とっくに引退した部活の合祭を手伝うので先々週末からごたごた。
それと重なるようにお盆でごたごた。
本を読むという時間作りができなかったことを反省…。
足は自然と本屋に向くが何も買ってない。
旅に出るといっても行く当てがなく、休みは過ぎて行く。
車ではなくチャリンコがいいなと思うのだが、整備をする気力とスキルがちょっと足りない。
だらだらいいわけを書いていて、ちっとも楽しくはない。
これもすべて夏休みのせいにして、
そこから抜け出して、
気持ちを飛ばして、
どこかに行ければいいなと思う。
「今日の購入本」
脇田英治著『これだけは知っておきたい 数値解析のはなし』(技報堂出版)2100円
今やっている数値解析(逆解析です)が、信じられなくなり、ちょっとバックグラウンドになっている事柄をもうちょっと勉強してみようかと、入門本を購入。ただ、気になるというか、問題なのは誤差。【誤差】に関しては、これまで全く授業や実験でやって来なかったっていうのが、理工系の学生としてどうなんだと言われてしまえばそれまでの話です。昔、測量士補(って1年前ですが)を取った時に少しまとめて勉強したキオクはあるにはあるのですが、特に今の場合、観測誤差を扱う数値モデル計算なので、扱いが結構違うのです。つまり、観測(フィールドや実験室)に付きまとう測定誤差を、どう数値モデル実験(観測値をうまく説明するモデルを数値計算によって作る)で扱っているのかが、分かっているつもりでいたのですが、ちょっと自分の知識が信用できなくなってきたので、もう少し勉強してみようと思ったわけです。まあ誤差もモデル計算では重要な意味を持つ『入力値』ということなのです。
有限要素法【FEM】や遺伝的アルゴリズム【GA】、赤池情報量基準【AIC】等、この本で扱われている用語を少しでも聞いたことがある人や、自分では何となくわかっているんだけど他人に説明するとなると、う~んどうだっけこんな説明で分かってもらえるかなっていう人にはよい本ではないかと。工学的な要素が強いのは仕方ありません。純粋に理学系で数値解析なんて一円にもなりませんからね、やっぱり。これより難しい本は、各分野の専門書に当たればいいと思います。