幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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村上春樹の文章講座!?

2010-05-28 | 因果の道理
ある人がアメリカの大学で日本文学を教えていたとき、
学生たちに以下のようなことを言いました。

「何度も何度もテキストを読むこと。
 細部まで暗記するくらいに読み込むこと。 
 もうひとつはそのテキストを好きになろうと
 精いっぱい努力すること(つまり冷笑的に
 ならないように努めること)。

 最後に、本を読みながら頭に浮かんだ疑問点
 を、どんなに些細なこと、つまらないことでも
 いいから(むしろ些細なこと、つまらないこと
 の方が望ましい)、こまめにリストアップして
 いくこと」



ある人とは、作家、村上春樹です。

 (『文章のみがき方』辰野和男著より)


村上春樹といえば、いわずとしれた『1Q84』の大ベストセラーを
放った世界的な作家です。

(『1Q84』は1カ月の販売部数は200万部を超え、日本出版史上の最高を記録)

『1Q84』はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イスラエル、ブラジル、アルゼンチンなど40の国と地域で出版され、先日、中国語簡体字版も出版されました。
(中国語簡体字版の初版の発行部数は120万部)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100527-00000044-scn-cn



そんな村上春樹ですが、文章の書き方で教えることは基本的なこと。

「細部まで暗記するくらいにに読み込む」

「テキストを好きになろうと精いっぱい努力する」

「本を読みながら頭に浮かんだ疑問点をこまめにリストアップして
 いく」

因果の道理に狂いなし。
結果には必ず原因がある。
蒔かぬ種は生えません。


千里の道も一歩から。

結果ばかりを追い求めたり、現状の不満ばかりをこぼすのではなく、
しっかりとタネを蒔いていくことが大切だと改めて知らされました。


【フレネミーとは?】「フレネミー」という言葉をご存知ですか?

2010-05-26 | 成功の秘訣
【フレネミー】という言葉をご存知でしょうか?

アメリカの人気テレビドラマに登場した言葉で、

友人(フレンド)のふりをした敵(エネミー)という意味。


「Frenemy」 (Friend(友達) + Enemy(敵))



今日の「goo検索」では1位になっているし、ブログやツイッターでも

よく話題になっているようです。


ネット上だと、フレネミーは、当たり前に存在するので怖いです。


■フレネミーの特徴

・楽しい話題、よい話題には加わらない

 加わってもコメントの内容は、皮肉、嫌味、ちゃかしが多い

・辛い話題、ネガティブな話題にはくらいついてくる

・嫉妬深く、競争心が強い。それを屈折した形で表現する。

・褒め言葉に混ぜて悪口を言う。

・不利な事実はウソで揉み消す

などなど


一言でいえば「愚痴」な人です。



「愚痴」とは、


他人の不幸を喜び、他人の幸せをにがにがしく思う心


です。



人間関係を難しくさせている大きな要因は、この愚痴に

あると言えましょう。




そして、やっかいなのは、皆、この愚痴の心を持っていると
いうこと。

特別な人だけがもっている心ではないのですね。



自分も愚痴、相手も愚痴、だからこの世は生きにくい。


生きたいけど、どうも力がわいてこない、

なんて心理状態にもなってしまうかも知れません。



けど、これは逆説的でありますが、

お互いが「愚痴」な存在であると気づいたとき、道は開けてくる。

「悪人ばかりだとケンカにならぬ」 ~一家和楽の秘訣~

という話があります。

目からウロコのお話ですので、よかったらお読みください。

かなりオススメです☆

http://homepage2.nifty.com/shinran/kouza/waraku1.htm"target="_blank"





本当に夢中になれるものって何だ?
人生賭けても悔いないものって何だ?

特に高校時代、このことが頭にこびりついて離れませんでした。

答えを求めて世界の扉をひらこうとしても、それは驚くほど重たって
開く気配は微塵もない。



そんな私が、仏教(浄土真宗)に出会い、
生きる意味がハッキリしたのです。

驚きました。

どちらかというと、そういう答えは西洋の思想・哲学にあるように思っていたからです。

ましてや、歴史ある浄土真宗に、そんな人生の核心が教えられているなんて夢にも思っていませんでした。


だから、高校時代の私と同じ悩みを抱えている人に、その悩みの解決の道を伝えたいって思うのです。
誰に頼まれるでもなく、自然とそういう感情がわきあがってくるのです。

そこで及ばずながら、こんなブログを書いたりしているわけですが、
少しずつでも前進し、より多くの人とお話できたらな、と思っております。

その一つの企画として、今度7月の上旬に東京へ行き、ちょっとした
イベント(?)をしようと思っています。

軽く呼びかけたところ、早くも3、4人の方が手を挙げて下されて
嬉しく思います。

まだ、お顔も本名も知らないかたがたですが、なんだか楽しみです。

少しずつ、その企画についてもここにアップしていきたいと思いますので、関心のある方は、気軽に声をおかけください☆


お問い合わせ先はコチラ





生きたいあなたへ(短歌という爆弾・穂村 弘)

2010-05-21 | 孤独
「生きたいけど、生きにくい」と感じている人は決して少なくありません。

そして、、心情として、共通する部分を持っていることが
多いように感じます。


穂村 弘(ほむら ひろし、1962年5月21日 - )という歌人を
ご存知でしょうか?

第一歌集『シンジケート』でデビューし、エッセイなど散文も発表しています。
2008年5月には、第19回伊藤整文学賞の評論部門を『短歌の友人』で受賞しました。

その、穂村 弘氏に『短歌という爆弾』という本があります。

その本の最初の方に、久しぶりに大学の後輩と話をした後のことを
こう書いています。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

珈琲のおかわりを繰り返しながら、いろいろみんな
大変なんだな、という平凡な結論におさまりかけた
とき、ふいに彼が言った。

「でも、僕は今の日本に生まれただけで充分です。
 ここは歴史的にみても世界的にみても、もっとも
 恵まれた場所だと思うから。
 ここで満足できなかったら、全部自分のせいだと
 思います」

私は思わず納得して、ちょっと感動して、でも、その
満足っていうのが不思議なほどむずかしいんだよな、
と思った。


無色透明な孤独、
贅沢な退屈、
強すぎる自意識、

そんなものたちに取り囲まれて、私たちは身動きが
とれなくなっている。

友達といくら長電話をしてもさみしい。
メールを書いても書いてもさみしい。
新しい腕時計を買ってもブーツを買ってもさみしい。
そして、いつまでもいつまでも(時には結婚しても子供ができても)理想の恋人を夢見ている。


日常の真空地帯にすっぽりとはまりこんで、
毎日をやり過ごすのに手一杯で、本当に夢中になれる何かを見つけられずにいる。
これだというものがみつかったら、なりふり構わず
そいつをやってやってやりまくるんだが、などと思いながら。

だが、何かをみつけるの何かって、いったいなんだ。
これだというものって、いったいどれだ。

自分の両腕ではじめて世界の扉をひらこうとするとき、
それは驚くほど重たく感じられる。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


「満足」すること。

それが不思議なほど難しい、と穂村氏は言います。

・無色透明な孤独
・贅沢な退屈


(物質的に)恵まれた日本で、この苦しみはもはや多数派かも知れません。

携帯で長電話して、馬鹿話できるというのは、とても平和で幸せなことでしょう。
メールのやりとりなんて、豊臣秀吉も、ジンギスカンも出来なかった贅沢ですよ(笑)

だけど、退屈
だけど、寂しい


本当に夢中になれるものって何だ?
人生賭けても悔いないものって何だ?

私も特に高校時代、このことが頭にこびりついて離れませんでした。

答えを求めて世界の扉をひらこうとしても、それは驚くほど重たって
開く気配は微塵もない。



そんな私が、仏教(浄土真宗)に出会い、
生きる意味がハッキリしたのです。

驚きました。

どちらかというと、そういう答えは西洋の思想・哲学にあるように思っていたからです。

ましてや、歴史ある浄土真宗に、そんな人生の核心が教えられているなんて夢にも思っていませんでした。


だから、高校時代の私と同じ悩みを抱えている人に、その悩みの解決の道を伝えたいって思うのです。
誰に頼まれるでもなく、自然とそういう感情がわきあがってくるのです。

そこで及ばずながら、こんなブログを書いたりしているわけですが、
少しずつでも前進し、より多くの人とお話できたらな、と思っております。

その一つの企画として、今度7月の上旬に東京へ行き、ちょっとした
イベント(?)をしようと思っています。

軽く呼びかけたところ、早くも3、4人の方が手を挙げて下されて
嬉しく思います。

まだ、お顔も本名も知らないかたがたですが、なんだか楽しみです。

少しずつ、その企画についてもここにアップしていきたいと思いますので、関心のある方は、気軽に声をおかけください☆


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「生きたい」は「死にたいけど生きたい」というメッセージ?

2010-05-20 | なぜ生きる
「生きたい」という心

それは、時に「死にたい」と思ってしまうけど、

やっぱり死にたくない、生きたい、

という心の表れでしょうか。



生きづらい世の中、

なにか、本当に打ち込めるものが欲しい

生まれてきてよかったと言えるようになりたい、

そもそも、何のために生きているのか知りたい、


そんな叫びにも似たメッセージをしばしば耳にし、目にします。


このブログが少しでも、そんなあなたのお役に立てると嬉しいです。



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  参考になれば幸いです☆





iPadは人間を馬鹿にさせる? オバマ大統領のスピーチ

2010-05-20 | 目的と手段


こんにちは、筬島です。

私事ですが、こんど7月上旬に東京に行く予定です☆

機会があれば、このブログの読者ともお会いしたいものですね。


では、今日の記事です(^^)


 iPodやiPadをはじめとするデジタル機器のせいで

「情報は人々に力を与えたり人々を(抑圧から)解放する道具ではなく、気分転換や気晴らし、娯楽の道具になった」。


5月9日にハンプトン大学(バージニア州)の卒業式に列席したオバマ大統領のこんなスピーチが、熱い議論を巻き起こしているようです。


オバマ大統領は、携帯情報端末ブラックベリーを愛用するテクノロジー大好き人間だったはずですが、どういうことでしょう?

この記事を読むとこんなことが指摘されています。


  iPadであなたはもっと馬鹿になる(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース


デジタル機器は「人々を解放する」どころか、人間を奴隷化しているだけだと思う。


 かつてコンピュータは、時間を節約するためのツールとされていた。だが、現実は正反対のようだ。インターネットのせいで、私たちは何もしないまま時間を浪費している。


人々は「気晴らし」のためにコンピューターを使っている。
「気晴らし」のために、メールを読み、ツイッターでつぶやき、
アプリをダウンロードし、写真をアップロードし、SNSを使って
いる、と指摘します。

そして「私たちがしていないことは?」と問題提起し、
その答えをこう述べています。


 それは「考える」こと。

 情報を処理してはいるが、考えてはいない。2つは別物だ。


要はデジタルツールを触りながら、ダラダラしているだけ。
リンクをクリックしては、自己顕示欲の強い愚か者や評論家、広報やマーケティングの担当者らが垂れ流す無意味なゴミの激流をかき分けている。


まるで

 「非常に忙しいゾンビ」

と揶揄されています。


そして、
最後はこう締めくくられていました。


私たちの手には、情報伝達の新たなシステムとツールがある。
問題は、伝達手段に気を取られるあまり、何が実際に伝えられているかという視点を失ったことだ。

悲しいことに、近い将来、事態が変化するとは思えない。変化があるとしても、それはさらに悪い方向への変化だろう。





あふれる情報のほとんどがどうでもよいもので、伝えている中身がない、
といわれたいのでしょうが、至極ごもっともです。

世に「風評被害」という言葉が広まっていますが、
悪口のための悪口

つまらないことを、いかにも重要そうに書き込む


そんなことは特にネット上では日常茶飯事のようです。


いまこそ、メディアリテラシー(情報を見極める力)が求められ、

真に重要な情報とは何か、が問われているのでしょう。


人を不幸にするためではなく、

本当の幸福にするための情報が。






■編集後記

 最近よく「どこから情報を得てるんですか?」「どうやったら情報を安く早く手にいれられますか?」と聞かれます。

 現代は、情報過多な世界。
 情報があふれている一方で、本当に有益な情報はなかなか手に入らないようです。

 なので、先にも書いたように、まず情報を見極める力(リテラシー)を身につけることが大事でしょう。

 そういう意味でも、仏教で生きる意味を学ぶことは、人生の根本を学ぶことになりますから、
 あらゆる情報の中で、最優先すべきで、私自身実行していることです。


 では、どこで仏教を学ぶかといいますと、勉強会もいいですし、
 メルマガもいいでしょう。
 携帯でもパソコンでも、どちらでも登録できます。

  たとえば、コチラなんかおすすめですね。


 http://www.shinrankai.net/2009/08/benkyokai-sanka-1.htm"target="_blank"


 http://www.shinrankai.or.jp/s/kakuchi/index.htm"target="_blank"


 おすすめメルマガ

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 仏教以外でおすすめのメルマガは

 
 生き方・ビジネス系としては、

  以前紹介した、このメルマガもいいでしょう。

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  映画に関心ある方などは

  http://www.mag2.com/m/0000136378.html"target="_blank"

  などいいかも知れません。


  ちょっとした工夫で情報はたくさん入手できますが、先にも書きましたように
  「どういう情報を得るか」「得た情報をキチンと処理できるか」、のほうが圧倒的に大事なのですね。

  参考になれば幸いです☆

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