中々、論文執筆に忙しくて読書は進みませんが、野中ともそ『宇宙でいちばんあかるい屋根』(ポプラ社)を今年初、読了(どうも昨年、角川から文庫されたようです)。つばめと星ばあとの、夜の屋根を通じた、お話です。
感想としては、
星ばあとの幻想的で非現実な部分から、家族の元に帰る、その日常への橋渡しのところで、重いような軽くないような家族という帰属意識への帰還に、うっとうしいけれど、無くてはならない強い絆みたいなものを感じました。
また、
重いものを抱えて、沈む時には深く沈むもの。でも、いづれは浮かび上がって来なければいけないもの。
という所に、そうかもしれないと深く思うのでした。
集英社文庫から2冊ほど著作が出ているので、暇を見つけてはチェックしたいと思います。
また現在、並行して読んでいるアリステア・マクラウド『冬の犬』(新潮クレスト・ブックス)も、中身が詰まった短編集で、おもしろいです。
感想としては、
星ばあとの幻想的で非現実な部分から、家族の元に帰る、その日常への橋渡しのところで、重いような軽くないような家族という帰属意識への帰還に、うっとうしいけれど、無くてはならない強い絆みたいなものを感じました。
また、
重いものを抱えて、沈む時には深く沈むもの。でも、いづれは浮かび上がって来なければいけないもの。
という所に、そうかもしれないと深く思うのでした。
集英社文庫から2冊ほど著作が出ているので、暇を見つけてはチェックしたいと思います。
また現在、並行して読んでいるアリステア・マクラウド『冬の犬』(新潮クレスト・ブックス)も、中身が詰まった短編集で、おもしろいです。