秋の気配です。日差しは相変わらず強いですが風や雲はもう秋です。
8月は、何とか北海道旅行へ旅立つことができました。車の旅なので手軽にいろんな場所に行けるのが利点です。欠点は、もちろんガソリン代です。でも、以外に道内の方が本州より安かったりします。
行程は、
新潟⇒フェリー⇒苫小牧⇒日高⇒富良野⇒美瑛⇒旭川⇒札幌⇒小樽⇒フェリー⇒新潟
といったオーソドックスな感じで一週間。中でも富良野と美瑛は最高でした。ラベンダーがすでに散っていたのが残念でした(ラベンダーのピークは7月下旬から8月上旬だそうです)。流れ星も見ることができて、なんだか幸せでした(でも願い事を叶える間もないほどの一瞬でした)。美瑛のパッチワーク路は、日本ではないような風景で、丘、丘、丘~がすてきでした。また、行きたいです夏の北海道。
旅行中、読んでいたのは、オールディスの『地球の長い午後』(ハヤカワSF文庫)。名作は、旅行とかじゃないと読めない、ってのは本当ですね。SFとしては、人類の終焉をどう迎えるのか、というテーマに対して、タイトルにある、地球の長い午後という舞台設定で以って、人類と地球の終点が重なり合う、壮大なスケールが印象的でした。(所々、ん?という展開はあるのですが、それはそれとして)おもしろかったです。今は、『星の巡礼』(角川ソフィア文庫)に挑戦中。