その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

古遠部温泉

2014年11月13日 | 県外温泉

 これも先月の記事です。草木が緑なのでごまかしきれません。マニアにとっては聖地とも称される、青森は碇ヶ関にある温泉で秘湯系一軒宿に分類されます。近くには極上の湯と謳われた湯の沢温泉郷があり、3軒の旅館はそれぞれが異なる自家源泉を持っていて濃い湯が売りでしたが、2012年秋に全て廃業してしまいました。温泉のよさと経営は別物で、熱すぎる湯は逆に敬遠されてたようです。


 “チョコ”という犬らしいですが、まだら模様のきたならしい犬でした。もっとも犬は嫌いなので、近づくことすらしなかったですけど。




 どうですか、この掛け流し具合は。毎分500リットルで、惜しげもなく流れ出てました。そのオーバーフローした湯を体に浴びながら「トド寝」するのが、この温泉の正規の入り方のようです。


 コテコテの析出物もスゴイですね。泉質は、鶯色のph6.28(中性)ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉。飲泉可ということで飲んでみましたが、甘味のある出汁のような感じで金気臭と土類臭もありました。泉温43.6℃、成分総計5.446gと濃いめ。何がスゴイって、天然の薬湯、療養泉と標榜してるように、以下の通りの効能があります。(碇ヶ関村商工会様より抜粋)

浴用の場合】神経痛、神経炎、脳溢血後の半身不随、火傷、慢性筋肉リウマチ、慢性関節リウマチ、小児麻痺、小児病(消化器障害、尿失禁症、湿疹、じん麻疹様苔癬)、疲労恢復、内分泌系疾患(バセドー氏病)、婦人炎性疾患、腎臓、尿道症(慢性腎臓炎、腎硬化症)、肝臓疾患(胆石、慢性胆嚢炎)、神経衰弱の興奮型、骨及び関節等の運動機能障害、ヒステリーの興奮型、外傷性障害及びその後の療法、心臓血行器病、不眠症、気管支喘息、動脈硬化症、アレルギー性鼻炎、慢性皮膚炎、アレルギー性気管支カタル、創傷

飲用の場合】胃腸病(慢性腸カタル)、膀胱カタル、尿結石、腎臓尿道病(慢性腎臓炎、腎硬化症)肝臓疾患(胆石、慢性胆嚢炎)



 カラン・シャワーは1基だけでしたが、ボディソープ、シャンプー類もありました。かなり薄まってましたけど、入浴料からしたら文句つける方がおかしいでしょう。桶はもちろんケロリン。タオルが茶色くなりますので、新しいのは持っていかない方がいいです。

【古遠部温泉】
青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1-467
0172-46-2533
9:00~20:00
入浴料320円(2014年5月より)

PS;特別展「天皇皇后両陛下の80年―信頼の絆をひろげて」を訪れた秋篠宮悠仁様が、ポケットに手をつっこんでる画像が話題を呼んでますよね。佳子様はかわいいんだけど、中退しちゃったし。裏事情で創○や在○が取り沙汰されてますが、そもそも神道じゃありませんでした? 叱られない愛○○とか、皇室の教育は緩すぎなんじゃないの。次世代の型にはまらないものを目指してるとしたら、天○制の存続そのものを揺るがすような気がいたします。