幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


自著『第3の幸せ』【60ページ無料プレゼント中】         

■9 シッダルタ太子(お釈迦様)の結婚

2012-07-26 | その他


こんにちは、浄土真宗講師の筬島(おさじま)です。

今、親鸞聖人の教え(浄土真宗)の基礎を連載しています。

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親鸞聖人は仏教一つを教えられました。


その仏教を説かれたお釈迦様の話をしているところです。


今日は、9回目です。


■9

物寂しげに外を眺めることが多い我が子を心配し、

父、浄飯王は、どうすれば太子の悩みをなくすことが出来るかと

考えます。


シッダルタ太子の悩みを理解できない浄飯王は、

単純に、結婚させれば悩みは晴れると思い、

当時、国一番の美女といわれたヤショダラ姫を太子のお嫁さんに

迎え入れました。

太子、19歳のときであります。


「愛し愛されるために生まれてきた」

言葉は美しく、耳に心地よいですが、

現実は、そう簡単にはいかなかったようです。


結婚も太子の悩みの解決とはならなかったのです。


浄飯王は、なんとかそんな太子をとどめようと、今度は、

春夏秋冬、それぞれに快適に過ごせる四季の御殿を建て、

そこに500人の美女をはべらせて、

昼夜、歌や舞でで太子をなぐさめようとされました。

ところが、太子にとっては、この楽しみも夢や幻でしかなく

むなしさこそ感じることはあっても、喜びは見いだせませんでした。


健康、財産、地位、名誉、妻子、才能などに

恵まれていても、やがてすべてに見捨てられるときが来る。

どんな幸福も続かないことを知っていられたので、

心からの安心も満足もできなかったのです。


「どうすれば崩れない本当の幸福になれるのか」


シッダルタ太子の真実の幸福を求める気持ちは

日に日に強くなってゆかれました。


(つづく)

 

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         こう言われたら、どう答えますか?

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統計によると【80.9%】の人が、このような事で悩んだ経験があるそうです。

このディープな問いの答えが【浄土真宗】に教えられていました。

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人生を何で測るの? seasons of love- rent filmed live on broadway

2012-07-16 | 

おはようございます。

たくさんのバースデーメッセージをありがとうございます。

私の好きな『レント・RENT』というミュージカルの中で

最も有名な『Seasons of Love』という曲があります。

そこでは、こう歌われています。

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How do you measure, measure a year?
(あなたはどうやって、どうやって1年を計るの?)


In daylights, in sunsets, in midnights
(夜明けの数で?日没の数で?真夜中の数で?)

In cups of coffee
(コーヒーの杯数で?)

In inches, in miles
(インチやマイルではかるのかしら?)

In laughter, in strife
(それとも笑った数や、いさかいの数で?)


Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes
(1年 52万5600分という時間)


How do you measure a year in the life?
(あなたは、人生の中の1年をどうやってはかるの?)


“How do you measure your life?”

(人生を何で測るの?)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 


seasons of love- rent filmed live on broadway 

 


「愛」で測る、というのはロマンチックで歌としては良いの

だけれど、自分自身に引き当てると、どうもしっくりこないですね。


私が、50歳や60歳の男性に「愛」で接せるのはちょっと……(笑)

 

私は、

「幸せの質と量」で一年を測りたいですね。


どれだけの幸せを届けることができただろうか?

それで、どんな1年だったかが測れる。

 

Life is short.

人生は短い。


今日、この日、

幸せを届けるために精一杯1日を過ごすと誓いました。


ありがとうございます。

 

 

 


■8 人生の目的 (釈迦の一代記)(北の門)

2012-07-12 | その他

 

こんにちは、浄土真宗講師の筬島(おさじま)です。

今、親鸞聖人の教え(浄土真宗)基礎の基本を連載しています。

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親鸞聖人は仏教一つを教えられました。


その仏教を説かれたお釈迦様の話をしているところです。


今日は、8回目です。


■8


ある日、シッダルタ太子は、カピラ城四つ目の門、すなわち北に門
から外へ出られました。


太子は、白馬カンタタにまたがり、従者のシャノクらと街の景色を

眺めながらゆっくりと進んでいかれます。


ふと、目を先にやると、そこには、質素な衣に身をまとい、

杖をついて、徳を感じさせる男が静かに歩んでおりました。


あきらかに普通の者とはたたずまいが違っています。


思わず太子はシャノクに


「あの男は何者か?」


とお尋ねになられました。

 

「太子さま、あれは修行者でございます」


「修行者?」


「はい、家を出て、山に入り、難行苦行の修行をするものです」


「難行……」


感じるところがあり、太子はさっと白馬から降りました。


シャノクたち従者は思わぬ太子の行動にあわて、言葉を発する間もなく

太子は修行者のもとへ近寄られ、


「失礼ですが、あなたは何を求めて修行をされているのですか」

と尋ねられました。

 

修行者は、太子の姿に気後れすることもなく静かに答えます。


「人間の苦悩の根元を知り、苦悩から解放された、真の安らぎを求
めております」


「真の安らぎ?」


「いかにも。私は若い頃、欲に任せて自分のやりたいことばかりに
没頭しておりました。

 しかし、それは酒の楽しみと同じことだと気づいたのです」


「酒の……?」


「はい。酔っている間は楽しくても、それはしばらくのこと

 覚めれば余計空しさが強くなっております。

 私はこの空しさから逃れるため、いや、空しさをごまかすために

 享楽を求めていたのです。

 でも、それは何の解決にもならなかった。

 やがて、父が死に、母も死んで、私は目が覚めたのです。

 この世の幸せは皆、偽りの幸せでしかないのだと。


 私は人生の目的を知り、達成したいのです。

 『なんと生きることはすばらしいことなのか』と心から思える身に

 なりたいのです」

 

「人生の目的……」

 

太子はこのとき、自分の進むべき道が見えた思いになったのであります。

 

(つづく)

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■7 人は何のために生きているのだろう?

2012-07-09 | その他

こんにちは、浄土真宗講師の筬島(おさじま)です。

昨日は、ネットでの知り合いとリアルに会うことができました。

出会いというのはいいものですね。

 

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今日は、7回目です。


■7


シッダルタ太子(後のお釈迦様)は、老・病・死、の現実を知り、

煩悶の日々を送られました。


どんなに華やかな宴があっても、

学問や武芸に打ち込んでも、

胸に重しを乗せられたようであります。

 

ある日、太子は、皆が寝静まった夜、独りバルコニーに出て、

月を眺めました。


蒼白い世界に包まれ、

夜風が、静かに太子の髪を揺らし、

わずかな冷気が、太子を少しだけ身震いさせました。

 

朧(おぼろ)に浮かぶ月と会話するように、

太子は胸の内でつぶやく。

 

「人は病む、


 いつかは老いる、


 死をまぬがれることは出来ない。

 

 若さも、


 健康も、


 生きていることも、

 

 一体なんの意味があるというのだろうか。

 

 人は何のために生きているのだろう?


 私の生きている目的は何なのだ。


 それさえ分かれば、


 それさえ分かれば、

 すべての問題は解決できるように思う。


 逆にそれが分からねば……」


太子は、月から目を下ろし、深く長く息を吐いた。


そして、目と目の間をつまみ、しばらくの間、動くこともなかった。


(つづく)

 

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■6 シッダルタ太子が見たもの (西の門)

2012-07-06 | その他


お釈迦様が、まだ「シッダルタ太子」と言われていた時、

後に出家を志す機縁となった「四門出遊」(しもんしゅつゆう)という有名な

エピソードがあります。

今日は、三番目の門、西の門から外に出られたときのお話です。

 

(写真は、ガンジス河 wikipedia)


■6

シッダルタ太子が、カピラ城の西の門から出られたときのことです。

彼方から、何か物寂しげな音が聞こえてきました。

鈴の音でしょうか?

その音は段々近づいてくるようです。

 


太子は、あたりの景色など目に入らなくなったかのように、

その音のする方へ歩みを進めていきました。


すると、黒い装束をまとった人たちの行列が

しずかに、とてもしずかに近づいてきます。


人々は悲しみの淵に沈んだかのように、静かに泣いていました。

そして、数人の男たちの肩には、織物でくるまれた細長い何かがかつがれています。


行列は、リーン、リーンという音に引っ張られる別世界の行列ように

シッダルタ太子の横を通り過ぎました。

 

太子は、その一行を見たまま、夢の中の出来事かといぶかりながら、呆然と立ち尽くすよりありませんでした。


やがて、ハッと目が覚めたようになり、従者の1人に、

「あれは、一体なんなのだ?」

と尋ねられました。


「あれは葬式の行列でございます」


「葬式?」


「はい、人はいつか死なねばなりません。

 死ねば、弔うための儀式をするのでございます」


「死? 死とはなんだ」


従者は、じっと地面を見つめ口を閉じました。

 


太子は、今までに味わったことがない、緊張と共に、

フラフラと行列の後について行かれました。

 

一行は、河のほとりで歩みを止めました。

やがて、枯れた枝が集められ、その上に織物でくるんだ細長い何かが丁寧に置かれます。

 


この時、海辺から強い風が吹きました。

織物は風になびき、海辺の方がめくれあがりました。


太子は、織り物の中を見て、息を止めました。


見えたものは間違いなく、人の足だったのです。

 

(人が! 人が、織り物にくるまれている!)


止めに入らねばと思われましたが、厳粛な雰囲気の中、太子は足の動きませんでした

 


赤々と燃えた火が枯れた枝の先につけられる。


やがて灰色がかった煙を吐きながら、敷き詰められた枝いっぱいに火が広がっていく。


織物からも煙が出て、楕円を描くよう穴があいていく。

そこから、腕が、足が、のぞいた。

 


周りの人々からは、今まで聞いたことがない、悲しみに満ちた泣き声が聴こえてくる。

 

太子は、いつしか嗚咽をもらしていました。

思考は停止しているのか動きすぎているのか分からない状態でした。


両手で口を多い、あふれ出る涙ははらおうともしません。


ただただ人間の最期の姿に、恐怖し、全身を震わせていました。

呼吸は荒く、心臓が激しく胸の中で暴れています。

 

 

やがて、

煙をくゆらせた白い連鎖が、墨によごれた状態で無残に焼け残りました。

 

 


人々が立ち去っても、太子は両膝をついたまま動くことが出来ませんでした。

 


太子は、この日、「死」を初めて見、感じ、恐れたのです。

 


(つづく)




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