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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

岩手山網張温泉口(1)

2016年06月20日 | 登山・トレッキング


 土曜日開業したリフトは、昨年の1,350円から250円アップして1,600円に値上がりしました。7時からの営業ですが、6:30に上に行った人達がいます。おそらく従業員でしょう。8分ほど動かして、再び停止しております。なので痺れを切らしリフト脇にある登山道を使うことに。眼下を振り返りますと、雲海が出てました。


 ミネヤナギとヤマオダマキ。


 ナルコユリとホウチャクソウ。


 マイヅルソウとゴゼンタチバナ。


 ハイマツの赤い実とハタザオ系。



 イワカガミは、真っ白い個体もありました。


 ツマトリソウとミツバオウレン。




 ナガバツガザクラ。初めて見ました。

女神山(3)滝編

2016年06月14日 | 登山・トレッキング



 コケがいい感じですね。



 下りて行く途中で白糸の滝(落差40m)がちらっと見えテンションが上がります。鎖場やチェーン梯子、渡渉があったりしますが、それほど難儀ではありません。虹がかかってましたが、カメラでは捉え切れませんでした。






 これは白糸というより『機織り布滝』でしょう。今度看板設置して来ますよ。



 こちらは「降る滝」の手前にある「岩清水」。二筋になってますが、双竜の滝というには離れ過ぎてるかも。


 仮設の橋を何度も渡り「降る滝」へ。



 落差50mが遠目から音もなしに凛とした姿を現し、固唾を飲むことになります。日本の滝百選だけが滝じゃないってことです。しかし新潟の方はザックをデポしてどこ行ったんでしょうね。



PS;秋田県鹿角市の熊に襲われた4人は、全国版報道では食べられたことになってて、「一度人間の味を知った熊は・・」とか言ってましたね。地元のニュースではそんな事は全く言ってなかったので、尾ひれがついて誇張されただけと思いたいのですが、真相やいかに。。

 残念ながら今日のニュース。専門家は「本来、人を食べないツキノワグマが、人を食べ物として認識した」と指摘。地元自治体は、山林内でも人を襲ったクマはすぐに駆除するなど、人里での対応に重点を置いてきた従来のクマ対策を見直す検討を始めた。

 専門家に対してなんですが「人を食べ物として認識した」は大いに疑問が残るところ。文脈を見誤ると「人を襲ったクマはすぐに駆除しない」ともとれ、非常に曖昧な表現です。今回の事件は1人が犠牲になった時点で、人に当たる可能性があるということで静観したのがそもそもの間違い。人と熊の共存はムリかもしれませんね。

西和賀女神山(2)

2016年06月12日 | 登山・トレッキング

 ナデシコ科ハコベ属サワハコベ。花弁がウサギ耳状に中裂してるのが可愛らしいです。



 ニシキギ科コマユミ。黄緑色の小さな花をつけます。花弁は4枚。


 ユズリハの花。段々赤みを帯びてくるようです。葉の根本から咲いてますね。


 グランドカバー状のタデ科ミゾソバ。別名「牛の額」ですが、形はカメムシだと思います。


 左上;クロモジの花後 右上;ツクバネウツギ


 このブナは根本では1本でした。右上;ホオノキのツインズ。ちなみに twin は双子の1人という意味で“one of twins”ということ。twinsで2人を指します。ホテルではツインなので間違えやすいです。ややこしくしてるのは誰だ~(笑)


 シダ類もよく見るとキレイだったりします。


 道はふかふかで足への負担が少なく、セラピーロードと言っても過言じゃないかと。


 広くなっているブナ見平でお昼にしました。エゾハルゼミが大音量で鳴いてて賑やかでした。


 左からマイヅルソウの花後、ピンクが薄いタニウツギ、オオカメノキの花後。


 左上;曲がったホオノキ 右上;新しく設置された標識。バツ印で留めるのはよくないです。通行不可と勘違いされてしまいます。


 左からハウチワカエデの種、キツネノボタン、ヤグルマソウ。


 柄を見ると毒のあるヤマカガシですね。頭付近は赤みがかってて不気味でした。噛まれたら大変ですから、刺激しないことです。


 トレッキングの場合、同じ道を通るのがイヤな人が多いようで、だいたいは周回コースが選択されます。主だった滝を見て周回して約3時間半でした。真昼岳への縦走コースも面白そうです。おそらく展望がきくのではないかと思います。あとは女神山へ登らず、滝巡りもオススメ。AM10時に着いては縦走はムリですけど、最近はクマが多いので早過ぎるのも考えものです。釣り用語で、朝マヅメ(日の出前前後1時間)夕[ユウ]マヅメ(日の入りから約2時間)という魚が補食する時間帯がありますが、熊にも当てはまる時間帯です。マズメと書いてる人も多いですが、漢字では『間詰め』ですから間違いです。マズメに書いてよねww

PS;ダイドーの葉の茶が好きだったんですが、「芳醇一煎」になってから不味くなりました。「にごり仕立て」など余計なことをするなっちゅうの。

西和賀女神山(1)

2016年06月11日 | 登山・トレッキング


 昨日天気がよかったので岩手の女神山に登ってきました。白糸の滝の看板を無視して直進してみたところ、5kmで行き止まりでした。そこに子規古道という怪しい道がありましたが、明治26年正岡子規が秋田県六郷町から山越えして湯田に入った際通った道でしょう。


 分岐まで戻り未舗装の悪路を6km走りました。穴ぼこや落石跡がいくつもあり、車は泥だらけに。右上;青いのは簡易トイレ。駐車場は10台ほど停めれる第2みたいなのが整備されてました。


 看板のあるところから10分ほど歩くと、女神山への登山口が現れました。



 花はあまりありませんでした。山ツツジとガクウラジロヨウラク。


 尾根に取り付くまでは急登でしたが、あとは歩きやすかったです。


 ブナは間引きが必要なぐらい密集してて、いずれも細いですね。


 ギンリョウソウはそこら中で見ました。クマのフンも山道の真ん中に7、8箇所で見かけました。


 ユキザサも盛りで状態がよかったです。


 ツクバネソウは、影の部分がヘンなので大きい画像にしてみました。


 シオデの雄株の花。


 ということは、こちらの食べてるシオデは雌ってこと?


 標識はどこのも脱落して、下に置いてありました。女神山の標高は956m。三角点が2つあったような!?


 木々が育ち過ぎて展望はそれほどでもありません。

PS;見栄張り的ムダな行為・・・自動ライトが付いてないのに、自動のタイミングでライトをオンオフすること。また間欠ワイパーが付いてないのに、間欠ワイパーっぽく手動で操作する行為。

奥久慈男体山(2)

2016年06月10日 | 登山・トレッキング

 東北にはないコアジサイのツボミと咲いてる状態。月居山のは紫がかってましたが、こちらのは青っぽかったです。


 タニウツギはピンクというより赤でした。白花もありました。ハコネウツギのように紅白になる種類もありますが、タニウツギの白花は初めて見ました。


 こちらはバラ科コゴメウツギ属コゴメウツギ。コゴメという名の通り花が小さいです。


 634m地点はどの山でも設置できそうな気がしますが。。奥久慈男体山の標高は654mです。



 山頂には電波塔、三角点、標柱、祠と一通りのものが揃ってます。


 眺めはすこぶるよかったです。


 健脚コースは山頂から下りてくると東屋のところで左折します。ところが山道が隠れて見えず、勘違いして月居山縦走路へ行ってしまいました。GPSは常時手に持ってるわけではなく、要所では見ますがどちらかというと標識を見て進んでますね。



 栃木の本家男体山に劣らずかなりの急登でした。ザレたりもしてますので、滑って転倒もありえます。


 こんな道がハイキングコースなわけないですよ。


 一般コースとの分岐を過ぎると、茶畑などのどかな風景が広がり一安心。


 あちこちでウツギも盛りでした。右上;畑のフェンスはイノシシ対策とか。


 周回コースですが、ログを見ますと山頂付近が太くなっています。山頂は3回通過してるのでごまかしようがないですね。健脚ルートの分岐を左折せず月居山方面へ行って持方との分岐で戻って、来た道を戻るしかないと思いさらに山頂を再通過してやっと気づきました。というのものんびりと時間つぶしするつもりが、Mさんのトレランのタイムが予想よりだいぶ早く、もうゴールしてしまったというメールをもらってたこともあります。こんな簡単な道で間違えるなんて何やってんだろうと思いますが、勘違いがさらなる勘違いを産むというのは十分ありうることです。(ログにはゴールでオフにし忘れ、車ルートも表示されてしまってます)