初めて買った文庫は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と「注文の多い料理店」の2冊。
SFはグレッグ・ベア「火星転移」。その後、神林長平→大原まり子→梶尾真治の流れです。
その中で1995年くらいからの短い読書人生の中で、読み返したことのある本は何だろうかと考えてみると、
大原まり子「銀河ネットワークで歌ったクジラ」(ハヤカワJA文庫)
大原まり子「タイム・リーパー」(ハヤカワJA文庫)
の2冊がすぐに出て来ます。中学高校に読んでた本です。
今でも時々、読みたくなります。
そのつながりで、ヴォクト(武器製造業者ほか)やレム(星からの帰還など)も読みました。
ほかには、
神林長平「敵は海賊 海賊課の一日」「あなたの魂に安らぎあれ」
梶尾真治「おもいでエマノン」「OKAGE」
なども好きでした。
10代の頃に読んだ本では
立原えりか「妖精たち」
村上春樹「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
篠田節子「神鳥」「聖域」
ポール・オースター「ムーン・パレス」
スティーブ・エリクソン「真夜中に海がやってきた」
ジェームズ・レッドフィールド「聖なる予言」
などが印象に残っています。というか私の人生観に強く影響を与えたであろう本です。
その後、
森絵都「永遠の出口」、「ダイヴ」
米澤穂信「さよなら妖精」
コニー・ウィリス「航路」
クリストファー・プリースト「奇術師」
梨木香歩「沼地のある森を抜けて」
佐藤多佳子「一瞬の風になれ」
などが20代前半で印象に残っている作品です。(これらは人生観には影響なし)
読み返すかどうかはこの先わかりませんが、たぶん記憶に残ると思います。
この中でオールタイムベストについて考えると…
何だかよく分からない方向に行きそうなので、リストアップに留めておきます。
たまに振り返りも必要です、特に3月ですし。