こんにちは、親鸞会の筬島です。
ドストエフスキーは多くの人に賞賛されています。
ウィキペディアには次のようにかかれています。
ドストエフスキーは文学者以外の著名人からも、高く評価されている作家である。
アルベルト・アインシュタイン
「ドストエフスキーは、どんな思想家が与えてくれるものよりも多くのものを私に与えてくれる。ガウスよりも多くのものを与えてくれる」
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインは、『カラマーゾフの兄弟』を50回以上も熟読したとされている(第一次世界大戦従軍時の数少ない私物の一つが『カラマーゾフの兄弟』だったため)。
ジークムント・フロイトは、論文「ドストエフスキーと父親殺し」において、ドストエフスキーの小説や登場人物について研究している(フロイトが論文の表題に作家の名前を冠したことは、極めて異例なことだった)。
グスタフ・マーラーは、妻アルマによれば、マーラーはドストエフスキーの信奉者であり、つねづね「この地上に誰か一人でも苦しんでいる者がある限り、どうしてわれわれは幸せになれようか」と言っていた。
江戸川乱歩は、ドストエフスキーの作品を繰り返し読み、「スリルの事」というドストエフスキーの作品に関するエッセイも書いている。また、乱歩の『心理試験』の設定は『罪と罰』から借りたものである。
黒澤明
「ドストエフスキーは若い頃から熱心に読んでいて、どうしても一度は映画化をやりたかった。もちろん僕などドストエフスキーとはケタが違うけど、作家として一番好きなのはドストエフスキーですね」(黒澤監督は『白痴』を、人物と場所の設定を日本にした上で映画化している)
手塚治虫は、ドストエフスキーの影響を非常に受けた漫画家である。「ボクの長編の基本は『罪と罰』なんです」と公言していた。手塚治虫は『罪と罰』を初期に漫画化している
そのドストエフスキーは『作家の日記(3)』p447に、一見、人生に
ついて悩んでいるように見えない人であっても、
「当の本人さえも気づかないうちに、もうずっと以前から
人生の最高の目的と意義を求めて、もだえている人たちもいる。
いや、むしろ、いすぎるくらい、たくさんいるのである」
と書いています。
そして
人生の目的が分からなければ
「食物に対する愛や、
詰めもののいっぱい入った大きなパイや、
美しい競争馬や、
放縦な生活や、
官僚的な権力や、
部下から崇められることや、
自分の家の戸口に立っている玄関番などに対する愛
などを得ても、心は安まらない」
と書き、金や財、地位や名誉で本当の幸福は得られないと
述べています。
また、
「こうした連中はそれこそなんの理由もなしにピストル自殺を
するように見えるけれど、それにもかかわらず、実際は、
たとえ無意識なものであっても、どこにも見いだすことが
できなかった、人生の最高の意義にあこがれる苦悶がかならず
その理由なのである」
と自殺の理由は、人生の目的(意義)が見いだせなかった苦しみ
による、と書いています。
さらに、子供や若人の自殺の原因も人生の目的の欠如が原因では
ないかと次のように言及しています。
「現代にあっては子供でさえも、あるいはまだ人生を経験した
ことのない若い人たちですらも、ぞくぞくと自分の生命を
絶っていると、おそらく、諸君はまたわたしに指摘する
ことだろう。
ところが、ちょうどそのことについてわたしは、わが国の
若い人たちは苦しみ悩んでいる、人生の最高の目的が欠如
している淋しさに苦しみもだえているという、ひそかな信念
を持っている。」
なので、人生の目的を見つけにくい社会は、恐怖であり、
重大な問題を抱えていると提言しています。
「人生の最高目的に対する無関心主義が一般的なものになって
いる。
すくなくとも、わが国の若い世代が、人生の理想と最高の意義
を独力で探し出さなければならないように運命づけられている
ことは一目瞭然と言ってもいいくらい、明瞭である。
実に恐ろしい。
あまりにも、あまりにも重大な問題である。
わが国の若い人たちは、それこそどちらを向いても人生の最高の
意義についてのいかなる指示も絶対に見いだせないような立場に
置かれているのだ」
なんと人生の目的は大事な問題でしょうか!!
その生きる目的を明らかにされた方が親鸞聖人です。
浄土真宗 親鸞会は、親鸞聖人が教えられた「人生の目的」を
お伝えしている集まりです。
■関連記事
自殺サイト なぜ死んではいけないのですか?
http://inochi.jpn.org/jisatsu/"target="_blank"
親鸞会ブログ ポータル » 人生の目的
http://親鸞会.com/archives/tag/%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%9A%84"target="_blank"
以下、原文です。
「世の中には、なんの理念もなく、人生の最高の意義などとは
なんの関係もなく生きようとする人、最低のタイプとして、
単に動物的な生活を送りたいと望む物好きな連中もたくさん
いる。
しかしながらなによりおもしろく思うのは、身受けたところでは、
きわめて粗野で不道徳な性質の持ち主のように、あるいは、
見えるかもしれないけれど、それでいながらその本性は、
もしかすると、当の本人さえも気づかないうちに、
もうずっと以前から人生の最高の目的と意義を求めてもだえて
いるのかもしれない人たちもいるのである。
いやむしろいすぎるくらいたくさんいるのである。
こうした人たちは食物に対する愛や、詰めもののいっぱい
はいった大きなパイや、美しい競争馬や、放縦な生活や、
官等や、官僚的な権力や、部下から崇められることや、
自分の家の戸口に立っている玄関番などに対する愛だけでは、
もはや心が安まらない。
こうした連中はそれこそなんの理由もなしにピストル自殺を
するように見えるけれど、それにもかかわらず、実際は、
たとえ無意識なものであっても、どこにも見いだすことが
できなかった、人生の最高の意義にあこがれる苦悶がかならず
その理由なのである。
(中略)
現代にあっては子供でさえも、あるいはまだ人生を経験した
ことのない若い人たちですらも、ぞくぞくと自分の生命を
絶っていると、おそらく、諸君はまたわたしに指摘する
ことだろう。
ところが、ちょうどそのことについてわたしは、わが国の
若い人たちは苦しみ悩んでいる、人生の最高の目的が欠如
している淋しさに苦しみもだえているという、ひそかな信念
を以っている。
(中略)
人生の最高目的に対する無関心主義が一般的なものになって
いる。
すくなくとも、わが国の若い世代が、人生の理想と最高の意義
を独力で探し出さなければならないように運命づけられている
ことは一目瞭然と言ってもいいくらい、明瞭である。
実に恐ろしい。
あまりにも、あまりにも重大な問題である。
わが国の若い人たちは、それこそどちらを向いても人生の最高の
意義についてのいかなる指示も絶対に見いだせないような立場に
置かれているのだ。
ドストエフスキー『作家の日記3』p447
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パンダの友人 東大数学科から仏教講師になった
おかもん先生の人気サイト
仏教の教え だれでもわかる人生哲学
http://jns3.netfarm.ne.jp/~ac206277/4ae5c1fa/i/index.htm"target="_blank"
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http://bukkyouwakaru.com/"target="_blank
ドストエフスキーは多くの人に賞賛されています。
ウィキペディアには次のようにかかれています。
ドストエフスキーは文学者以外の著名人からも、高く評価されている作家である。
アルベルト・アインシュタイン
「ドストエフスキーは、どんな思想家が与えてくれるものよりも多くのものを私に与えてくれる。ガウスよりも多くのものを与えてくれる」
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインは、『カラマーゾフの兄弟』を50回以上も熟読したとされている(第一次世界大戦従軍時の数少ない私物の一つが『カラマーゾフの兄弟』だったため)。
ジークムント・フロイトは、論文「ドストエフスキーと父親殺し」において、ドストエフスキーの小説や登場人物について研究している(フロイトが論文の表題に作家の名前を冠したことは、極めて異例なことだった)。
グスタフ・マーラーは、妻アルマによれば、マーラーはドストエフスキーの信奉者であり、つねづね「この地上に誰か一人でも苦しんでいる者がある限り、どうしてわれわれは幸せになれようか」と言っていた。
江戸川乱歩は、ドストエフスキーの作品を繰り返し読み、「スリルの事」というドストエフスキーの作品に関するエッセイも書いている。また、乱歩の『心理試験』の設定は『罪と罰』から借りたものである。
黒澤明
「ドストエフスキーは若い頃から熱心に読んでいて、どうしても一度は映画化をやりたかった。もちろん僕などドストエフスキーとはケタが違うけど、作家として一番好きなのはドストエフスキーですね」(黒澤監督は『白痴』を、人物と場所の設定を日本にした上で映画化している)
手塚治虫は、ドストエフスキーの影響を非常に受けた漫画家である。「ボクの長編の基本は『罪と罰』なんです」と公言していた。手塚治虫は『罪と罰』を初期に漫画化している
そのドストエフスキーは『作家の日記(3)』p447に、一見、人生に
ついて悩んでいるように見えない人であっても、
「当の本人さえも気づかないうちに、もうずっと以前から
人生の最高の目的と意義を求めて、もだえている人たちもいる。
いや、むしろ、いすぎるくらい、たくさんいるのである」
と書いています。
そして
人生の目的が分からなければ
「食物に対する愛や、
詰めもののいっぱい入った大きなパイや、
美しい競争馬や、
放縦な生活や、
官僚的な権力や、
部下から崇められることや、
自分の家の戸口に立っている玄関番などに対する愛
などを得ても、心は安まらない」
と書き、金や財、地位や名誉で本当の幸福は得られないと
述べています。
また、
「こうした連中はそれこそなんの理由もなしにピストル自殺を
するように見えるけれど、それにもかかわらず、実際は、
たとえ無意識なものであっても、どこにも見いだすことが
できなかった、人生の最高の意義にあこがれる苦悶がかならず
その理由なのである」
と自殺の理由は、人生の目的(意義)が見いだせなかった苦しみ
による、と書いています。
さらに、子供や若人の自殺の原因も人生の目的の欠如が原因では
ないかと次のように言及しています。
「現代にあっては子供でさえも、あるいはまだ人生を経験した
ことのない若い人たちですらも、ぞくぞくと自分の生命を
絶っていると、おそらく、諸君はまたわたしに指摘する
ことだろう。
ところが、ちょうどそのことについてわたしは、わが国の
若い人たちは苦しみ悩んでいる、人生の最高の目的が欠如
している淋しさに苦しみもだえているという、ひそかな信念
を持っている。」
なので、人生の目的を見つけにくい社会は、恐怖であり、
重大な問題を抱えていると提言しています。
「人生の最高目的に対する無関心主義が一般的なものになって
いる。
すくなくとも、わが国の若い世代が、人生の理想と最高の意義
を独力で探し出さなければならないように運命づけられている
ことは一目瞭然と言ってもいいくらい、明瞭である。
実に恐ろしい。
あまりにも、あまりにも重大な問題である。
わが国の若い人たちは、それこそどちらを向いても人生の最高の
意義についてのいかなる指示も絶対に見いだせないような立場に
置かれているのだ」
なんと人生の目的は大事な問題でしょうか!!
その生きる目的を明らかにされた方が親鸞聖人です。
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お伝えしている集まりです。
■関連記事
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以下、原文です。
「世の中には、なんの理念もなく、人生の最高の意義などとは
なんの関係もなく生きようとする人、最低のタイプとして、
単に動物的な生活を送りたいと望む物好きな連中もたくさん
いる。
しかしながらなによりおもしろく思うのは、身受けたところでは、
きわめて粗野で不道徳な性質の持ち主のように、あるいは、
見えるかもしれないけれど、それでいながらその本性は、
もしかすると、当の本人さえも気づかないうちに、
もうずっと以前から人生の最高の目的と意義を求めてもだえて
いるのかもしれない人たちもいるのである。
いやむしろいすぎるくらいたくさんいるのである。
こうした人たちは食物に対する愛や、詰めもののいっぱい
はいった大きなパイや、美しい競争馬や、放縦な生活や、
官等や、官僚的な権力や、部下から崇められることや、
自分の家の戸口に立っている玄関番などに対する愛だけでは、
もはや心が安まらない。
こうした連中はそれこそなんの理由もなしにピストル自殺を
するように見えるけれど、それにもかかわらず、実際は、
たとえ無意識なものであっても、どこにも見いだすことが
できなかった、人生の最高の意義にあこがれる苦悶がかならず
その理由なのである。
(中略)
現代にあっては子供でさえも、あるいはまだ人生を経験した
ことのない若い人たちですらも、ぞくぞくと自分の生命を
絶っていると、おそらく、諸君はまたわたしに指摘する
ことだろう。
ところが、ちょうどそのことについてわたしは、わが国の
若い人たちは苦しみ悩んでいる、人生の最高の目的が欠如
している淋しさに苦しみもだえているという、ひそかな信念
を以っている。
(中略)
人生の最高目的に対する無関心主義が一般的なものになって
いる。
すくなくとも、わが国の若い世代が、人生の理想と最高の意義
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ことは一目瞭然と言ってもいいくらい、明瞭である。
実に恐ろしい。
あまりにも、あまりにも重大な問題である。
わが国の若い人たちは、それこそどちらを向いても人生の最高の
意義についてのいかなる指示も絶対に見いだせないような立場に
置かれているのだ。
ドストエフスキー『作家の日記3』p447
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