アーサー・C・クラークの「楽園の泉」(ハヤカワSF文庫)を読了。
新装版を読みました。
実は、「宇宙旅行はエレベーターで」(ランダムハウス講談社)を読んでいて、
クラークのこの作品の名前が出てきたので、
そう言えば、こんな作品あったかもと思っていたら、
いつの間にか新装版で2006年に出ていた一冊です。
小説としての中身は、何もありません。
宇宙エレベーター建設に関連するクラークの夢がいくつも投入されるのみ。
途中、スターグライダーの話が挟まるのですが、
いったいどうなってんの、この展開と思いながらも、
ついつい読み進めてしまいました。
ただ、やっぱりクラークの作品は私には優等生過ぎて、相変わらず退屈でした。