

NHK秋田放送局が秋田発地域ドラマとして制作し2014年に放映したもので、それ以来何度か再放送されています。先月も全国放送になったので、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。ストーリー他詳細は番組のサイトに譲るとして、感動的なものはほとんど伝わってこなかったですね。設定は、能代工業高校が能代実業、 bjリーグの秋田ノーザンハピネッツが BRAVE Luckies 。ピンクのユニフォームやブースターのピンクのTシャツまで一緒。どうもドラマってやつは、現実のものを模倣し歪曲してるんで好きになれないのですよ。ハピネッツの水町選手、田口選手もチラっと出てましたし、ハピネッツでアリーナDJとして活躍しているチャーリーホイこと保泉久人氏も出演してました。ロケ地は、能代市の他秋田市の千秋公園や今や山口組の抗争でとても歩ける状態じゃない川反。
主人公の永井大扮する村木翔平の元恋人クラブホステスの藤原さくら(臼田あさ美)は、桜の横断幕が掲げられた時点で亡くなったんだと思いますが、ちょっと分かりにくかったかも。それ以前にクラブのミニキッチンで薬を飲み、川反芸者復活イベントで倒れ救急車で運ばれるというくだりも、ステレオタイプで陳腐な描写に感じました。ラストシーンは、東京から週に1度小学生へバスケを教えに来県するというものでしたが、情熱というよりはそんな暇と金があるヤツがいるのかと思ってしまいました。※本日の秋田さきがけ新聞に、ハピネッツのさくら入り復刻版ユニフォームが紹介されててビックリ(*_*)
ドラマとは関係ないことですが、能代工業は優勝から遠ざかって久しいです。優勝はおろか準決勝にすら進めていないのです。それが常勝能代工業に対して、全国の高校がなりふりかまわず挑んできた結果です。どうもチームを純日本人で構成することにこだわっているのが原因かなという気がします。世の中が留学生のセンターを入れたりで変化している以上は、それ相応に変えていく必要があるのでは!? 勝てないのに、その部分にこだわっているのは無意味でしょう。明らかに身体能力が違うんですから。例えばbjリーグで日本人だけのチームで勝てますか? 今のままだと過去の栄光に縋ってるとしかみえません。
PS;酒気帯びで辞職した長野県池田町の勝山前町長が再出馬。当選したらもっとスゴイけど、町が全国から叩かれることになるよね。