幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


自著『第3の幸せ』【60ページ無料プレゼント中】         

人生、幾何ぞたとえば朝露の如し(三国志 魏の曹操「短歌行」)

2006-12-31 | 夢幻

 人生、幾何(いくばく)ぞ
 たとえば朝露の如し

    三国志 魏の曹操「短歌行」(たんかこう)



三国志は幅広い層で根強い人気がありますね。

今は、ゲームで一番親しまれていますかね。

生死をかけて戦った人間のドラマを通して、

いろいろ考えさせられます。 

日本では悪役のイメージが強い魏の曹操ですが、

中国では人気も高く、文才にも長けていたようです。


 人生、幾何(いくばく)ぞ
 たとえば朝露の如し


人生の儚さは、いつの時代でも、いずこの郷でも変わらぬようです。

曹操のように豪快に生きて、天下をゆるがすような

大人物になっても、人生は朝露のようにはかなく感じられる。

それは何故か?

死を前にしては消えていくものばかり求めているから

ではないしょうか?

一度、死を通して、人生を見つめなおす機会を持つことは

大切だと思います。

                                 

ランキングの投票はこちらからクリックお願いします!
  ↓

                 

暴力的ゲームは人間の脳を好戦的に--米研究者ら、fMRIで解き明かす

2006-12-29 | 



 暴力的なビデオゲームが人間の脳を好戦的にすることが、
 
 ミシガン州立大学(MSU)の研究により明らかになりました。

 この研究では、fMRI(functional Magnetic Resonance Imaging)システム
 
 (スミマセンどんなシステムかはよく分かりません)を用いて、
 
 一人称視点シューティングゲームをプレー中の男性13人の脳の活動を
 
 計測したそうです。
 
 その結果、被験者11人のfMRI画像には、脳内で攻撃的思考が活発化して
 
 いることを示す反応が「幅広く観察された」というのです。
 
 研究者らによると、このような脳の活動パターンを誘発しているのは、
 
 被験者らが仮想世界で経験した暴力だと考えられるのだとのこと。

 MSUでコミュニケーション/テレコミュニケーション学を教える
 
 助教授のRen Weberは、

 
 「実験では、一人称視点シューティングゲームのプレーと、
 
 攻撃を認識したときの特性と考えられる脳の活動パターンとの
 
 因果関係を示すつながりが見つかった・・・
 
 暴力的なビデオゲームはこれまでも、
 
 攻撃の認識、攻撃効果、攻撃的な行動といった人間の攻撃反応を増幅
 
 させるとして非難されてきた。
 
 われわれは、神経生物学の視点から、こうした因果関係の存在を証明した」
 

 と語っています。

 環境(縁)によって、人間の心は大きく変わります。
 
 悪い縁は出来るだけ排除し、良い環境に身をおくことはとても大切だと
 
 思います。

くわしくはコチラ




ランキングの投票はこちらからクリックお願いします!
あなたの1ポチで元気がもらえます♪
  ↓


「ドコモ」に学ぶ

2006-12-15 | 因果の道理



 いまや知らない人はない【NTTドコモ】。
 その責任者をつとめるのが、大星公二氏。
 
 責任者に就任したときは「失敗すれば辞めればいいや」と
 いい加減に思っていた。
 1年目はマイナス100億。

 そんな大星さんが、奮起したのは社員のこんな一言だった。
 「絶対つぶれない、NTTに入社したのに、ドコモとか何とか
  訳の分からないところに配属されて、恥ずかしいわって女房
  が言うんですよ」

 大星さんは社員を家族のように思っていた。
 苦笑いしながら言う社員の声を聞いて、せめて社員に「私はド
 コモの社員です」と胸を張れるようにせねばと思い、大星さん
 の胸に火がついた!

  【社員に対する愛情】と【責任感】からドコモの歴史は始まっ
 たと言っていい。

 生まれ変わった大星さんは、まず【苦情】に耳を傾けた。
 そして、苦情の多い順番をつけ、それをABCに分けた。
 (●これをABC分析という)

 その苦情の2割を解決すれば実質8割の問題が解決するという
 法則(パレートの法則)があるが、その2割通り1年間継続して行
 った。

 問題点を明らかにした上で、投資を500億した。
 これを周りの人は「無謀なカケ」と非難したが、本人は【これ
 はカケではない、緻密なデーターに基づいた根拠のあるもので
 す】と反対を押し切り、結果、一気にシェアを大きく伸ばし大
 成功を遂げた。

 ところが、ここで安心しなかった。
 みんなが成功に浮かれている時、大星氏は一人問題に悩んでい
 た。
 いずれ必ず他の会社が乗り込んできて、飽和状態になる。
 しかも新規契約はいずれ少なくなる。
 日本の人口は少子化によって増えないのだから、このままでは
 必ず頭打ちになる。

 【絶頂の時に問題点を冷静に見つめ、先を読んだ】大星氏が
 次に手を打ったのがいわゆる【Iモード】でした。
 このIモードにより、1300万人の顧客を得たといわれます。
 実際、ドコモは、1.2%ダウンしたが、Iモードにより、10
 %上昇した。
 大成功したIモードは皆が成功に浮かれている中、次の問題をい
 ち早くキャッチしたところから生まれたのです。

 そして、価格競争で他社と争ったのでは価格破壊どころか価格消
 滅で共倒れになる。
 値段は他社より高くともサービスで勝負しようと、差別化をし、
 この問題も克服した。

 そして大星氏はこういいます。

 「【モノ】が満たされるようになると、人は【心を豊か】にするも
  のを求める。
  これはどの分野でも共通したことです。
  モノから、よりインテリジェントなもの、メンタルなもの、エモ
  ーショナルなもの、エンターテイメントなもの、いわゆる、精神
  的なもの、感情的なものに移っていきます。
  それが分かっていないと失敗する。」

 ●【社員に対する愛情】と【責任感】
 ●【苦情に耳を傾ける】
 ●【成功の最中に問題点をみつめる】
 ●【モノから心に】 


 など色々と勉強になりました。


1日1クリックで、元気を頂けます!ありがとう。(blogランキングへの投票はこちら)

知らなくてはならないことを知らないで過ごしてしまような勇気のない人間になりたくない。(灰谷健次郎)

2006-12-13 | 


    知らなくてはならないことを、

    知らないで過ごしてしまような

    勇気のない人間になりたくない。

              (灰谷健次郎 『太陽の子』)


「死の問題を考えると、暗くなるから、

 知らないほうがよかった」
 
 という言葉を耳にしたことがあります。
 
 でも本当にそうでしょうか?
 
 「死」を「考えただけ」で暗くなるなら、
 
 実際の「死」はどれほど大変な問題でしょう。
 
 考えなくて回避出来る問題ならいいでしょうが、
 
 「死」は100%やってくる確実な未来です。
 
 「死の瞬間は一瞬だから、それまで考えず
 
  死の瞬間だけ、うまくやりすごせばいい」
  
 という人もありますが、どうしてもそんな短絡的には
 
 考えられません。
 
 その考えはあまりにも安易と思ってしまうのは私だけ
 
 でしょうか?
 
「人生万事塞翁が馬」という故事がありますが、
 
 最後というのは大変大きな意味があると思います。
 
 そこを「ごまかし」で通ろうとするのはどうでしょう?
 
 

    知らなくてはならないことを、


    知らないで過ごしてしまような


    勇気のない人間になりたくない。

             by 灰谷健次郎 『太陽の子』
 
  


ランキングの投票はこちらからクリックお願いします!
あなたの1ポチが元気を与えてくれます♪
  ↓

   

無料プレゼント

新刊『本当の幸せになりたいあなたへ 人生を変える「第3の幸せ」』の最初の60ページ分を無料でプレゼント中  『第3の幸せ』の情報はコチラ