Denzel Washington)は、真面目で正義感が強い硬派な役柄で、社会派俳優の地位を不動のものにしつつありますが、アフリカ系アメリカ人ゆえに人種差別的な悩みがあるようです。映画での白人女優とのキスシーンは、相手女優が を出しても必ず断っているそうです。

 この映画の中でも、クレア(ポーラ・パットン)とのキスシーンが一回ありますが、ポーラ・パットンが黒人系だったので問題なかったんでしょう。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどを手掛けた、敏腕プロデューサー“ジェリー・ブラッカイマー”は、あえてその辺を考慮して新人女優を発掘したとも考えられます。

 “デジャヴ”は“既視感”と訳されますが、旅をしていて初めての土地なのに、過去に見たことがあるような感覚は、誰でも経験があると思います。

 ストーリーの展開は早くて小気味いいんですが、それゆえわかりにくさもあります。なかでも極秘開発された映像装置を前にした、マシンガントークバトルは圧巻でしたね。ただし、あとで出てくる一人乗りの『タイム・マシーン』には、ひきましたが。

 捜査官のダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)は、犯人逮捕によって知りえた情報を、時空移動した際にその犯人に「あなたの思想は・・・」と披露するんですが、形は違ってもデジャヴ的な一面ととらえることができると思います。

この犯人尋問シーンでは、足をこすりあわせた時や、コップの水が別の液体では?と考え爆発と結びつけてしまい、「くるぞくるぞ」と観ていましたが結局何も起こらなかったですね  実際にダグが乗り込んだ現場では、電話、指紋、ガーゼ、ボードのメッセージ等々が細部に渡って一致していました。

 時間との戦いはカーチェイスにしても、スピードを感じさせてくれます。観ているこちらまでもが焦っていました。最後は無事に500名以上乗ったフェリーの爆破を防ぐことができます。そしてラストシーンは、いかにも“デジャヴ”にふさわしい終わり方ですね。