幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


自著『第3の幸せ』【60ページ無料プレゼント中】         

年収8万円と1兆円 幸福度の差、わずか0.4の謎 マサイ族と富豪

2017-03-30 | 有無同然

「A group of Maasai men showing their traditional jumping dance」  
(Bjorn_Christian_Torrissen)



最近、心理学によって幸福の研究が急速に進んでいます。 

ある著名な心理学者は様々な地域の人びとに対し、人生の幸福度を7点満点で採点してもらう大規模な調査を行いました。その研究結果が発表されるや世界に衝撃が走ったのです。  

世界有数の大富豪たちの幸福度が「5.8ポイント」だったのに対し、最も貧しいといわれるマサイ族(アフリカの遊牧民族)の人たちが、なんと、わずか0.4ポイント差の「5.4ポイント」だったからです。  

年収という視点でみれば、世界的大富豪は約1兆円、マサイ族は約8万円。 マサイ族の年収を少し水増しして10万円にしても、その差1000万倍です。  

───────────────────────────
                    幸福度 
                   (7点満点) 

世界トップクラスの大富豪(年収1兆円)  5.8 



   

マサイ族(年収8万円)          5.4  



The Science of Subjective Well-Being  
Michael Eid (編集), Randy J. Larsen (編集)   
Handbook of subjective well-being(o307-322)
photo  
上:Fredrik Tersmeden「Two Swedish gentlemen wearing black tie. Photographer」  
下:Bjorn Christian Torrissen「A group of Maasai men showing their traditional “jumping dance”」


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一体なぜこうなるのでしょう?

その答えはこちらをクリック



年収8万円と1兆円 幸福度の差、わずか0.4の謎 マサイ族と富豪

2017-03-30 | 有無同然

「A group of Maasai men showing their traditional jumping dance」  
(Bjorn_Christian_Torrissen)



最近、心理学によって幸福の研究が急速に進んでいます。 

ある著名な心理学者は様々な地域の人びとに対し、人生の幸福度を7点満点で採点してもらう大規模な調査を行いました。その研究結果が発表されるや世界に衝撃が走ったのです。  

世界有数の大富豪たちの幸福度が「5.8ポイント」だったのに対し、最も貧しいといわれるマサイ族(アフリカの遊牧民族)の人たちが、なんと、わずか0.4ポイント差の「5.4ポイント」だったからです。  

年収という視点でみれば、世界的大富豪は約1兆円、マサイ族は約8万円。 マサイ族の年収を少し水増しして10万円にしても、その差1000万倍です。  

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                    幸福度 
                   (7点満点) 

世界トップクラスの大富豪(年収1兆円)  5.8 



   

マサイ族(年収8万円)          5.4  



The Science of Subjective Well-Being  
Michael Eid (編集), Randy J. Larsen (編集)   
Handbook of subjective well-being(o307-322)
photo  
上:Fredrik Tersmeden「Two Swedish gentlemen wearing black tie. Photographer」  
下:Bjorn Christian Torrissen「A group of Maasai men showing their traditional “jumping dance”」


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一体なぜこうなるのでしょう?

その答えはこちらをクリック



考えないようにしているちに、突然……!『非属の才能』から

2012-04-19 | 有無同然

おはようございます☆

最近、「非属の才能」(山田 玲司著:光文社新書)というもう何年も前に手にした本を読み返してみました。

すると、改めて「なるほご」と思うことが多くかかれてありましたので、情報をシェアしたいと思います。

この本を書いた山田玲司さんは、


1966年東京都生まれ。

チベットの高僧から歌舞伎町のホストまで、世界で最も多くの人に話を聞いている漫画家だそうです。

現実世界に希望を求めて、対談漫画『絶望に効く薬』(「週刊ヤングサンデー」連載中)を開始し、

約100人目のオノ・ヨーコさんにインタビュー中、“非属”という概念を思いついたとのこと。

そういう中かかれた文章ですから、説得力を感じます。

 

以下、抜粋です。

 

・・・・・・・・・・

●「考えない」ことが求められる学生時代

 

おそらく、日本の学校で一番学ばされることは、

 

「立ち位置の取り方」だろう。

 

教室という閉じた世界に一日中、何年もの間いなければならない

 

子供たちは、その異常な空間にいかに存在すべきかという


「ポジショニング」が最重要課題になってしまっている。

 


そこで行われている学習内容については、親も教師も

 

「受験に合格するため」という合意がほぼ完璧になされているため、

 

 

「生きることの意味」

「なぜ学ぶのか?」

「自分とはいったい何者なのか?」

 

などといった本質的な疑問を追求する本来の学問

 

の姿からはほど遠い。

 

こうなると、そこで求められるのは「考えない」ことであり、

 

「疑問をもたない」ことだ。

 


「どうして勉強しなければならないのか?」という子供の疑問に対して

 

明確な答えを持たないまま、多くの親が「いまだけでいいから

 

受験勉強して、余計なことは考えないように」と言ってしまう。

 

・・・・・・・・・・

 

 確かにそうですね。

受験時代に

「なぜ勉強するのか」「そもそもなぜ生きるのか」

を考えることは、不毛な問いとして切捨てられてきました。

これは犯罪的ともいえるほど、ひどい扱いなのかも知れませんね。

一番大事なことを考えさせないなんて。

 

続きを読んでみましょう。

 

・・・・・・・・・・


もちろん、その先には、有名大学卒業によるさまざまな「うま味」

があるのだろう。

 

子会社、孫会社にしか入れず、親会社の年下の社員にアゴで使われる

ことはないし、社会的信用があって住宅ローンも組みやすい。

 

ニートやフリーターになって、親を心配させるようなことも少なくなる。

 

おそらく、そのあたりが親の本音なのだろう。「愛する子供のためを思って」というわけだ。

 

  

ところが、そういったうま味を味わえる有名大学・有名企業に入れる

 人間はごく一部であり、もし運よく入れたとしても、いつの日か

 唐突に、ずっと先送りにしてきた「疑問」が頭をもたげてくる。

 

結婚、出産、出世と世間的に幸福とされる生活の中で、その日は

 いきなりやってくるのだ。

 

 

・・・・・・・・・・

無難で安定した生活をと願うことは悪いこととはいいませんが、

一番大事な問題を先送りにしたツケはひどく高くつくのです。

しかも、それは突然やってきたりします。

・・・・・・・・・・

 

●逆境の耐性がない「先送り人間」

 

事故や病気、左遷、リストラ、倒産はなにも珍しいことではない。

 

交通事故による死者は毎年一万人を超え、ガンや脳梗塞、心臓病

 

などの恐怖も絶えない。もしずっと健康体でいられたとしても、

 

身内に不幸が起きることもある。

 


また、社内政治に敗れて左遷されることもあるだろうし、どんな

 

大企業であろうと、もはや「右肩上がり」の時代でないことは誰

 

しもが知っている。

 

当然、リストラもあれば、ある日いきなり倒産する危険性もある。

 


狭い社会での立ち位置の取り方に腐心し、ひたすらノルマだけを

 

こなしてきた人間は、こういった人生に必須の「逆境」に対処が

 

できないのだ。

 

 

 

立ち止まざるを得なくなったとき、人は必ず自分の内側にその答え

 

を探し出そうとする。

 

 

 

なぜ、自分は生きているのか?

 

自分のやりたいことはなんなのか?

 

 

 

しかし、こういった人生の大問題をずっと先送りしてきた人間は、

 

そのときはじめて自分のなかがからっぽであることに気付き、

 

途方に暮れる。

 


最悪の場合、自殺に走ってしまう。

 


年間3万人もの自殺者を出すこの国の状況は異常というほかない。

 


どうすれば、人生の逆境にも折れることなく、幸福な人生を

 

生きていくことができるのだろうか?

 

 

・・・・・・・・・・・・・

安定志向で飼いならされてしまうと「逆境」に弱くなってしまうのですね。

苦しくなったとき

「なんで俺、こんなにまでして働かなくちゃならんの?」

「そもそも、何でオレ、生きてるんだろ?」

「このために生きているってものを、オレ持ち合わせてないな」

ってことに気づき、愕然とする。


そして、その壁を乗り越えることが出来なければ、生きていくことさえ困難になってしまうと作者は警告をうながしています

ただ、レールに乗って乗せられて、ダクダクと生きていくと

自分が何がやりたいのかも分からなくなってしまうのです。


「この為に生き、この為に死にたいと思える真理を知りたい」

と言ったのは哲学者、キュルケゴールでした。


この大問題をいつか考えなきゃいけない。

いや、早いほどいい。

もうこれ以上先延ばししちゃいけない、


だから、行動を移すのは、今日が一番いい、のです。


実は、この

 


「この為に生き、この為に死にたいと思える真理」

を教えたのが仏教です。

 


年々、関心が深まっていく仏教。


ですが、なかなか学ぶ場がないのが現実です。

そこで、ネットで仏教講座を開くことに致しました。


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幸福度【平均6.5点】 ブータンのGNH(国民総幸福) 親鸞会講師のブログ

2010-04-30 | 有無同然


親鸞会講師の筬島です。

これから連休に入りますが、いかがお過ごしでしょうか?


政府が、国民の「幸福度」を表す新たな指標づくりの参考にするため、
国民の意識を探る初めての調査を行ったそうですが、
幸福度の評価は10点満点で【平均6.5点】だったそうです。


以下、NHKの記事からです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

政府は、国民の「幸福度」について、これまでは経済規模の拡大などの
視点に偏っていたとしており、仙谷国家戦略担当大臣が、価値観の多様化
など今の社会情勢に対応できる新たな指標の検討を進めています。

その参考にするため、政府は、幸福という概念について、幅広い角度から
国民の意識を探りたいとして、先月、全国の15歳以上80歳未満の
男女4000人を対象に初めての調査を行い、70%余りのおよそ
2900人から回答を得ました。

それによりますと、まず、ヨーロッパ各国で行われている幸福度の
評価調査と同じ質問として、

「とても幸せ」を10点、「とても不幸」を0点とする10点満点

で尋ねたところ、平均は6.5点でした。
このうち、8点と答えた人が最も多く20%、
次いで5点と答えた人が19%で、
男女別では、男性の平均が6.2点、女性が6.7点と女性の方が高く
なりました。

2年前のヨーロッパの調査では、幸福度の評価が最も高かったデンマーク
が8.4点、
次いでフィンランド、ノルウェーが8点などとなっており、日本の幸福度
に近い評価だったのはポルトガル、ラトビアの6.4点、スロバキアの
6.6点でした。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



村上龍氏は、小説『希望の国のエクソダス』の中で

「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。
  だが、希望だけがない」


と書いていますが、「物がある」ことと「幸福である」こととは
思っているほど強い関係がないようです。



ちなみに、急速な近代化(欧米化)の中で

「世界で唯一近代化を望まない国」があります。


その国の名はブータン


この国では「GNH」が提唱されています。


国民総生産=GNP(Gross National Product)よりも、
GNH(Gross National Happiness)という「国民総幸福」のほうが
大事だよという考えです。


ちなみに2006年、イギリスのレスター大学の社会心理学者
エードリアン・ホワイト氏が、ユネスコ、WHOなど各種国際機関の
データを分析して行った「GNHランキング」=「国民の幸福度順位表」
によりますと、

1位 デンマーク
2位 スイス
3位 オーストリア
4位 アイスランド
5位 バハマ
6位 フィンランド
7位 スウェーデン
8位 ブータン
9位 ブルネイ
10位 カナダ

23位 アメリカ
35位 ドイツ
41位 イギリス
62位 フランス
82位 中国


あれ?日本が出てきませんね。。。


日本は

90位でした。

(分析の対象となった国は178カ国)


またMTVネットワークスが、世界14カ国、計5,200名の8歳から34歳の
子供と若者を対象に6カ月間にわたって行った幸福に関する調査(2006年11月公表)によると

(調査の対象国は、アルゼンチン、ブラジル、中国、デンマーク、フランス、ドイツ、インド、
インドネシア、日本、メキシコ、南アフリカ、スウェーデン、イギリス、アメリカ)


「今の状況は幸せですか?」との質問に対し、

14カ国平均が

8~15歳・・・・57%
16~34歳・・・・43%

でした。

13位だったのはイギリスで

8~15歳・・・・44%
16~34歳・・・・21%


という状況でしたが、

なんと日本はダントツの最下位で

8~15歳・・・・13%
16~34歳・・・・8%

という状態。



「幸福」ってなんだろうと考えさせられる結果でした。


■関連記事:

親鸞会.NET» » 私が変わり、周りが変わり、世界が変わっていく


幸福度 10点満点で6.5点 NHKニュース

asahi.com(朝日新聞社):日本人の幸福度は10点満点で「6.5」 内閣府調査 - 社会


ワンチュク・ブータン国王を表敬:西村外務大臣政務官(インド新聞) - Yahoo!ニュース



手に入っちゃうと何だよこれって思ってしまう(たけしに聞く快楽説の破綻)

2010-04-24 | 有無同然
浄土真宗親鸞会講師のブログです☆
キーワードは人生、生と死、因果の道理
人生の目的(生きる目的・なぜ生きる)、無明の闇、歎異鈔
真実の自己、親の大恩、自殺、誹謗中傷、
仏教、対カルト、宗教被害、後生の一大事・生死の一大事、
文学、哲学科学、映画、音楽など♪




今日はたけしの言葉を通して「快楽説」という哲学を考えて
みましょう!!    

北野武(ビートたけし)『孤独』より

 -死-

 ただ俺、やっぱり、なぜ生きるのか
 なぜ死んじゃいけないのかってのが
 すごい気になる
 
 要するに、なぜ人間は生きていかなきゃ
 いけないかっていうのがさ、
 どうも分かんねえよね。

 (中略)

 結局なんか・・・死ぬことの怖さって、
 一番低レベルなとこで考えれば
 まだやりたいことが残ってるとか、
 いいことやってないうちに死にたくないとか、
 そんなとこじゃない?

 でも、ある程度お金も取るようになって、
 ある程度ねえちゃんにもモテるようになってさ、
 一体これなんの意味があるんだろうって思うじゃん。

 下手すっと、俺はこんなものを手に入れるためだけに
 生きていこうとしたのかなっていう、すごい変な感じに
 なっちゃって。
 
  (中略)
  
 でも、生まれて、貧乏な家庭に育って、
 漫才やって売れないときは、なぜ死にたくないかっつったら、
 とにかく金稼がなきゃいけねえし、女にモテたいし、
 美味えもん食いたいし、いい車に乗りたいしとか、
 その程度のことで生きようとしたんじゃないかと思うね。
 でも意外にそれが手に入っちゃうと、なんだよこれって
 
 俺、なんで生きてんのかなと思うことあんじゃない?
 だから、ほんと、そのへんがよく分かんねんだよ。
 で、そうなっと余計、考えちゃんだよ。


★まとめますと

●「なぜ生きるのか」が気になる

●一番低レベルなとこでは、金稼いで、いい車乗って、美味いものたべて
 ・・・そんなことの為に生きている。

●でもある程度お金もとるようになると、一体これなんの意味があるんだ
 とう。俺はこんなものを手にいれるためだけに生きていこうとしたのか
 な・・・となってしまう。

というところでしょうか。

一番低レベルというのは、たけし特有の言い回しで、そのまま受け取ると
カチンとくる人もあると思うけど、最初の段階とでもいうのでしょうか。
その段階のものがある程度求まると、また考え方が変わってくる。

この世には二つの悲劇がある。
一つは願い事が、かなわないこと、
もう一つは願い事が、かなってしまうこと


っていうバーナード・ショウの言葉があって、
宇多田ヒカルも引用したりしてましたが、

最初の段階が、願い事を求めている間、
次の段階が、願い事がかなってしまった状態

その両方が悲劇というのですから、
自分が本当に求めていることを知るのは本当に難しいのです。

でも、その答えを知るヒントがあるとすれば、たけしもここで
ふれてるように「死」という問題
これを無視して幸福論を論じても、結局うまくいかないようです。
なぜなら人生というものの大前提がすっぽり抜けてるから。
無限の命を持っている人って一人もいないですよね。

限りある命をもちながら
限りない欲を満たそうとしても、うまくいくはずがない

うまくいくほうが驚きです。
ちなみに欲を満たして幸せになろうという考えは、「快楽説」
哲学ではいいます。
 
だけど、ほとんどの人が、この快楽説のみで突っ走っているんじゃ
ないかな、と思うのです。
ただ、ここで誤解しやすいのが、金やモノを求めること自体すべて、無駄で
駄目なのかというとそういうことではないのですね。
ここが目的と手段の関係になってくるのです。
(これについては今までも少し投稿してきましたが、おいおい詳しく述べて
 いきたいと思ってます。)

「哲学は驚嘆にはじまる!」ともいわれますが、
今のままでいい、俺が今、目指しているものさえ手に入れれば絶対幸せに
なれる!と思っているものでも、本当にそうか原点にかえって考えてみることの
大切さを今日はまず感じてもらえればと思うのです。

私もそうでした。
自分が思い描いていた幸せと、現実とは、どうも違うらしい、ということを
知ったときは、とてもショックでした。
だけど、そのショックが本当によかった。
遠回りに見えても、じっくり答えを探し、見つけ、そこに向かって進むことが
どれほど本当の幸せに近いことか!!
そのことを教えて下された方に、心から感謝しています。


また、欲をなくさねばならないのか、という意見が当然でてくると
思いますが、それはまたの機会にお話しますね! 
ではまた!!

      
今日のひとこと
 限りある命で
限りない欲は
満たせない
ロゴ

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