ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-04-23 10:19:01 | Weblog
図表1-2-2-1 世界地域別モバイル通信サービス市場規模の推移

ウィトラコメント: 世界の移動通信市場規模の動向です。日本は横ばいですが、新興地域はもとより飽和市場といわれる西欧市場でも拡大してきています。

ニュース (4/23)

2009-04-23 10:12:41 | Weblog

■昨年度の携帯端末出荷、3割減で過去最低 MM総研調べ

調査会社MM総研が22日発表した08年度の国内の携帯電話端末の出荷台数は、前年度より29.3%少ない3589万台で、調査を始めた00年度以降で過去最低だった。下半期(08年10月~09年3月)の出荷台数は1608万台で、半期ベースでも過去最低だった。

 

■ウィルコム、次世代PHS10月開始 屋外で動画閲覧速く

ウィルコムは22日、次世代PHS「XGP」のサービスを10月に始めると発表した。現行PHSの25倍の通信速度を持つ高速データ通信で、外出時などでもパソコンでのインターネット動画視聴などがよりスムーズにできるようになる。今年の夏以降、別の通信規格である「WiMAX」と「LTE」のサービスも相次ぎ始まる予定で、無線ネット接続の利便性を上げる競争が活発になりそうだ。

 

■ウィルコム、山手線内エリアで次世代PHSサービス「XGP」を開始--4月27日より

ウィルコムは4月22日、2009年秋に予定している次世代PHSサービス「XGP」開始に先駆け、エリア限定で4月27日より実験サービスを開始すると発表した。期間は9月30日までを予定。

 

■台湾パソコン大手エイサー、携帯端末市場に参入 アジア市場向け

台湾パソコン大手エイサー(Acer)は22日、アジア太平洋地域向けの多機能携帯電話端末を数機種発表した。無線通信市場への進出拡大を目指す。エイサー幹部らは、パソコンメーカー大手としての経験をもとに、収益性の高い「スマートフォン」市場でシェア獲得を目指すと語った。スマートフォンは、ネットサーフィンなどのマルチメディア機能を備えた多機能端末。

 

■イー・モバイル、国際ローミング提供エリアを拡大

2009年4月27日より スウェーデン・ポルトガルでサービス開始イー・モバイル株式会社は2009年4月27日より、国際ローミングの提供エリアにスウェーデン・ポルトガルを追加いたします。また既にサービス提供(通話のみ対応)エリアであるハンガリーにおいて新たにパケット通信サービスの提供を開始するとともに、タイでパケット通信サービスを利用できる事業者を追加いたします。

 

■日本通信、MVNOの音声通話サービスを支援へ--NTTドコモと卸役務で合意

日本通信は4月21日、NTTドコモから音声通話に関する卸役務を受けることで合意したと発表した。ドコモの回線を利用してモバイルサービスを展開したいMVNO(仮想移動体通信事業者)向けに音声通話機能を提供する。

 

■携帯電話機メーカー淘汰の時代へ~ソニー・エリクソンとモトローラは転落へ

携帯電話機メーカーが、今回の不況で淘汰される可能性がある。ビジネスウィーク誌によると、ソニー・エリクソンは2009年第1四半期の決算報告で、税引前4億6900万ドルの損失を計上した。同社は、モトローラと並んで、市場占有率大幅低下の危機に瀕しており、ノキアやサムスンといった大手と互角に競争するだけのスケール・メリットをもはや得られない可能性がある。

ウィトラコメント: ソニーエリクソンはどうしてさえないのでしょうね。技術力もブランド力もありそうだし、新興市場に出していないのが弱点という程度だと思うのですが・・