

この2つが今回騒動を引き起こした機器なんですが、製品自体に問題があったわけではありません。北秋田市火災予防条例によって、平成23年6月1日から住宅用火災警報器の設置が義務づけられたことに伴ない、「けむり当番2種National SH4400」が各戸へ無償配布されました。いつも母親が寝る時間の21時前後に、入れ替わりで薪の部屋で本を読むのが習慣化してます。3/13のこと、薪が小さくなっていたので、大きめのを2本くべて温々( ぬくぬく )と過ごしてましたが、そのうちどうも目がかゆくチカチカしてきたのですよ。本に夢中になり気がつきませんでしたが、22時ごろから風が強くなり、煙突からの逆風により部屋に煙が充満しつつあったのです。思わず私の好きな映画 Always で、Platters の Smoke Gets In Your Eyes が流れるシーンを思い浮かべてしまいました。そして部屋の煙を逃がすため廊下側の戸を開けたことにより、煙感知式警報器が作動し家族の非難を浴びることに。そういえば、今シーズンは強風で薪ストーブが使えない日が幾度もありましたね。煙が酷く、洗濯物を別の部屋へ退避させたりしているうちに、本を読むのもバカらしくなって早々に寝たんですよ。ところが2時過ぎに「火事です、火事です」とけたたましく警報器が騒いでるじゃありませんか。熟睡しててもさすがにこの音じゃ起きますよね。両親の話によると、薪部屋は明かりをつけても先が見えないぐらいだったそうです。いつもは大きめのボウルに薪を取り出すんですが、夜中なので薪に水をかけて消してました。原因は、火力調整口は閉じていたものの、逆風に煽られて完全に消えてなかったのでした。
実は、その前日にも送別会で呑んできて、ウチに着いた途端記憶をなくしました。それなのに、周りから後で話を聞くと色々やってるみたいなんです。詳しくは語りませんが母の話だと、薪ストーブ着火用に灯油をしみこませたおが屑の缶があるんですが、それをまかしてしまって大騒ぎしてたようです。2時にハッと目覚めた時には、自分の部屋でPCの前に座って明かりもストーブも付けて寝てました。
今日はまた目覚ましを掛けてないのに、寝てる最中突然鳴り出しスヌーズまで作動する始末。どこを押しても止まらず、うるさいので布団を被せて音漏れを防ぎました。数分間そうしているうちにやっと止まりました。ネットで調べてみると、シチズン 8RZ076 には「電池交換時期お知らせ機能」というのが付いていておそらくそれだろう、という結論に達しました。余計な機能を付けてくれるなよなー、ったく。おまけに電波時計は、電池交換たびに設定が必要なので面倒です。
数年前まで、2時から鳴く向かいの家のにわとりのせいで慢性的に寝不足でした。やっといなくなったと思ったら、この騒動。にわとりの祟りとしか思えないのですがねー。