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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

村山葉山畑コース(2)

2016年10月17日 | 登山・トレッキング


 ブナは細いのが多かったですが、黄葉したらキレイでしょうね。落葉は昨年のものですが、厚くてかたいのでなかなか分解しません。紅葉は一挙に色が付くわけではなく、部分的に進行します。



 一服台、聖仏平(そんぶつだいら)、どうだん通りと次々と標柱が現れます。市街地の屋根が光ってますが、雲が多く不安定な天気で雷注意報も発令されてました。前日も晴れたり降ったりの繰り返しでした。遠くの山々は朝日連峰らしいので、市街地は大江町、西川町方面ってことになります。



 どうだん通りと言うわりにはそれほど多くはありません。ドウダンツツジの実ってあまり目にすることがないですが、鈴生り状態なのですぐ分かるはずです。


 大尊仏見晴台。聖仏は尊仏の方が自然かも。



 岩野コースとの分岐点に出ますと、すぐお花畑です。林間キャンプ場のところにも登山口があったんですね。1台車が停まってたので気にかかってはいました。


 分岐手前はぬかるみが多く、スパッツは必須です。


 ドウダンは紅葉すると映えますね。


 こうして振り返ると奥深い山です。


 大ツボ石からは眺めがいいです。山頂奥に奥の院が見えてます。


 月山も見えてました。


 山頂(1,462m)は笹が伸びていて展望はあまりよくなかったです。



 部分的には色づいてはいるものの微妙です。


 小憎森からお花畑を。それほどキレイな紅葉とは言えません。時間の関係で奥の院へは行きませんでした。登り2時間25分、下り1時間35分でちょうど4時間で往復でした(登山口を起点)。

村山葉山畑コース(1)

2016年10月16日 | 登山・トレッキング

 宮城を抜けて山形へ来ました。昔の出羽三山は、月山、羽黒山、葉山だったんですが、室町時代になって湯殿山が葉山に取って代わったということです。そしてこの大円院もまた千年もの歴史があるそうです。ここから葉山林間キャンプ場までの6kmほどの細い道を車で登っていったんですが、この葉山大円院線は通らない方がいいです。所々に退避所があるものの、刈り払いがされてないので両側から草木が迫ってきて車が傷つきます。



 ようやくキャンプ場に辿り着くと、管理棟やログハウス、炊事場、トイレがあるわりと立派なものでしたが、雰囲気的にここ数年は使われてない感じでした。まして10月の平日にキャンプする人など皆無。夜は満月でヘッデンもいらないぐらいでしたが、午前1時から土砂降り。22時に低音で啼いた野良猫がいて背筋が凍っていたので、雨は渡りに船。降らなかったら朝まで寝れなかったと思います。



 小学校跡地だったという葉山市民荘のトイレは24時間使用可でしたので、こちらの駐車場で車中泊する手もあります。


 市民荘の手前にある長命水は里の名水・山形百選にもなっていて、ペットボトルに何本も詰めている人もいました。


 新鮮野菜の直売所を脇目に、林道経由で登山口に向かいました。


 鈴生りのマユミの実が朝日に輝いてました。朝方まで降り続いていて登るのを諦めていたのに、ラッキーなこともあるものです。


 こちらにもキャンプ場がありましたが、閉鎖されてるようです。


 林道を歩くこと15分ほどで登山口に取り付き。ここに至るまでに畑で作業してる人もいて「おはようございます」と声掛けしたら、笑顔で挨拶を返してくれました。


 左上;コマユミ。実のつき方が疎らです。右上;サラシナショウマの実。


 登山道には等間隔でピンクリボン。


 右上;平良べったい石板に文字が書いてあると思うのは固定観念。

禿岳花立コース

2016年10月14日 | 登山・トレッキング

 禿岳は、神室山と区別するため「はげかむろ」と呼ばれたりします。名の由来は「かぶろ」から来てるようです。別名小鏑山(こかぶら)とも。花立コースの登山口は宮城県と山形県の県境でもあります。


 その登山口との反対側に小柴山への遊歩道があり、鬼首スキー場のテレキャビン鍋倉山山頂駅から縦走してくることもできます。


 ウメモドキとテンニンソウ。


 入山してすぐにケルンが積まれてあり、1合目の標柱が出てきました。


 ゴマナとウツボグサがまだしっかりと花をつけてました。


 下界に雲海がかかってますね。


 ブナはブナらしくなくダケカンバのようです。右上;所々トラロープが設置してありました。登りでは使いませんでしたが、下りで役に立ちました。


 左上;ツリバナの実がとれた状態 右上;サワモダシ。雨に弱いので溶けたような状態に。


 ミズキの赤い軸とブドウ科ヤブガラシ。


 8合目から上が紅葉してましたが、大人しめの色づきでした。


 山形方面を俯瞰。


 来た尾根を振り返り。


 左上;片斜面の登山道を更新。



 9合目の祠。こんなイタズラをしてはバチが当たりますぞ。


 草紅葉と笹原とのコラボ。


 御影石の立派な標柱。これを見たくて登ってきたようなもんです。


 鬼首方面。帰りに男性3人、男女混合10人ほどの高齢者団体とすれ違いました。シニアにちょうどよい標高、勾配と言えます。登り1時間40分、下り1時間15分でした。3時間で往復できると思います。

PS;ボブ・ディランの文学賞受賞は驚きですね。私過去ブログに書いたことがあります。こちら 揶揄して申し訳ございませんでした。

登らない選択肢

2016年08月11日 | 登山・トレッキング
 前日までは地元の山に登るつもりでしたが、一緒に行く予定の人からのキャンセルがあり、気持ちが失せてしまいました。目覚ましをかけないで寝たら既に日が高く暑くなってましたしね。新聞にも書かれてましたが、登山人口が増え山が疲弊してるので、山を休ませる日であってもいいのかもしれません。

岩木山百沢コース(2)

2016年08月10日 | 登山・トレッキング

 左上;クロモジの実 右上;ナルコユリの実 姥石を過ぎるとミヤマトウバナとウツボグサをよく見かけました。


 アザミはまだツボミでしたが、カラマツソウは花が終わってました。


 ノリウツギに群がるアリとカナブン。


 ミヤマホツツジとハギが咲き始め。


 マメ科!?不明。ヤナギ科ドロノキと判明。



 焼止りヒュッテを過ぎるとガスってきました。暑いよりは冷気がくるので大歓迎です。


 オニシモツケとマルバシモツケ。


 3年前登った時にはこの辺は分厚い雪渓がありました。


 ヤマブキショウマとヤマハハコ。


 キイチゴはナガバモミジイチゴのように美味しくなかったです。イタドリの花はピンクがかってました。


 目当てのミチノクコザクラは、終わってました。今年は雪渓がないので例年より花期が短かったようです。花が目当てだったので、山頂へは行かず下山。この辺にはオオバミゾホウズキやアカバナが咲いてました。夏登山は汗をかくので、疲労遭難が多いそうです。なのでムリをせず、体調に合わせて歩くといいでしょう。


 下山時見かけたオオバノトンボソウとタチギボウシ。