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雨のちくもりのち雨

2008-09-04 | 読書【未カテゴライズ】


今、禁断の岩波文庫にはまりつつあります。

特に民話集もの11冊+α。

世界の民話選セット

中国民話集
イギリス民話集
ドイツ炉辺ばなし集
フランス民話集
ロシア民話集 上・下
シベリア民話集
イタリア民話集 上・下
エスピノーサ スペイン民話集
オルトゥタイ ハンガリー民話集

他には、アイヌのものもあります。

しかし、全部復刊とかできないのでしょうか?

流石に無理か。

でも、スペインとロシアは読んでみたい。

そう思いませんか?




生物嫌いは直らない

2008-09-04 | 読書【未カテゴライズ】


去年から刊行されている選集シリーズの最後である、

日高敏隆「人間はどういう動物か 日敏隆選集 Ⅷ」(講談社ランダムハウス)

タイトル通り“人間について”がテーマ(この第8巻のみ書き下ろしっぽい)。


実は私、生物は、高校で授業を受けていたにもかかわらず、非常に苦手。

あんまり興味が持続しなくて困っています。

理由はいろいろあるのですが、取りあえず食わず嫌いな感じです。

教科書の文章を何回読んでも頭に入らないし、

教科書の図や絵を見ても、生ではないので、真に理解したのかというと疑問。

なので、たぶん純粋に嫌いなんだろうな、と思ってます。

好きになる努力はしているというか、個々のテーマは非常におもしろいと思うですが、

組みあがってできる学問としての生物に魅力を感じない。


といった具合に、個人的にはあんまり生物は得意ではないので、

生物関係の本はよく読みます。

この日高敏隆さんのエッセイや評論も読むとおもしろいなーと思うのですが、

例えば、サルと類人猿の違いとか、イヌとヒトの骨格の違いとか、直立歩行とか、

ファーブルの受け入れとか、メスとオスの上下関係とか、

ふむふむ、なるほど、と思うのですが、

生物学そのものにおもしろさを感じるまでにはいけていない。

たぶん生物学の用語に拒否反応があるんだろうな。


福岡伸一「生命と食」(岩波ブックレット)もペラペラと読んでみると、

生命の定義が自転車操業というのは、NHKの「ニッポンの教養」で言ってたとおりなんですが、

なんかそれでいて科学を感じるまでにはいかない。

教育問題を語る人たちが教育的ではないようなもんで、

何だかうさんくさく感じてしまう。

iPS細胞もそうなんだけど、果たして、そんなにうまくいっているのか?

という疑問がどうしても頭をよぎる。

単なる杞憂であるとは思いますが…。