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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

5/16 グランドカバー

2007年05月16日 | 園芸・田畑
 この時期よく目にする花は、「プリムラ・ジュリアン」(サクラソウ科プリムラ属)です。耐寒性もある多年草で、色は白、橙、黄、赤、桃、紫、複色と豊富です。花弁もかわいいし、植えておこうかな。



 さて、本題です。近年グランドカバー・プランツという言葉を耳にします。草が生えてこないように匍匐性の植物で法面(のりめん)などを覆う、という意味だと解釈しています。


  

 ワイヤープランツ〔自宅にて〕(タデ科ミューレンベッキア属)やヘデラ〔北欧の杜にて〕(ウコギ科ヘデラ属)は、冬落葉したり葉が枯れたりするので、どうしても春の立ち上がりが遅くなってしまいます。個人的には、この点で雪国のグランドカバーには不向きかと思います。

  

 ヒメツルニチニチソウ - 学名ビアンカ・ミノール〔左;北欧の杜にて、右;近所にて〕- キョウチクトウ科ツルニチニチソウ(ウィンカ、ビンカ)属は、春先紫の花をつけますが葉の色も形もかわいく、一面敷きつめられますので、この辺ではどこのウチでも植えてます。耐寒性にすぐれていて、積雪に強いです。ご近所のは斑入り種で見事なグランドカバーと化しています。

 左は、私が自宅法面に昨年植えたもので、ヒメツルニチニチソウの斑入りペリウィンクルという品種です。草に負けちゃってますねー。増えるんでしょうか?2株だけなんです。株分けしなくっちゃ。




 北欧の杜には、左の「アカバメギ」(メギ科メギ属)も植えられています。積雪に強く、葉の色がステキです。







 この草は、マンネングサ - ベンケイソウ科マンネングサ属です。多肉系で6~7月に黄色の花をつけます。自宅の法面はびっしりこの草で覆われています。それをヒメツルニチニチソウに変えようと躍起になっているわけです。





  

 自生のグレコマ(シソ科カキドオシ属)です。左上は、5/1ので右上が今日撮りました。紫の花をつけます。まだ斑は入ってませんが、これからふちに白斑が入ります。
 あと、草というと「ヒメオドリコソウ」(シソ科オドリコソウ属)やドクダミ(ドクダミ科ドクダミ属)なども繁殖力はあります。写真は、撮る前に父がブッシュで刈ってしまいました。


 こちらは、ノビル〔自宅畑わき〕(ユリ科ネギ属)です。まさしくグランドカバー状態です。球根に味噌をつけて食べます。辛さがたまりません。 ウチのは、球状のとちょっと細長いヤツの2種類あります。







 最後に、なんと言っても「シバザクラ」(ハナシノブ科フロックス属)でしょう。私的には、ピンクや紫はあまり好きではありませんが、北東北ではグランドカバーとして植えているウチが多いです。

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