幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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YUKI 子供の死に、武道館で感泣・乳幼児突然死症候群(SIDS)

2005-05-21 | 

昨日(5月20日)、YUKI(元「JUDY AND MARY」のボーカル)
ソロ初の日本武道館ライブ
行われました!

でも3月上旬、YUKIの子供(長男1歳11か月)が死んでしまっていたのです。


死因は乳幼児突然死症候群(SIDS)(詳しくは下に記しています)

全国ツアー「TOUR “joy”」の直前。

ツアーの最初に、YUKIは

「33年間生きてきた中で一番つらかった」

と悲しみの報告。

YUKIは自身のホームページで

「いつも通り『おやすみ』と言ったままの突然のお別れでした」
と、
夫の元「真心ブラザーズ」のYO―KINGと連名でコメントを発表
しました。

YUKIは2000年9月、YO―KINGと結婚。
02年3月からソロとして本格活動していましたが、
03年4月に長男出産後は育児に専念していました。

昨秋から活動を再開し、2月23日には、
出産後初となるアルバム「Joy」を発売し、
オリコンも1位になるなど絶好調の
さ中に起きた悲しい出来事でした。


「息子を精一杯愛しました。
 これからもずっと愛しています。
    (中略)
 彼の分までしっかり生きていこうと思います」
 

 とコメントをし、
 昨日、武道館でのライブを終えたわけです。

アンコールではファンの「ティンカーベル」の大合唱で迎えられ


「こうやってツアーをやれるとは思わなかった。

 各地でファンが温かく応援してくれて、本当に幸せ。
 
 感謝しています」と何度も涙をぬぐったそうです。

 
-・--・--・--・--・--・--・--・--・--・-

乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome―SIDS)
について、ある資料によると、次のように書かれてありました。
 
 
それまで元気でミルクの飲みもよくすくすく育っていた
赤ちゃんが、ある日突然死亡する。
これが乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome―SIDS)
という病気です。

日本では出生した赤ちゃん4000人の内1人がSIDSで亡くなっており、
乳児の死亡原因の第2位となっています。

欧米では死亡原因の第1位です。

1歳未満の、特にかわいい盛りの4~6ケ月の赤ちゃんが、
この病気の最大の犠牲者です(1歳を越えた子には稀です)。
男女や、家庭の社会的・経済的水準などの違いには関係ありません。
伝染する病気ではありません。
重要視されるようになったのは最近ですが、現代病というわけではなく、
非常に古くからこの病気があることが知られています。

SIDSの原因をつきとめ、予防方法を確立するために、
多くの研究者が努力していますが、
はっきりした原因はまだつかめていません。

今のところ、呼吸をつかさどる脳の機能の異常と関係があるという説が
有力です。

厚生省では、それまでの健康状態や既往歴から予想できなかった死、
さらに解剖を行っても原因がわからなかった死を、
SIDSと呼ぶよう定めています。

日本では解剖を行うことが少ないため、本当は原因がわからず
SIDSだったケースが、窒息や急性心不全などの診断を下される場合も
あります。

明確に言えることは、SIDSは事故ではなく、
病気である、ということです。
 
SIDSはほとんどの場合、睡眠中に起こるため、
赤ちゃんの寝かせ方(うつ伏せ寝か仰向け寝か)と関連づけて
考えることがありますが、寝かせ方とSIDSの発生との間には
何らかの関係がある、という以上のことはまだ判っていません。

欧米では仰向け寝を推奨するキャンペーンによってSIDSの
発生率が減ったという報告もあります。

-・--・--・--・--・--・--・--・--・--・-
 
 YUKIの『AIR WAVE』という曲に次のような一節が
 あります。
 
 私の声は風に乗り
 あなたの部屋に届くから
 今日は泣いている人達も
 窓辺で 笑いあえるはずだから
 

死別はいつも悲しいもの。

だからこそ、死についてもっと知りたい。

そんな方への特別な無料プレゼントを用意しました。

※文章は友人が書いてくれました。力作だと思いますので、のぞいて見てください。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (こばやし)
2005-05-21 12:10:38
こんにちは。



SIDSが、欧米では、死亡原因の1位というのは、

初めて知りました。



悲しみは悲しみで、そのままかもしれませんが、

また、楽しい歌を聞かせてもらえるのは、

うれしいですね。



ジュディマリの頃から、

結構、知らぬ間に、口ずさんでいたりしましたから。
返信する
Unknown (kiko)
2005-05-21 18:12:33
何の関係もない私でも、このニュースを聞いたときには胸が苦しくなるほど悲しかったです。

愛する子供を失う悲しみは、子供のいない私が想像するだけで辛いのですから、YUKIさんご夫婦や家族の方々はきっと悲しくてたまらなかったと思います。

でも生きていかなくてはならない。人生は残酷な部分もあるなあと思います。
返信する
Unknown (masa)
2005-05-22 01:54:49
はじめまして。こんばんわ!!そらさんとはよくコメントしていてそっからこさせていただきました。

yukiの話は知っていたんですが詳しくは知りませんでした。なんか胸がきゅーっとなり動かされました。そんな悲しい病気あるんですね。無事ここまでこれた事に改めて感謝したいと思います!

もし良かったら見てください!!http://blog.livedoor.jp/masamasa1118/

返信する
こんにちは (桐鳳柳雨)
2005-05-22 08:38:03
またまた、あまり知らない歌い手さんです…。(汗)

私ももうトシなのでしょうか…。



個人的には、「自分の子供が亡くなる」というのは、今現在、想像のつく範疇においては最も辛いことです。

というか、考えたくもありませんし、考えてもいません。

「自分の死」以上に辛いかと…。

私なら、立ち直れないかな…?
返信する
悲しいですね (はまのしげき)
2005-05-22 09:29:16
そうですか、そんな状況でのコンサートですか。本当に愕然としたでしょうね。

人それぞれに色んなドラマがあるものですね。考えさせられるお話をありがとうございました。
返信する
Unknown (kayo)
2005-05-22 14:41:37
「ティンカーベル」を大合唱したヒトリです。

コメントありがとうございます。

ライブ自体がとても素晴らしい時間だったので、ネットのニュースを見たトキ、ちょっと違和感を覚えてしまいた。
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有難うございました♪ (ちこりん)
2005-05-22 21:50:18
応援有難うございました♪私の方もダブルポチしておきました~♪



JAMは実は昔からのファンだったりして♪解散してからその後の彼等の動向は全く知らなかったのですがYUKIさんがそのような悲しい局面をされていたとは知りませんでした・・。自分の生んだ子がなくなるって本当に悲しいと思います(同姓だから特に・・)。これからも頑張ってつらい局面を(私もですが)乗り越えていこうよ!と捧げたいです。
返信する
衝撃 (まふぇ)
2005-05-23 02:12:02
 同じくらいの年齢の子供を持つ母として・・・



 辛いなんてものではないです。



 子供、て、本当に大切で大事で、この子が助かるなら自分の命なんかいくらでもあげる、本当に素直にそう思える存在ですから・・・。



 眠って、そのまま目が覚めないなんて、誰も思わない。

 SIDSには珍しい年齢だし・・・。

 私は子供が1歳半過ぎて、

 「SIDSの危機は脱したか」と安堵しましたから・・・。



 YUKIさんには「泣きたいときに、泣きたいだけ泣いて下さいね。自分の心が少しでも楽になるように」としか言えません。
返信する
Unknown (Hime)
2011-08-20 18:49:28
先週、8ヶ月になったばかりの娘を亡くしました。SIDSでした。司法解剖しても原因はわかりませんでした。まさか自分の子にこんなことが起こるとは思ってなかったので、ニュースを見ても他人事の様な感じでした。
娘の死後、改めてSIDSについて調べているとこのブログを見つけました。YUKIさんの気持ちがよくわかります。もう何年か経ってるんでしょうが、今でもお子さんのことを思われてるんだろうと思います。
私も主人も立ち直っていけるよう、前を向いて歩けるようがんばっていこうと思います。
YUKIさん応援しています。
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