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春に近付く季節

2006-03-04 | 読書【未カテゴライズ】

先週の合同説明会には行きませんでした。
行く気がないのに行ってもね。

研究は相変わらず不毛な計算をしています。
悲しいかな2つのモデルパラメータを合わせればいいだけのなのですが、何ともうまくいかないです。
段々薄っすらと道が見えてきたようなきていないような、そんな感じでしょうか。

3月は、はっきり言って一番嫌いな季節です。
春が近付いて来ているというのはいいのですが、
なんとなく憂鬱な季節なのです。というか研究室に誰もいないからでしょうか??

さて、漸く図書館に行って貸してもらったのが、平 安寿子『くうねるところすむところ』(文藝春秋)。タイトルを聞くとエッセイのようですが、小説です。『素晴らしい一日』(文藝春秋)、『グッドラックララバイ』(講談社)、『もっと、わたしを』(幻冬舎)と結構出版社を選ばずって感じです。去年あたりから各社で文庫化されているので手入り易くなったのではないでしょうか。どのお話もおもしろいです。さっくり(ざっくり?)とした読後感とキャラクターそれぞれが結構とんでもない人だったりと、それでも周囲の人もそれなりに変というか。まあとにかく面白いです。

梨木香歩『春になったら苺を摘みに』(新潮文庫)は、文庫化するのを待っていました。新潮だからたぶん文庫化すると思っていました。でも値段400円は安い~。エッセイです、なのでゆっくりじっくり読みたいです。この後、もう一度『沼地のある森を抜けて』(新潮社)を読みたいと思います。

キングの『ダークタワー』(新潮文庫)は、Ⅳ巻悩み所です。
上・中・下の3巻って、どれだけ暴利を貪るつもりだよ~。