世界保健機関(WHO)は29日、豚インフルエンザ(H1N1型)の
世界的大流行(パンデミック)のリスクが差し迫っているとし、
警戒水準を「フェーズ5」に引き上げました。
感染が広がり、米テキサス州でメキシコ人幼児が死亡、メキシコ国外で
初の感染死亡例が出たことを受けてのことのようです。
「フェーズ5」はパンデミック(世界的大流行)を意味する
「フェーズ6」の1つ手前でヒトからヒトへの新しい亜型のインフルエンザ
感染が確認された状態。
※詳しくはコチラ
豚インフルエンザ(フェーズとは、新型インフルエンザとは) - 浄土真宗 親鸞会 講師のブログ・人生の目的と生きる手段
http://blog.goo.ne.jp/pandagananda16/e/80732d0fc9b8f8db0a2712e7c43a3536
WHOのマーガレット・チャン事務局長は、記者会見で
「インフルエンザのパンデミックは、深刻に受け止めなければならない。
世界中の国々に急速に広がる力があるからだ」と言っています。
この大問題の一番の根っこはどこにあるのでしょう?
「なぜ生きる」(高森顕徹先生監修)には次のように書かれています。
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◎ 闇の中を走っているから、
何を手に入れても、安心も満足もない
過剰なまでの「健康ブーム」です。どんな食生活が病気にならないか、
遺伝子組み換え食品は安全か、環境ホルモンの汚染は大丈夫か、
テレビでも雑誌でもさかんに取り上げられています。
風邪だと言われても驚きませんが、「ガンだ」「エイズだ」
となると大騒ぎです。
それらは死に至るからでしょう。
ティリッヒ(ドイツの哲学者)は『生きる勇気』で、
人間は一瞬たりとも、死そのものの「はだかの不安」には耐えられないと
言いました。
死と真っ正面に向きあうのは、あまりにも恐ろしいので、病気や環境問題と
対決しているのでしょう。
核戦争が怖い、地震が恐ろしい、不況が心配……というのも、その根底に
「死」があるからではないでしょうか。
私たちは、「死神の掌中で弄ばれる道化」ともいわれます。
どれだけ逃れようともがいても、死に向かってひた走っているのです。
しかもその壁の向こうはどうなっているのか、まるで知りません。
未来がハッキリしないほどの、不安なことがあるでしょうか。
先の見えない闇の中を走っているから、何を手に入れても、心から明るく
なれないのでしょう。
「この苦しみは、どこからくるのか」――人生を苦に染める真因がわからな
ければ、真の安心も満足も得られません。
苦しみの元を断ち切って、「人間に生まれて良かった!」という生命の歓喜を
得ることこそが、人生究極の目的なのです。
死をありのまま見つめることは、いたずらに暗く沈むことではなく、
生の瞬間を、日輪よりも明るくする第一歩といえましょう。
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