幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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だけど、この手につかんでいる実感があまりないや。どれも大事だけど、何か物足りない。『NANA』

2007-02-09 | 夢幻


●NANA2巻

ハチの台詞(ひとりごと)

「東京に出て来さえすれば欲しいものが

 何でも手に入る気がしていたけど、

(いや手に入ってるな。怖いくらい。
 ポンポンと。絶好調じゃん)※
 
 だけど、この手につかんでいる実感があまりないや。
 
 なんでだろう。
 
 だいたいあたしの欲しいものって何だろう。
 
 章司との時間、かわいい服や雑貨。おしゃれな家具と部屋。
 
 どれも大事だけど、何か物足りない。欲張りなのかな、あたし」

※好きなバイト、お気に入りの部屋、離れていた彼氏など。


●NANA6巻

ハチの台詞(ひとりごと)

「ねえナナ。夢が叶うことと、幸せになることは、

 どうして別のものなんだろう。
 
 それはいまだに分からないよ」(ナナ6巻第17話)
 

いやーめっちゃ感動しました!

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さて、セリフに戻りましょう。

 「この手につかんでいる実感があまりないや。」

 「だいたいあたしの欲しいものって何だろう。」

 「どれも大事だけど、何か物足りない。」


こんなことを感じたことある人、ありませんか?

その人は、特別欲張りだからという訳ではありません。

いってみれば、人生に敏感な方だとお見受けします!

人間、心の奥底が見えますと、不安な闇の心をかかえている。

その闇は、物質的なものを手にいれたという光や、

人とのつながりという光では、晴らせない、深い闇なのです。

しかし、この闇が晴れないかぎり、

目の前の夢がたとえ叶ったとしても

本当の幸福にはなれないでしょう。

まさに

「夢が叶うことと、幸せになることが別のもの」

になってしまうのです。

まず、目を自分に向け、もっといえば、自分の心に向け、

ハチと同じ心がないか、心静かに見つめてみましょう。

今まで気づかなかった「何か」に気づくかもしれません。

そこが、本当の人生のスタートなのかも!!

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ゆっくり寝たい

2007-02-07 | 煩悩


完全週休2日になったら

 小学校や中学校、高校など完全週休2日になった時、
 何をやりたいか2万人にアンケートをとったそうです。
 結果は以下の通り。。。。

●小学3年生ーテレビゲームで遊びたい
●小学5年生ー外で遊びたい

●中学2年生(38%)ーゆっくり休みゆっくり寝る
●高校2年生(49%)-ゆっくり休みゆっくり寝る

 ということでした。

 受験戦争、日々のストレスetcで、寝るときが一番幸せ

 というのは何かさびしい気持ちがしますね。

  でも、かなり本音??

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自殺率の国際比較(欧米先進国と比較すると日本は世界1の自殺率)

2007-02-05 | 


社会実情データ図録というHP(コチラ)

に自殺の「自殺率の国際比較」のデータが出ていました。

とても考えさせられるデータです。



以下、このHPからの引用です。


 日本は欧米先進国と比較すると確かに世界1の自殺率となっている。

 さらに範囲を広げた国際比較では、図のように、
 
 日本は、リトアニア、ロシア、ウクライナ、ハンガリーなどに次ぐ
 
 世界第10位の自殺率の高さとなっている。
 
 このように国内の混乱が続く体制移行国に次いで高い自殺率ということから
 
 日本の自殺率はやはり異常な値であるといわざるを得ない。


世界で最も自殺率が高いリトアニア、ロシアをはじめとする体制移行国では、

男子45-54歳(あるいは55-64歳)の自殺率が最も高い。

日本もこのグループに属している。


国民総所得では世界2位の日本。(くわしくはコチラ

経済大国といわれるこの日本は、いわゆる自殺大国でも

あるわけです。

死ぬ理由は山ほどあるのですが、たった一つの「生きる理由」が

藪の中にある。

小学生の「問題」という詩にも、こう書かれています。

<問題>

 1たす1は?
 この文字の読みがなは?
 この人物の名前は?
 なぜこうなるの?
 いくつもの問題
 むずかしい問題
 たくさんの問題

 たった一つの・・・・・・
 「人は何のために
 生まれてくるのか」

 それだけは
 だれにもわからない

  熊本市
   熊本大教育学部付属小
      6年 S.I.


哲学者、キルケゴールは、こう言っています。

「死が希望となるほどの希望のなさ、それが絶望だ」




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東大卒の2割がニートに!?

2007-02-03 | 目的と手段


東京大学学生部の調べによると、

平成15年度の同大学学部卒業者3416人のうち、

就職した人はわずか27.9パーセントにすぎなかったそうです。

就職希望者のうち99.9パーセントは就職できたのですが、


大学院進学者や公務員試験・司法試験などの浪人を除いても、

669人は就職も進学も受験勉強もしていないという結果が出ているのです。

これは
卒業生全体の2割弱にも上る数字。

ただし、これらのうち大学側に就職の報告しなかった学生も含まれ、

統計上は「その他」という分類になるそうです。


 学部卒業生の過半数が進学するという大学院修士課程の状況は、
 
 修了者2711人のうち半数が就職、4割は博士課程に進学、
 
 留学などを除く8.4パーセントの229人がここでも「その他」。
 
 博士課程になると、就職希望者のうち13パーセントは就職できないだけでなく、
 
 修了者の47.1パーセントの722人が研究者にもなれず「その他」となっているそうです。

 
くわしくはコチラ


もちろん、「ニートになりたくて、東大に入った!」という訳ではないでしょう。


「一流大学に入ればうまくいく」

「一流企業に就職さえすれば、幸せになれる」

「結婚すれば」

「子供が出来たら」・・・と、

夢や目標を持つことはよいことですが、先を見越した、正しい目的を

持つことはもっと大事だと思います。

さらに考えてみますと、結局人間は「幸せ」を求めているわけで、

「一流大学に入って不幸になりたい」わけでもなく

「一流企業に入って、この世の地獄を見たい」わけでもない。


知らず知らず、「一流大学に入ると幸せもついてくる」という間違った認識を

しがちですが、これが大きな間違い。

一見、当たり前に思える「幸せ」を求めて生きているはずの自分を見つめなおし、

本当に今のままで「本当の幸せ」になれるのか、考えてみることが大事でしょう。

人間には、必ず「別れ」「老い」「死」などの問題もつきまとうのですから。

せっかくの頑張りが宙に浮いて「こんなはずでは・・・」とならないように。。。。、
 

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なんの為に勉強し、何の為に働くの?「女王の教室」

2007-02-02 | 人生の目的


今日は、女王の教室 第10話『真矢、最後の授業』から

くわしくはコチラのドラマノートというブログ
(このドラマノートというブログ、とても詳しく超力作で、すごいです)
今日の記事もこのブログの文章をもとに書いています。

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女王の教室とは、

この物語は
悪魔のような鬼教師に
小学6年の子供たちが戦いを挑んだ
一年間の記録


というものですが、かなり物議をかもしだしたようです。
その中で、考えさせられる場面がありました。
この答えが正しいとか正しくないということではなく、
紹介してみたいと思います。

(シーン1)

真矢が教室に入ってくる。
挨拶の後、真矢が言う。
「それではテストをはじめます。机の上の物をしまって。」
「先生!私たちみんなで相談して、テストの成績に関係なく交代で
 掃除当番や給食当番をすることに決めました。
 これからは、クラスのことは自分達で決めますから。」
ひかるがそう言い、分担表を真矢に渡す。

ひかるが席につく姿を目で追い、クラスの子供達の顔を見渡す真矢。
「じゃあ、もうやめましょう、テストなんか。
 私立を受ける人は、親と仲良しこよしになったから、
 落ちても文句言われないでしょ、もう。
 それ以外の人は、卒業まで勉強しなくてのんべんだらりと過ごしても、
 中学に入れるんだから。
 要するにあなたたちは、勉強したくないだけなのよ。」
「私たちは、別にそんなこと言ってません!」とひかり。

「そうです!テストの成績だけで、何でも決めるのがおかしいと
 言ってるだけで。」と西川。
「それでは聞くけど、あなたたちは一体何の為に勉強しているの?」
「それは、何ていうか・・・」西川が口ごもる。

「将来いい大学に入りたいし。」と刈谷孝子。
「いい大学に入ってどうするの?」

「それはだから、いい会社に入って。」
「いい会社に入って、どうするの?」

「それは、だから・・・。」

「一生懸命働きます。」と三田村誠。
「一生懸命働いてどうするの?
 社長にでもなるつもり?」

「別にそんなんじゃ・・・」
「じゃ、そこそこ出世して、定年になったら、沢山退職金を貰って、
 豊かな老後でも過ごす?
 そんな甘い考えでいいのかしら?
 嫌な上司がいて苛められたらどうするの?
 会社にリストラされたらどうするの?
 そもそも、あなたたちの考えるいい会社って、一体どんな会社?
 今は、どんなに有名な会社だって裏でどんなに汚い事をやってるか
 わからないんだし、いつ潰れてもおかしくない時代なのよ。
 そんなことになったらどうするの?自殺でもするつもり?」


「私は、別にいい会社に入るだけが幸せじゃないと思います。
 馬場ちゃんみたいに漫画家になるとか、
 山下君みたいにJリーガー目指すとか。」和美が言う。
「まだそんな甘っちょろいこと言ってるのね。
 漫画家になっても売れなかったらどうするの?
 アシスタントになって、一生安いギャラでこき使われるの?
 サッカー選手だって、プロになれるのはほんの一握りだし、
 怪我をしたらおしまいじゃない。
 その後の人生のことは考えているのかしら!?ちゃんと。」

「そんなことばっか考えてたら何も出来ないんじゃないんすか?
 うちのじーちゃんが言ってたけど、やっぱ人生は楽しまなきゃ!」と勇介。

「所詮、あなたたちに出来るのはその程度のことよね。
 将来のことを考えると不安だし、自分じゃ何も決められないから、
 今良ければいいじゃない、と開き直るしかないのよね。」


(シーン2)

教頭と校長が教室の外から様子を見守る中、真矢の授業が始まった。

「では授業を始めます。
 教科書の55ページを開いて。」
「先生!」ひかりが立ち上がる。
「何ですか?」
「私達、先生に質問があります。」
子供達を見渡す真矢。みんな、真剣な表情で真矢を見つめている。
「言ってごらんなさい。」

「どうして勉強するんですか、私達。
 この前先生は言いましたよね。
 いくら勉強して、いい大学やいい会社に入ったって、
 そんなの何の意味もないって。
 じゃあどうして勉強しなきゃいけないんですか?」

「いい加減目覚めなさい。まだそんなこともわからないの?
 勉強は・・・しなきゃいけないものではありません。
 したい、と思うものです。
 これからあなた達は、知らないものや、理解できないものに沢山出会います。
 美しいなとか、楽しいなとか、不思議だなと思うものにも沢山出会います。
 そのとき、もっともっとそのことを知りたい、勉強したいと自然に思うから
 人間なんです。
 好奇心や、探究心のない人間は人間じゃありません。
 猿以下です!
 自分達の生きているこの世界のことを知ろうとしなくて、
 何が出来ると言うんですか?
 いくら勉強したって、生きている限り、わからないことはいっぱいあります。
 世の中には、何でも知ったような顔をした大人がいっぱいいますが、
 あんなもの嘘っぱちです。
 いい大学に入ろうが、いい会社に入ろうが、
 いくつになっても勉強しようと思えば、いくらでも出来るんです。
 好奇心を失った瞬間、人間は死んだも同然です。
 勉強は、受験の為にするのではありません。
 立派な大人になる為にするんです。」

「先生。」久子が立ち上がる。
「何ですか?」
「先生は、何でそんなに私達に厳しいんですか?
 何で私達を苛めるようなことばっかするんですか?」

「イメージ出来る?
 私があなた達にした以上に酷いことは、世の中にいくらでもあるの。
 人間が生きている限り、イジメは永遠に存在するの。
 なぜなら、人間は、弱いものを苛めるのに、喜びを見出す動物だからです。
 悪い者や、強い者に立ち向かう人間なんて、
 ドラマや漫画の中だけの話であって、現実にはほとんどいないのよ。
 大事なのは、将来自分達がそういういじめに合った時に、
 耐える力や、解決する方法を身につけることなんです。
 この中には、もうその方法を知っている人がいるかもしれないわね、
 もしかしたら。」


和美がゆっくり手を挙げる。
「神田さん。」
「どんな時でも、味方でいてくれる友達を見つけることですか?」
和美と由介が目を合わせる。照れたように視線を戻す由介。
「そういう考え方もあるわね。」

「先生!」由介が手を挙げる。
「なんですか?」
由介が和美を見たあと立ち上がる。
「先生は、頭も良くて、運動も音楽も出来るのに、
 どうしてこの学校に来る前に、教職員、再教育センターなんかにいたんですか?
 なんか、前の学校で受け持ったクラスの子を、ボコボコにしたって
 聞いたんですけど、本当なんですか?」
「・・・本当よ。」
「何でそんなことをしたんですか?」
「 その子が私にこう言ったからよ。
 なぜ人を殺しちゃいけないんだって。

 その子は、頭も良くて、運動も出来て、体も大きかったから、
 クラス中に恐れられていたの。
 事実その子のターゲットになった子は次々と苛められて、
 自殺未遂をする子までいた。
 でもその子は反省もせず、こう言ったの。
 なぜ、人を殺してはいけないんですか。
 そう質問すれば、大人がちゃんと答えられないと知っていたのね、彼は。
 だから私は、彼に教えたの。
 他人の痛みを知れと。
 みんな、自分と同じ生身の人間なんだと。
 どんな人にも、あなたの知らない、素晴らしい人生があるんだと。
 一人一人の人間の持つ家族や、愛や、夢や、希望や、思い出や、
 友情を奪う権利は誰にもありません。
 残される遺族の、苦しみや、痛みや、悲しみを与える権利も
 誰にもありません。
 だから人を殺しちゃいけないんです!
 あなた達も、過ちを犯すかもしれないから、肝に銘じておくことね。
 犯罪を犯した人間は、必ず捕まります。
 逃げることが出来ても、一生その呵責に苦しみます。
 周囲の人間からは見放されます。
 死ぬまで孤独です。
 もういいことは一つもありません。 
 二度と幸せになんかなれません!」

「先生。」和美が発言する。
「何ですか?」
「先生言いましたよね。
 この世で幸せになれるのはたったの6%だって。
 どうしてですか?」
「事実だから仕方がないでしょう。」真矢の声のトーンが少し落ちる。
「私はそうじゃないと思います。」
「どうして?」真矢が優しく問いかける。
「幸せって、人によって違うんじゃないんですか?
 みんな違う人間なんだし、
 ここにいる24人には、24通りの幸せがあるんじゃないんですか?
 サッカーやってるだけで幸せな人もいるし、
 好きな人といるだけで幸せな人もいるし。
 幸せって、決めるのは他人じゃなくて自分なんじゃないんですか?
 私、ここにいる24人は、みんな幸せになれると思います!」
和美の言葉に小さく微笑む真矢。
「ずーっと・・・その気持ちを持ち続けられればいいわね。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

勉強して、就職して、生きていくのは何の為?

あらゆる問題も最後は「何のために生きるのか」ここにたどりつくのではないでしょうか?




★今日のランキングも分かります。★




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