幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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「涙そうそう」森山良子さんが急死した実の兄を想って書きあげた詞

2009-03-14 | 


Beginの名曲「涙そうそう」

夏川りみさんが歌って大ヒットしましたね。

紅白にもでました。

作詞は、森山良子さん。

森山良子さんが急死した実の兄を想って書きあげた詞だそうです。

天才、天才ともてはやされていた森山良子さんは子供の頃から

孤独を感じていました。

その森山良子さんをマネージャーとして陰で支え続けたのがお兄さんでした。

ところがそのお兄さんは、不整脈で突然、死んでしまうのです。

森山良子さんは、そのお兄さんへの思いを、

ずっと心の中にしまい込んでいました。

ある番組をきっかけにBeginと一緒に曲を作る事となったのですが、

Beginから送られてきた曲のタイトルは「涙そうそう」

「涙がとめどなく溢れる」という意味です。

今まで封印してきた、お兄さんへの想いを、

たった一晩で一気に書き上げたのだそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

涙そうそう 作詞:森山良子 作曲:BEGIN

古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた
いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ
晴れ渡る日も雨の日も 浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
おもかげ探して よみがえる日は涙(なだ)そうそう

一番星に祈る それが私のくせになり
夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す
悲しみにも喜びにも 思うあの笑顔
あなたの場所から私が
見えたらきっといつか 会えると信じ生きてゆく

晴れ渡る日も雨の日も 浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
さみしくて恋しくて 君への想い涙そうそう
会いたくて会いたくて 君への想い涙そうそう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では、この名曲をなぜ、夏川りみさんが歌うことになったのか。

2000年の「沖縄サミット」 で、Beginが「涙そうそう」を歌ったのだそうです。

それをテレビで見ていた夏川りみさん。

「そうだ!私はこんな歌が歌いたかったんだ!」 と思い、

Beginのライブに行き、楽屋を訪ね「この歌を私にください!」と直訴!


Beginの比嘉さんは、「そうあせらずに」といって、

新しい曲を夏川りみに書いてあげたそうです。

が、やっぱり「涙そうそう」が歌いたかった夏川りみさんは、

もう一回、「涙そうそう」を自分に歌わせてくれと頼んだのです。

そして、レコーディングとなったのですが、

比嘉さんはこう言ったそうです。


「りみちゃん、今の歌じゃ、お客さんに全然伝わらないよ。

 『涙そうそう』というのは、涙ぽろぽろ、というような意味だよ。
 
 森山良子さんは、作詞を頼むとき、『涙そうそう』の意味を知って、
 
 死んだ兄のことを思って詞を書いたんだよ」


「そんなに大切な歌だったんだ」と思った夏川りみさんは、

歌詞に込められた森山良子さんの心をかみ締めて歌った。

その歌を聴いて。

「今の歌なら、大丈夫。絶対お客さんに届くよ」

と比嘉さんが言ったそうです。


愛する人との別離の苦しみを「愛別離苦(あいべつりく)」と

いいます。

特に死に別れほど、切なく、悲しいことはないですね。

数知れぬ人たちの死の上に、今の世界があり、今の自分があるわけ

です。

そう思って生きたら、いい加減な生き方は出来ませんよね。

 

実は、私は、一番下の従妹を自殺で亡くしています。

 

二度とこの悲劇を繰り返したくないと一つの物語を描きました。

 

 ストーリーは、 

  余命一カ月を告げられた愛する人のために
  「死に対して自由な心」を探す哲学少女と
  妹の自殺未遂をきっかけとして
  「どうせ死ぬのになぜ生きる」
  という大問題の答えを探し始めた青年の物語

   です。

 

この前、宗教学者の山折哲雄氏が、

「死を教えぬ教育 弱い」

 という見出しで、

 日本の教育では死とは何かを教えない、

「この根本的な問題をないがしろにしたまま、今、道徳を

 教科化しても、効果はないと思う」
 
と語っていました。

「死の準備教育」は死の恐怖を免れていると思われる若者にこそ必要とされ、

アメリカ・イギリス・ドイツでは小学生時代の比較的早い時期からおこなわれており、

日本における教育現場への導入の遅れが指摘されています。



この重要かつ難解な問題を、どうしたら分かりやすく伝えられるかに

ついて、私は26年学び、この度、一つの物語にしました。

実はこの物語にでてくるこの地図に、150もの哲学、思想が収まっています。







これだけ聞かれると、ちょっと難しいように感じられるかもしれませんが、基礎知識ゼロの
時計店で働く30代の女性を初め、多くの方から、試作品レベルでも
次のような分かりやすかったと好評をいただいています。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 とても解り易い話でした。
 自分も生簀の魚と同じです。
 生簀でずっと生きられない不安を抱えて
 毎日生きているんですね。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 登場人物のその場の情景が目に映る様に描写されていて
 まるでスクリーンを見ているようです。
 特にシンイチのや妹の心の動きまでも
 映像となって頭に浮かびます。
 春の日記。(※登場人物が胸の内を綴って日記のことです)
 まさに自分の事の様です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 とても明快で解り易いです。
 頭がすっきりしてきます。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 春奈さんの気持ち理解できます。
 傍らに誰か居ても 一人孤独です。
 自分の本当の心を誰にも話せない
 理解し合えないのですから。
 世間はナイフの林、傷付かない様に歩くのは
 大変神経使います。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 簡単に解り易く書いてありますのでよくわかります。
 哲学は事難しくこねくり回した無い様だとしか
 記憶していませんでしたが、この様に簡潔だと理解し易いです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 フライザイン、凄く良かったです!
 毎日楽しく読ませていただきました。
 とても深い内容でしたが分かりやすく書かれてあったので読みやすかったです。
 忘れがちなこの問題から目を逸らさず、暗い森の出口へ向かって進んでいきたいと思います。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


物語の一部分だけあげてみますと、

      * * *

「そなた、『フライザイン』を知っているか?」
 突然、こんなことを聞かれるなんてありえない。お互い自己紹介すらしてないのに。
〈知らない。知ってるはずがない〉
誰だってそう思うだろう、九十九%以上。
 でも、なぜか僕は知っていた、『フライザイン』は人類三千年の謎=しかも、どんな人にとっても一番大事な謎=を解く鍵、らしいことを。

 全身に降りしきる雨を受け、悲鳴をあげる肺に手を当てよろめき走りながら、僕はこの衝撃の出会いを思い出していた。
 同時に、わずか一カ月で最大の謎が解けた奇跡のような現実に身体を震わせている。僕は古今東西の英知を集めた『しあわせの地図』を手にしたんだ。この地図さえあれば、幸せの花を見つけられる……。
 
      * * *

星空を見るのが好きだった私。
ある日、それは恐怖に変わった。
あまりにちっぽけな自分に気づいてしまったから。
大宇宙のチリにうごめく私。
いてもいなくても何も変わらない。

変わり映えのしない日常にあるのは、
支えきれない苦痛。
出どころ不明な不安。

なのに、
人は、なぜ生きるの?
ねえ、あなたは答えてくれますか?

どうせ死ぬのに、なぜ生きるの?

      * * *

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 では、物語の中でお会いしましょう(^-^)/

 

   

 

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆうすけ)
2005-05-31 02:09:02
お元気ですか?



だいぶお忙しそうで、お体にはお気をつけて…



今日の記事、いろんな意味でぐさりときましたね。忘れもしない、4月26日。不整脈の発作が起こり、急遽病院へ行きました。心房細動という症状だったのですが、その後の検査ではこれといっておかしなところは見られないそうでした。



しかし、不整脈もあなどれないですね。なにしろ、人のエンジンですからね。



さて、涙そうそう。夏川りみさんバージョンも、Begin バージョンも大好きです。



しかし、バックグラウンドにこんなにも悲しい物語りがあったのですね。



なんでもそうですが、そのものに込められた思いを知る事で、一歩深いものに感じる事ってとても多いですよね。(ー_ー)考えさせられましたよ。今日もまた。
返信する
Unknown (そら)
2005-05-31 06:33:57
私、この歌を聞くと泣けてくるんです。

そういう意味があったんですね。

しみじみと聞くとその世界に入ってしまってひとりで泣きますよ。

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Beginのことなら! (makiko)
2005-05-31 09:09:41
Beginのほうは、正真正銘、ファンクラブ会員のアッシです。このエピソードはあまりに有名ですよね。本当にあんな素晴らしい名曲、滅多に出てこないと思いますよ。

Beginのメンバーと夏川りみさんのお姉さんが同級生で、以前から親交があったんです。夏川さんのどうしても『涙そうそう』を歌いたい!という強い思いが、あの歌声になったのでしょうねー。曲をあげちゃうBeginのメンバーの優しさもいいなぁー。

ってことで、Beginにはほかにも名曲がたくさん揃ってますんで、機会があれば、是非聴いてみて下さいまし。

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ど~も~! (kiko)
2005-05-31 15:21:24
夏川りみさんを見るとあんたを思い出すわと言われるkikoです。あんなにかわいらしくはないと思うのですが。。。共通点は単に目がでかいと言うだけだと思います。

「涙そうそう」、初めて聞いたときは涙が本当にでました。小さな子供は眠ってしまうそうですね。

子供には心地いいメロディ、大人には心を打つ歌詞が響くんでしょうか。。。
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Unknown (you)
2005-05-31 16:42:04
楽曲提供にいたるまでに

そんないきさつがあったんですね

それで心に響く曲に仕上がったんですね
返信する
ハジメマシテ (face)
2005-06-15 22:30:38
トラックバックアンドコメント

どうも有り難うございました。

やはりこの歌はいいですね。

ホント心が慰められます。



他には、「てぃんさぐぬ花」や

「イラヨイ月夜浜」なんかもいいですね。

それから、ライクーダがギターで参加してる

「花」も良い曲だとおもいます。

とっても心がやすまります。

沖縄の音楽はのんびりこころを

えぐるという感じでしょうか。
返信する
コメント&TBありがとうございます (k-review)
2005-06-15 23:21:05
そうなんですよね、お兄さんを思われて作られているということは知っていました。そのことを知った時、妙に納得したものです。この詞にある思いは本物であるということと、でも恋人や夫への思いではないなと何となく感じていたことが証明されたようで。そしてますますこの曲が好きになりました。

嫌なことや大変なことがあっても、思いを遂げずに無念の中で亡くなっていった何人かの友人・知人を思い、生きているのだから頑張ろうと思っています。
返信する
生きるとは・・・・!? (秋目漱石)
2007-09-27 19:03:58
はじめまして。
(最近、加齢のためか、もの忘れがひどくなり、もし、コメントが
重複していましたら、どうかご容赦ください。)
私は北海道に住んでいる者です。
突然のコメントで、大変申し訳ありません。
ご迷惑でしたら、削除していただいても構いません。

私は、21歳でクリスチャンになり、もう60代半ばになりました。
家内は、2000年8月に「多発性骨髄腫」という血液の癌を告
知を受けましたが、神様の憐れみでまだ生かされています。

病妻の看病と家事をしながら、何とかして一人でも多くの方に
キリストの福音を伝えたいと願い、ブログを書き綴っています。
生きるとは何か?幸せとは?愛とは?死の問題などについて
考え、聖書から真面目に人生を考えるブログです。

どうか、時間のあるとき、ご訪問ください。
初心者にもできるだけ分かりやすい言葉で伝えたいと心がけて
綴っています。
      ( click here ↓ )
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/ 

☆.。.:*・゜`★.。.:*・゜`☆.。.:*・゜`★.。.:*・゜`☆.。.:*・゜`★.。.:*


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涙そうそう (rokuchan)
2011-07-13 21:49:13
私もこの曲が大好きです。とくにBegingとピアニスト小曽根真さんがNHKで演奏した曲が絶品でした。
私はパク・ヨンハさんのファンです。昨年6月末に自ら命をた絶って私達の前から突然いなくなってしまいました。ファン達は余りにも突然の出来事に嘆き悲しみ戸惑いました。でも1年間をファン同士支えあいながら生きてきました。
一周忌を期に涙そうそうの曲にヨンハさんの映像を合わせて自作にMVを作っておりまして、涙そうそうの歌詞を探していたところこちらのブログにたどりつきました。
そして「愛別離苦(あいべつりく)」の文字を目にしました。本当に悲しくて辛かったですが、私達は前を向いて生きていかなくてはなりません。ヨンハさんの思い出は私達ファンの心の中で行き続けています。
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