ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-04-28 11:11:57 | Weblog
図表1-2-2-4 世界地域別固定・基幹系通信端末・機器市場の推移

ウィトラコメント: 世界の固定・基幹系の市場です。移動系と似たような傾向になっていると思いますが成長の度合いは移動系より小さいと言えるでしょう。

ニュース (4/28)

2009-04-28 11:01:33 | Weblog

■クアルコム、8億9100万ドルの支払いで和解--Broadcomとの特許訴訟

QualcommとBroadcomは米国時間4月26日、世界規模で係争中の特許訴訟で両社が和解に至ったことを発表した。発表によると、和解条件の下、QualcommはBroadcomに8億9100万ドルを支払うという。

 

■クアルコム1-3月期は赤字転落、ブロードコムとの和解費用で

米無線通信技術大手クアルコムは、通信機器用半導体メーカーの米ブロードコムとの長年の法廷闘争を決着させた。和解合意により、長引くドラマに終止符が打たれたことで携帯電話用半導体業界の勢力図が塗り替えられる可能ごう性もある。

ウィトラコメント: あのクアルコムがブロードコムに和解費用を払うことになったのですね。「ブロードコムはやるもんだ」と思う一方クアルコムの今後に一抹の不安を覚えます。 

■ルネサスとNECエレが来年4月統合で合意、NECは持分法適用へ

半導体大手のルネサステクノロジと同業大手のNECエレクトロニクスは27日、両社が2010年4月1日に事業統合する方向で協議を開始することについて合意したと発表した。09年3月期の両社の売上高を単純合計すると1兆2350億円に上り、東芝を抜き世界3位になる。NECエレは東証1部上場でルネサスは非上場会社だが、統合後の新会社は上場維持を前提にする。

 ウィトラコメント: やはり本当だったようですね。しかし、事業統合の意義は依然として私にはピンときません。

■インドのBSNL、3Gサービスでノキアと提携=PTI通信

インド国営通信大手BSNLは、自社の第3世代(3G)携帯電話サービスの契約者に対する端末の供給について、携帯電話機メーカー最大手であるフィンランドのノキアと提携した。インドのPTI通信が26日、匿名のBSNL幹部の話として報じた。

 ウィトラコメント: 端末でこういう話が出るのはめずらしいですね。普通オペレータから見ると端末メーカーはいくつあっても構わないので特定メーカーとの関係が端末では出にくいものなのですが、サービスの関係でノキアの提唱するOviを採用する計画でもあるのでしょうか

■サイバーエージェント、モバイルコンテンツ事業の新会社

サイバーエージェントは、5月1日にモバイルコンテンツの企画、運営、配信を手がける新会社「サムザップ」を設立する。新会社はグループ全体の携帯電話向けサービス、コンテンツの強化と市場シェアの拡大を図り、2010年9月期に約5億円の売り上げを目指す。

 

■au、ケータイから米国などに電話する場合の国際通話料金を改定

KDDIは6月1日より、au携帯電話から米国、フィリピン、タイあてにかける通話料金を改定する。また、新たにau国際電話サービスのアクセス番号として「001010」を追加する。

 

■KDDI、au初のスマートフォン「E30HT」を今ごろになってようやく発売

 KDDIが本日、初のau向けスマートフォン「E30HT」を5月1日から発売することを発表しました。 昨年9月の正式発表から実に半年以上が経過してからの発売ですが、いったいどのようなモデルなのでしょうか。

 

■Samsung初のAndroid携帯「I7500」- 欧州で6月出荷開始

Samsung Electronicsは4月27日 (現地時間)、同社初のAndroid携帯電話「I7500」を発表した。今年6月に欧州市場で出荷開始するという。

 

■韓国Hynix社,記憶容量が1GビットのDDR2方式モバイルDRAMを開発

韓国Hynix Semiconductor Inc.は,記憶容量が1GビットのDDR2方式モバイルDRAMを開発した。54nm世代のプロセス技術で製造する。1端子当たりの最大データ転送速度は1066Mビット/秒。例えば32ビット幅のバスを利用した場合のチップ全体の最大データ転送速度は4.26Gバイト/秒である。携帯型インターネット端末や「ネットブック」と呼ばれる小型ノート・パソコン,ハイエンドのスマートフォンなどに向ける。