
さて、本題です。近年グランドカバー・プランツという言葉を耳にします。草が生えてこないように匍匐性の植物で法面(のりめん)などを覆う、という意味だと解釈しています。


ワイヤープランツ〔自宅にて〕(タデ科ミューレンベッキア属)やヘデラ〔北欧の杜にて〕(ウコギ科ヘデラ属)は、冬落葉したり葉が枯れたりするので、どうしても春の立ち上がりが遅くなってしまいます。個人的には、この点で雪国のグランドカバーには不向きかと思います。


ヒメツルニチニチソウ - 学名ビアンカ・ミノール〔左;北欧の杜にて、右;近所にて〕- キョウチクトウ科ツルニチニチソウ(ウィンカ、ビンカ)属は、春先紫の花をつけますが葉の色も形もかわいく、一面敷きつめられますので、この辺ではどこのウチでも植えてます。耐寒性にすぐれていて、積雪に強いです。ご近所のは斑入り種で見事なグランドカバーと化しています。





自生のグレコマ(シソ科カキドオシ属)です。左上は、5/1ので右上が今日撮りました。紫の花をつけます。まだ斑は入ってませんが、これからふちに白斑が入ります。
あと、草というと「ヒメオドリコソウ」(シソ科オドリコソウ属)やドクダミ(ドクダミ科ドクダミ属)なども繁殖力はあります。写真は、撮る前に父がブッシュで刈ってしまいました。

