幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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男と女

2007-04-27 | 雑学


●「心の落ち着く時は?」という問いに対して

  男性6割が「夫婦2人でいる時」

  女性6割が「1人でいる時」

  と答えたそうです・・・・・。   

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    「数字で読む 日本人」より

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煩悶せざる青年は人生初期において足らざる所あり(長谷川如是閑)

2007-04-24 | なぜ生きる
浄土真宗親鸞会講師のブログです☆
キーワードは人間の実相、煩悩、因果の道理
人生の目的(生きる目的・なぜ生きる)、無明の闇、歎異鈔
真実の自己、親の大恩、、自殺、疑謗を縁とし、
仏教、対カルト、宗教被害、後生の一大事・生死の一大事、
文学、哲学科学、映画、音楽など♪


●(長谷川如是閑)ジャーナリスト

煩悶せざる青年は、

人生初期において足らざる所あり
  




「そんなの考えてたら暗くなる」

「気楽にいこうぜ」

とライトタッチの人も多いよう。

そういう時も必要です。

でもそればかりではいけないでしょう。

悩まなくていいことに悩むのは無駄ですが、

悩むべきことを悩むのは大事なこと!!

人生の目的について悩み考えることは

ものすごく大事なことであり、

最も意義有ることだと思います。



※感想、ご意見などのコメント、TBお待ちしてます~♪



人生は飛行機に似ている(本田宗一郎)

2007-04-16 | なぜ生きる


人生は飛行機に似ていて、途中がどんなによくても
着陸に失敗すれば、全ては無に等しい。
人間は常に、やがてやってくる着陸のことを考え、
悔いのない真に人間らしい生き方をすべきだ。

               (本田宗一郎)

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夏目漱石の苦悩(「吾輩は猫である」~「道草」)

2007-04-09 | なぜ生きる


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ある大規模なアンケートで20世紀人気ナンバーワン作家に

選ばれたのはは夏目漱石

しかし、初期の作品は別としても、漱石の文章はとても大衆受けする

ものとはいえないでしょう。

それでも、そこには何か人を引き付ける魅力が存在します。

それは作品の根底に、人間の苦悩、死の問題という人間存在根本の問題が

テーマになっているからかも知れません。


漱石は、38歳「吾輩は猫である」でデビューし、49歳でなくなるまで

作家としての活動はわずか10年という短さでした。

その中で「道草」は漱石唯一の自伝的作品と言われます。

「道草」は大正4年(1915)に完成、

翌大正5年、未完の大作「明暗」の執筆途中で胃潰瘍で死去。

「道草」は漱石の完成させた最後の作品になるわけです。

その中にこんな文が出てきます。


人通りの少ない町を歩いている間、彼は自分の事ばかり

考えた。

「お前は、必竟(ひっきょう)何をしに世の中に

 生まれて来たのだ」
 
彼の頭のどこかに、こういう質問を彼に掛けるものがあった。」


実はこのような問いかけはデビュー作の「吾輩は猫である」の、

一番最初にもあらわれいるのです。

冒頭の言葉は有名ですよね。


「吾輩は猫である。名前はまだない。

 どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。

 なんでも薄暗い、じめじめしたところでニャーニャー泣いていた

 ことだけは記憶している。」
 

とてもユーモラスな出だしですが、この裏には漱石の暗い生い立ちが

あると言われています。

そもそも漱石は五男、末っ子で、望まれずして生まれでた子供だったよう

です。漱石自身、「硝子戸の中」(ガラスどのうち)という随筆の中で、

「母は年をとって産むのを恥じた」というようなことを書いています。

(母42歳のとき)

さらに、漱石が生まれる前に子供が次々と亡くなっており、

「42」歳は「死に」を意味すると嫌っていたようです。

そこで親は漱石(本名、金之助)を古道具屋にあげてしまいます。

その古道具のガラクタと一緒に小さなザルの中に入れられて毎晩四谷の

大通りにさらされていたといわれます。

そんな不幸な生い立ちから、あのような「吾輩は猫である」の冒頭の言葉と

なったようです。

そもそも、夏目漱石がノイローゼで苦しんでいるところ、

高浜虚子が心配して「文章を書けば、少しは気分がまぎれるかもしれない」と

勧めたのがきっかけで、「吾輩は猫である」を書き始めたのです。

ですから、この作品は「苦悩からうまれたユーモア」ともいえるのです。

そういうことを知って最初の文章をもう一度読んでみるとどうでしょう。


「吾輩は猫である。名前はまだない。

 どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。

 なんでも薄暗い、じめじめしたところでニャーニャー泣いていた

 ことだけは記憶している。」
 

名もなく、生まれた場所もしらず、じめじめとしたところで

ひとりニャーニャー泣いている・・・・

とても寂しい光景ですよね。

デビュー作の冒頭がこのような内容であり、完成させた最後の作品であり

自伝でもある道草にも

人通りの少ない町を歩いている間、彼は自分の事ばかり

考えた。

「お前は、必竟(ひっきょう)何をしに世の中に

 生まれて来たのだ」
 
彼の頭のどこかに、こういう質問を彼に掛けるものがあった。」


とある。

ここにも産んだ子を愛せぬ親と

何のために生まれてきたのか分からぬ子供の苦悩があり、

生きる意味を問い続けた人間のすがたがあるのです・・・・・・。

★夏目漱石の記事

 夢の間に製造した爆弾

「こゝろ」に見る漠然とした不安

呑気(のんき)と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする

>行人

>勝って満足した人は一人もいない


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