幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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地球の歴史を365日に換算すると……(『白骨の御文章』解説・6)

2014-12-23 | 

 

こんにちは、筬島です。


葬式や法事でよく読まれる、『白骨の御文章』について話をしています。

今日は6回目。

(1回目から読まれた方は、コチラ

「されば未だ万歳の人身を受けたりという事を聞かず。

一生過ぎ易し。

今に至りて、誰か百年の形体を保つべきや」

からです。

(全文はコチラをご覧ください→http://masaoosajima.com/wordpress/item/bereavement/hakkotu0/


「されば未だ万歳の人身を受けたりという事を聞かず」

これは、「1万年も生きたという人を聞いたことがない」という意味です。

それはそうです

あの人は1万3歳だとか、1万12歳だという人はおろか、

あのお婆ちゃん、8523歳になった、という話も聞くことはありません。


カリフォルニアのホワイト山地には、世界最古の樹木があり、樹齢5000年近いといいますから、木の寿命と比べると人間の命のはかなさを感じます。

まして地球と比べたらどうでしょう。


地球は、約46億歳。


でも、46億年といっても数が大きすぎてピンときませんね。

そこで、

地球46億年の歴史を365日に縮めてみると、イメージがしやすいです。


46億年前が1月1日とし、今を12月31日とすれば、

人類は、何月頃に現れたと思われますか?

地球の歴史を簡単に振り返ってみましょう。


◆地球の歴史を一年に縮めたら◆


 1月12日(44億年前)地球に大きな天体が衝突し、地球と月が分離した(仮説)

     ※最初から地球は大ピンチだったのですね、実は。

 
 2月 9日(41億年前)陸と海が生まれる。

 2月25日(39億年前)原始生命が誕生

 6月28日(24億年前)氷河期(仮説)

 9月27日(12億年前)多細胞生物の登場


11月18日(6億年前)カンブリア紀
            生物が爆発的に多様化を始める

11月20日 魚類の出現

11月28日(4億年前)植物・節足動物が陸へ上がる

11月29日 両生類が陸へ上がる

12月 5日 氷河期に入る

12月13日 最古の哺乳類とされるアデロバシレウス登場。

12月19日(2億年前)鳥類の出現

12月25日(1億年前)恐竜の全盛期

12月26日 巨大隕石が地球に激突して恐竜が絶滅
            リスに似た原始霊長類が登場

12月29日 午前6時ごろ、類人猿の祖先となる狭鼻猿が登場
12月31日 午前10時40分、類人猿から分かれた最初の猿人登場


ここからは、12月31日のお話


20時40分(175万年前) 氷河時代に入り、
               これ以降は氷期と間氷期が繰り返されていく
23時03分 (50万年前) ネアンデルタール人などの旧人登場

23時37分 (20万年前) 現生人類(新人=ホモ・サピエンス)誕生

23時58分52秒(1万年前)農耕牧畜が始まる

23時59分56秒      ルネッサンス

23時59分58秒      産業革命

23時59分59秒    20世紀が始まる(が、一秒で終わる)


現生人類(新人=ホモ・サピエンス)の誕生は、

23時37分なのですね。

まだ、23分しか経っていません。


こうしてみると、億単位でものごとが進んでいるので、

1万年がとても短く思えます。

その1万年さえ、人は生きられないのです。

そう考えると、たとえ1万年生きれたとしてもアッという間ですね。



さらに!


宇宙レベルで見るとどうなるか知りたい方は、

コチラへどうぞ
 ↓↓
http://masaoosajima.com/wordpress/item/bereavement/hakkotu06/

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