幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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泣かせる上司のあたたかさ(蒲生氏郷)

2006-02-27 | 成功の秘訣


今日は信長や秀吉の下で活躍した
蒲生氏郷(がもううじさと)にスポットを当ててみました。。
マイナーですが、感動の話がいろいろ伝えられています。


蒲生氏郷は若いときから、

「氏郷さまは部下思いの温かな方だ」

とよくいわれたそうです。

そして、

「どうしたら部下の手柄にみあった給与をあたえることが
 できるだろうか」

といつも悩んでいたのです。
あるとき、大きな手柄を立てたが、給与面で十分に報いることの
できない武士がいて、氏郷は非常に気にかかっていました。
考えた末、一つのアイディアが浮かび、

「今度、休みの日におれの家に来なさい」とその武士を呼びました。

やってきた武士に、

「よくきた、酒でも飲み交わそう、だが、疲れておるだろうから、
 まず、風呂にでも入りなさい」

といいました。
武士は言われたとおり、湯船に浸かっているとやがて外から
声がしました。

「湯加減はどうだ?」

武士はびっくりしました。
声にききおぼえがあったからです。
外を見ると、氏郷が一所懸命火吹竹を吹き立てて、薪を燃やしている
ではありませんか。

「殿!」

おどろいた武士が声をかけると、
氏郷は武士をみあげてニッコリ笑ってこういいました。

「すまぬな。いまのおれにはこんなことしかできぬ。
 せめてゆっくり湯に浸ってくれ」

「………!」

武士は何か言おうとするのですが、言葉にならず、ただ
涙がこぼれおちるのでした。
そして、心にこう誓いました。
(この殿のためには、生命をかけてがんばろう)


このことが口から口に伝えられ、

「おれたちも、早くその風呂がもらえるようにがんばろう」

と誓い合ったそうです。

氏郷が部下にふるまう風呂は、“蒲生風呂”と呼ばれるようになり、
みな心一つになって戦い、氏郷は伊勢の松阪城に移り、
さらに会津若松城に移り、
小さかったくには、百万石ちかくにまでなったのです。

ようやく部下に十分な褒美が与えられると喜んだ蒲生氏郷は

「いままで自分の立てた手柄を書き出し、
 それにみあう給与額を自己申告せよ」

と命じました。
しかし部下たちは、いままで氏郷の温かい気持に接してきたので、
過大な申告をするものは一人もなく、みんなで互いの手柄と申告額とを
検討し合ったそうです。
ちなみに、これが日本における“予算制度”のはじまりだそうです。

氏郷の愛情が、団結と部下たちの良識をも生み出したわけです。


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目隠しされたまま仕事を抱えているようだ『COOKIE』By:尾崎豊

2006-02-22 | 不安


  『COOKIE』By:尾崎豊

  目隠しされたまま仕事を抱えているようだ

  人の命がたやすくもて遊ばれている
  未来を信じて育てられて来たのに
  早く僕たちを幸せにしてほしいよ

  僕たちの親がつくった経済大国
  だけど文明はどこかで1人歩きしている
  法律の名のもとに作り上げた平和
  だけど首をひねって悩んでいるのは何故

  今日が終って迎える明日のために
  答えはまだ出されていない
  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「生きるってスバラシイ!」いつも充実感にあふれ、

 未来に自信を持って生きている人は、どれだけあるでしょう。

 ハイテク進んで豊かさ遅れた二十世紀は、

 「不安の世紀」とよばれ、

 物質的には最高に恵まれた私たちに、

 これといった不足はありませんが、

 奥底からの満足もなく、

 ぼんやりした不安とむなしさが蔓延しています。

「ああ、なんだかつまらない」

 こんなつぶやきがもれることはないでしょうか。


諸富祥彦氏の『<むなしさ>の心理学』という本には

次のように書かれています。
 

 それなりには楽しいし、充実もしている。

 けれど、やはりそれなりにはつまらない。
 
 そんな人生が、ただどこまでもくり返されていく。
 
 あなたがサラリーマンやOLであれば、仕事が終わり、
 
 疲れた体を通勤電車にゆられながら、
 
 ふとため息をつくその時。
 
 あなたが主婦であれば、家事や育児に追われた後で、
 
 束の間の休息をとっているその時。
 
 そんな時、忙しく充実した毎日を送っているはずのあなたの心に、
 
 なぜか時折ぽっかりと空白が訪れる。
 
 そしてつぎのようなつぶやきがもらされる。
 
「私の(僕の)人生ってこんなものなのかな」

「このままずっと続いていって、それで終わってしまうのだろうか」

「こんな毎日のくり返しに、いったいどんな意味があるというんだろう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  目隠しされたまま仕事を抱えているようだ

この為に仕事をしている!

というより、ただ仕事をさせられている、という人も少なくない

かも知れません。まさに目隠し状態で仕事を抱えている。

  人の命がたやすくもて遊ばれている

戦争を筆頭に、イライラから人を殺したり、傷つけたり、

痛ましい事件が続いています。
  
  未来を信じて育てられて来たのに
  早く僕たちを幸せにしてほしいよ

  僕たちの親がつくった経済大国
  だけど文明はどこかで1人歩きしている
  法律の名のもとに作り上げた平和
  だけど首をひねって悩んでいるのは何故

ハイテク進んで豊かさ遅れた二十世紀

科学は進歩したが、心の豊かさは退歩しているのかもしれません。

こんなはずではなかったと首をひねる。

  今日が終って迎える明日のために
  答えはまだ出されていない  

今日という日は確実におわりましたが、

いつ、生きる意味の答えが見つかるのでしょうか??


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男と女で違う「幸せ」感

2006-02-17 | 雑学


男と女で違う「幸せ」感

 以前あった男性と女性の対談から紹介します。
 
○●○充実した人生が幸せ○●○

●男性:女性の方は、「幸せ」という言葉をよく口にされるけど、僕は、幸福と
いう表現は甘いような気がするんですよ。むしろ充実感ですかね、あるとした
ら。

○●○女の「幸せ」男の「充実」○●○

○女性:私を含めて女性は、けっこう「ああ、幸せ」を連発しますよね。青春時
代には、草原に寝転がって青空を眺めては「ああ、幸せ」、今は一日働いて
ビールを飲んだときに「ああ、幸せ」って思う。(笑)おいしいものを食べても
そう。

●男性:確かに、好きな店へ行っておいしいものを食べたら、「ああ、幸せ」と
は思うでしょうが、生きる姿勢だとか自分の仕事に対して「幸せ」を感じるこ
とはないですね。男の場合、いかに充実して生きるかだと思うんですよ。

○女性:私は男の人って、やっぱり解放されていないと思う。先生は自由業です
けど、組織の掟のなかで生きている男性は、縛りが強くて、自分の感じている
ことを素直に言葉に出すことにものすごく抵抗があるんですよね。スタイルと
しても、男性があまり「幸せ」を連発するのは、軟弱にみえてよくない(笑)、
という意識が強い。

===================================

女性には「幸せ」男性には「充実」という言葉がピッタリくるようですね。

ところで、別れた相手を

 男性は「名前をつけて保存」するが、
 
 女性は「上書き保存」すると聞いたことがあるのですが、
 
 皆さん、どう思われますか?  

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まず最初に人生の目的を把握しよう!野口悠紀夫(超整理法)

2006-02-06 | 人生の目的


「私たちの持っている時間は有限。それをいかに有効に使うか。
それには、まず最初に人生の目的を把握しろ、と教えている。
目的を把握しないで行動しても、労多くして功少なしである。」
               野口悠紀夫(超整理法:時間編)

 本当にそうですね。
 とりあえずこれという、いろんな目標はもっているのに、
 一番大事な人生の目的を後回しにするのは
 賢いとはいえないと思います。




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真に重大な哲学上の問題は「自殺」(カミュ)

2006-02-03 | 
「真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。
 自殺ということだ。
 人生が生きるに値するか否かを判断する、
 これが哲学の根本問題に答えることなのである」

           『シジフォスの神話』の冒頭

  アルベール・カミュ(20世紀フランスの作家)
  
     不条理の哲学で知られる。


 ※シジフォスは岩を山の頂まで運びあげますが、
  岩はすぐに転がり落ちてしまいます。
  運び上げては転がり落ち、転がり落ちてはまた運ぶ。
  無意味で、希望の無い労働を永遠に繰り返すシジフォスは
  生きる意味を知らない人間の姿を象徴しているようです。

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