執筆活動を理由に9月に芸能事務所を退社した俳優の水嶋ヒロ(26)が、処女作で「第5回ポプラ社小説大賞」を受賞しました!
受賞作「KAGEROU」は「自殺する男を止めて、命を助けようとする」物語。
「命」をテーマにしたこの作品は、実体験から生まれたといいます。
幼稚園から小学校6年までスイスで暮らした帰国子女のヒロ。友人は「海外の生活の中では苦しい体験もあり、生と死について小さいころから考えていた」と語っているそうです。
別の知人は「自殺者の数を知ったのがきっかけで書いた作品。最後に悔いのない、良い人生だったかを決めるのは自分。そのために、何をしなければいけないかを考えてこの作品が生まれた」と解説しました。
作詞、作曲をする絢香との出会いからも創作意欲を刺激されたようです。
同賞は、大人の読者に向けた本の展開を目指して創設されたが、06年の第1回以外、大賞は過去3回「該当者なし」。
「齋藤智」のペンネームで臨み ペンネームで応募していたことから、10月25日に行われた最終選考の2日後に初めて、受賞者が俳優の水嶋ヒロであることがわかったそうです。
4年ぶりの大賞を完全に実力で勝ち取ったわけです。
賞金の2000万円も辞退したそうです☆