SFマガジン600号、2400円(高っ!!)を購入。危うく買い忘れるところでした。
しかし、分厚い。でも中身スカスカ…。
コニー・ウィリスの短編と雪風第三部スタートが読めるにしても、
相変わらずのオールタイム・ベストもいい加減にして頂戴。
SFSFSFSFSFといっても昨今その意味するところは何処へ?って感じ。
新刊リストにライトノベルズが上って来る時点ですでにSFマガジンと呼べるのか?
という疑問符を頭から拭うことはできません。そもそもそれはすでにSFの範疇なのか?
それともSFという言葉が浸透してきれいになっただけなのか?
どちらにしろあの表紙たちが平済みにしてあるのを見ると、どうしても購買意欲がそがれます。
それに煽られてかハヤカワ文庫JAも物凄く中途半端なカヴァーで、もう見てられません。
中・高と全くライトノベルは手に取ってこなかったし、現在は売り場に近寄ることすらできません。
結局は、何を書き手に求めるのか。そして書き手は、読者の期待する何を書くのか。
何だかその図式があからさまになればなるほど、悪循環を生み出すのではないでしょうか。
言葉というのはひとつ意味を与えられれば、ひとり歩きして行くものです。
(それは言葉で語られる物語もそうです。)
だからといって、それに対して誰しもが追随する必要など全くないはずです。
本当の【新しさ】や【面白さ】は、こんな流れから生まれて来るとは思えません。