goo blog サービス終了のお知らせ 

その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

八幡平山麓温泉(足湯)

2016年08月04日 | 温泉

 6月の記事が未投稿になってました。八幡平は蒸気が噴き出したりしていて温泉資源に恵まれてますが、廃湯になったところも結構あります。サン・スポーツランドのある切留平温泉に行ってみましたら、案の定やってませんでした。裏手に回るとポリタンクに水を入れてる人がいましたが、飲み水なのか温泉水なのかは定かではありません。建物もいずれ取り壊されるでしょう。



 せっかくなのでキャメルマート八幡平店前の足湯に浸かってきました。周辺別荘210戸へ供給してるのと同じ温泉だそうです。源泉名は、ななかまど(新1号井)温泉で泉温60.4℃、ph8.7単純アルカリ温泉(低張性アルカリ性高温泉)です。湧出量は毎分270Lもあるため惜しげもなく掛け流されてました。向かいにコンビニがなかったら、おそらく体ごと浸かってたことでしょう。単純アルカリ温泉は美肌効果バツグンですし。


 テント内に足湯の効能が貼ってありました。今まではそれほどこだわって利用してなかったので、少し考えを改めました。夏場はシャワーで済ますことが多いですが、そんな時もタライにお湯を張って足を温めるのもアリかな。

Reborn秋の宮山荘日帰りプラン

2016年06月01日 | 温泉


 花渕山の帰りに立ち寄りました。ブロガーとしては、こういう旬の所は押さえておきたいですね。入浴は10時半からということで、20分ほど付近を散策。


 玄関前の振り分け池で、何とイワナが何匹も泳いでました。


 花壇の花々です。左からニッコウキスゲ、シャクヤク、スズラン。あとは枯れてたオダマキやアヤメ。


 左から、一部ピンクが入ったツツジ、紫蘭、ミヤコワスレ。


 左上;エゴノキのツボミ 右上;ヘリコプターと称されるモミジの種。


 日帰りプランは昼食が付いて980円。入浴だけだと600円なのでお得。


 20年前の建物ですが、それほど古さを感じません。


 左上;円形の浴槽は手前が温湯で、奥がジェットバス。右上;ジャグジー。これが一番気持ちよかったです。源泉は混合泉で86.3℃。ph7.7ナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。加水、循環、消毒あり。


 打たせ湯は1本が停止。カラン、シャワーは多め。どこからも庭を眺められるように円形の造りになっています。


 左上;内湯から見た露天 右上;露天入口から。三角形っぽい造りです。他には水風呂とサウナがあり。



 こちらがセットのカレー(Mさん)とそば(私)。山に登ったので冷たい水が美味しかったです。そっちかよ、ってかw

秋の宮山荘
秋田県湯沢市 秋ノ宮字殿上1-1
0183-56-2400

PS;「加齢臭は何歳から始まる?」という持ちネタを職場で披露したところ、あまりウケなかったですね。答えは「49歳(始終臭い)」でした。

黄桜温泉湯楽里

2016年05月25日 | 温泉

 八塩山トレッキングの後訪問。温泉は道の駅・東由利内にあり、食事処“やしお”も併設されていて、「やしおそば」の幟も見えました。駐車場が裏にあって、表へ移動させようとしたら通り抜けできないんですね。妙な造りになっているものです。秋田県の道の駅ってヘンなのが多いです。道の駅なかせん(大仙市)とか。それというのも昔から利用者目線というものがないですから。


 のれんには黄桜が描かれていました。脱衣場には鍵付きの引き出しがついてて便利でした。中には壊れてるのとか鍵がないのもありましたが、直す気はなさそうです。壊れてからしばらく経ってそうでしたから。


 土曜の夕方だったので、混みすぎてて写真は「湯楽里様&じゃらん様」からお借りしました。CMじゃないですけど「天井が高いっていいな」「またひとつウソをついてしまった」ってぐらい高すぎて落ち着かなかったです。泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)で循環併用。源泉は39.2℃で加温あり。気泡湯は塩素臭が強すぎて鼻が曲がりそうになりましたよ。でも300円でサウナ付き、シャンプー類ありは嬉しいです。

黄桜温泉湯楽里
秋田県由利本荘市東由利老方畑田28
0184-69-2611
10:00~20:30(閉館21:00)
第1・3月曜休業
祝日の場合は翌日休(GW・盆時期・年末年始は営業)

南玉川温泉はなやの森再訪

2016年05月22日 | 温泉

 信州昼神温泉郷ホテルはなやが経営してます。10時からなのにご好意で9時から利用させていただきました。タケノコ採りの後立ち寄ったので、バレないように全部着替えました。タケノコ採りは汚れが激しいので、どこもたいてい入館拒否します。「新鳩の湯」があったころは、全くそんな気遣いは必要なかったのですけど。



 枝折れしたのか樹形はよくありませんでしたが「キクモモ(バラ科サクラ属)」が見事でした。花は菊のようです。


 コゴメヤナギとドウダンツツジ。館内に入るとクリンソウの鉢などがあり、さすがに「はなや」だけのことはあります。


 平成17年5月開業で、建物はまだ新しいです。冬期は休業しますので、薪は晩秋、早春用でしょう。


 建物はダムに沈んだ「宝仙台分校」を再現したもので、秋田杉がふんだんに使われ落ち着いた雰囲気です。


 みかん色を謳ってるようにその通りの色です。過去4回訪れてますが、こちら側の浴槽は初めてでした。泉質はナトリウム-硫酸塩泉で舐めてみると若干の塩味と苦味がありました。源泉はph6.7、60.1℃で加水なし塩素消毒もなし。毎分300ℓと湯量豊富で掛け流し。成分総計も5,196.6mg/kgと濃いめ。


 残念ながら岩の露天はお湯が張られてませんでしたが、片隅に浴槽が設えてありました。露天の方が狭い分、入ってると熱くなってくるのが早かったです。


 浴槽の縁には析出物も堆積してますね。タオルにも色が付いてしまいますので、新しいのは持っていかない方がいいです。


 休憩の小上がりと飲泉所。飲泉の方は詰まってしまって出なくなり、現在利用できません。泉質がいいほど配管等の更新にお金がかかりその維持管理ができなくなり、廃業に追いやられる温泉もあります。

南玉川温泉はなやの森
秋田県仙北市田沢湖玉川328
0187-49-2700
日帰り入浴10時~15時
700円

金浦温泉学校の栖

2016年05月01日 | 温泉

 明治7年から昭和55年まで大竹小学校だった跡地に造られた温泉宿。北秋田市の「長寿の湯」とか秋田県内ではいくつかあるんですが、玉川温泉の北投石にお湯を当てただけでラジウム鉱泉といえるのか疑問です。硫黄温泉だけで十分じゃないでしょうか。



 浴室内はものすごい硫化水素臭が漂っていました。ちょうど訪れた時には庭の連翹が盛りで、浴槽から見える田園風景が四季を通じて楽しませてくれるものと思われます。浴槽は上の画像の他に、ラジウム鉱泉の透明なのがありました。泉質は、ph6.3、単純硫黄冷鉱泉(硫化水素型)。その中でも「療養泉」に分類されます。硫化水素型は酸性が多く、中性はあまり聞かないですね。白濁しており、湯花は短いヒモ状。わりとぬるぬるした浴感でした。源泉が13.7℃のため加温あり。他循環、塩素消毒あり。出湯口から出てる源泉は加温されておらず冷たいまま注がれてました。冷鉱泉でこういうのは珍しいです。

【金浦温泉学校の栖】
秋田県にかほ市大竹字硫黄谷地31-2
0184-38-3883
日帰り入浴料;500円