その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

DVD観賞記17

2012年11月30日 | 映画・DVD
 AKB48紅白対抗歌合戦・・・まずDVDとは関係ありませんが、昨日増田有華脱退のニュースがありました。一緒くたに恋愛禁止ってどうよ、って気がしませんか?20歳以上はOKにするとか、あるでしょ策が。所属事務所だってバラバラなわけですし。その度に犯罪者みたいな扱いで引退したら、次のステップ踏むのにも支障がでるでしょ。研究生とか候補生など、あとに支(つか)えてる事情もあるんですかね。このDVDには体調不良で引退した光宗も出てるんですが、腕が異常に細すぎる感じがしました。拒食症とか重大な病気でないといいんですけど。

 さて、本題ですがMCは堺正章&千野志麻。ゲストは、神田うのはまだいいとして叶姉妹、三田佳子、野村元監督というロートル陣。まぁあたりさわりなく無難と言えば無難かも。可笑しかったのは、元監督の飲み物にストローがささってて、哺乳瓶に見えたことです。「時代のズレ」発言にもワロタ。飛び入りが何人かいた中で、ダチョウ倶楽部は特によかったですね。

 キャプテンは赤が高橋みなみで白が大島優子。よく知らない人はすごく似てて、どっちがどっちだか分からないそうですよ。SKEvsNMB、HKTvsJKTなどのガチンコ対決も。決して“ガ”抜きにはしないで下さい!ともちんが独唱した、柏木の「夜風の仕業」が特によかったですし、松井咲子のソロピアノなど趣向が凝らされてましたね。。139人が参加したそうですが、実際には257人いるとか。色んな衣装が入り乱れてのeveryday、カチューシャが観客の合いの手もあってて最高潮に盛り上がりました。一昨日のベストアーティスト2012でも大勢出てましたが、どこまで増殖するのでしょうか。

八日目の蝉・・・結局は不倫の代償なのですが、誘拐されてる側の母親恵津子役の森口瑤子には同情せず、野々宮希和子役永作博美に感情移入するようにもっていってるように思われました。逆に言えば、それだけ森口の演技が光っているとも言えるかも。それと子役の演技も素晴らしかったです。永作博美は永遠の童顔だよね、と前半は淡々と見ていたのですが、いよいよ捕まる段に「その子はまだご飯を食べてません。よろしくお願いします」と深々と頭を下げたシーンはハンカチが必要でした。小豆島の棚田がとてもキレイでしたね。脇役では余貴美子、劇団ひとりがいい味出してました。

麒麟の翼・・・東野圭吾の最高傑作。この映画にも劇団ひとりが先生役で出てます。しっかり稼いでますなぁ。事件を読み解いていく中で、労災隠しとハケン切り、そしてプールでの事故隠しのダブル隠蔽を非難した強烈なメッセージがあります。「教師がウソを教えちゃいかん」ということですよ。主役の阿部寛の演技に尽きるでしょう。視線の先にあるものが読み取れて唸りました。
コメント (2)
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