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記憶をめぐる冒険

2010-06-05 | 読書【未カテゴライズ】

最近、多忙を極めていて、更新できない日々が続いています。

まあ、ネタがないという理由もあるのですが。


新刊で、ル・クレジオの「物質的恍惚」(岩波文庫)を購入も、

小説かと思ったら、エッセイみたいなもので、数ページ読んだだけで夢の中へ。

疲れている時に読むような本ではなかった。

でも、今月には「悪魔祓い」(岩波文庫)が出るのでそちらには期待します。

そういえば、カヴァーにある岩波文庫・赤のNマークって何なんでしょうか?

単純にNEWのNでいいのかな。

と思ってググッてみたら、wikipediaに書いてあった。

やっぱり、著者番号が満杯なようで、新しく加わった作家には、Nが付いているようです。


あと、大原まり子「タイム・リーパー」(早川書房)を購入。

ハードカヴァー判には、著者のあとがきがあるので、前から買わないといけないと

思っていたのですが、漸く買いました。

それで、あとがきの内容がおもしろくて、少しうれしくなりました。

大原まり子の長編ではあまり人気がないのがこの「タイム・リーパー」ですが、

私的には「ハイブリッドチャイルド」、「戦争を演じた神々たち」と並びベスト3に入る作品です。

ちなみに、エイリアン刑事(未完)やイル・クジシリーズなどシリーズものは別扱いです。


また、本棚を整理していて気付いたのですが、絶対に揃うはずがないなとなかば諦めていた

梶尾真治のハヤカワJA文庫がいつの間にか全部、本棚に揃っていた。

それも2年前くらいに買った「時空祝祭日」が最後の1冊だったみたいで、

う~ん、全く記憶がありません…。


とここまでは枕の話で、

ハヤカワJA文庫がついに1000番突破~~~~~~~!!!!!!!!!

(最近はハヤカワ文庫JAというらしい。)

(途中から漫画やライトノベルまみれなのがズルいけど、そこは置いといて)

1000番まで続いたことに喜びと感謝を。

あとついでに、ハヤカワ文庫創刊40周年も祝っておこう。

(何周年記念を毎回やり過ぎて、ありがたみはなし)

と言っても一般の方には何のことだかさっぱり分からないことなのですが…。

(ちなみにJA1は小松左京「果てしなき流れの果てに」ですよ)

と言ってもこれまた、現物はほとんど残っておらず、知らない人ばかりですが…。

こういったマニアックなものしか忙しくて語るネタがないのです。

ほんと、悲しいーでーすー。