そう言えば・・・あまりにもポピュラーすぎてうっかりしていましたが・・・
「キャベツの生い立ち」についてお話をしたことがありませんでしたね。
なので今日は、「キャベツ」のお話をいたしま~す♪
ではでは「キャベツの生い立ち」始まり始まり~!
まずは、キャベツの生まれから♪
場所は、地中海沿岸から中近東にかけて♪
そしていつ生まれたかと言うと、なんと紀元前3世紀の書物にはもうギリシャ人がキャベツを食べていたということが書かれているんだとか♪
はるか昔から「キャベツ」は食べられていたんですね♪
しかも、当時は「キャベツ」が万病にきくと考えられていたようで、キャベツから87種類の薬ができるとの記述もあるんですって!
確かに「キャベツ」にはビタミンCや胃や十二指腸の潰瘍に有効なビタミンUが豊富に含まれているんです♪
(このビタミンUは別名「キャベジン」。 聞いたことあるでしょ?)
昔の人も、「キャベツ」の効能について知っていたんですね♪
ちなみに、エジプト人は二日酔い防止のために、宴会の最初に茹でたキャベツを食べていたんだとか。
で、当初の「キャベツ」は今のように巻いているものではなく・・・
「う~ん・・・まずい!」で有名な「ケール」のようなもの。
ヨーロッパへと広まるうちに品種改良が進み、今のキャベツのように巻いたものが出来たと考えられています♪
日本へは江戸時代に「巻いていないキャベツ」が伝わりましたが、主に観賞用としてで、これが「葉ぼたん」の先祖になります♪
そして「巻いているキャベツ」が伝わったのは明治になってから♪
しかも、明治の中ごろに、銀座のある洋食屋さんがカツレルにキャベツの千切りを添えて出したところ、大好評に♪
とんかつの普及とともにキャベツの消費も伸びたそうです♪
そして、今では当たり前に食べられている生野菜ですが・・・
当時はまだ生で野菜を食べるということはなかったため、このキャベツを生で食べるということはかなり画期的なことだったようです♪
どうです?おもしろいでしょ?
キャベツにも長い長~い歴史があったんですよ♪
写真は「雪下キャベツ」と言って・・・
その名の通り、雪の下で貯蔵されたキャベツ♪
「雪中キャベツ」または「越冬キャベツ」なんて言う名前でも売られています♪
キャベツ自身が寒さから身を守るため「糖分」をたっぷりと蓄えた甘~~~いキャベツ♪
手羽先と一緒にショウガをきかせたお味噌味にしたのですが・・・
あっという間に柔らかくなり、みりんしか入れてないのにお砂糖をいれたんじゃないかと思うほど甘~い!
そして、残った(正確には残した)ものはさらに煮詰めて・・・
次の日のお弁当に入れました♪
今は冬キャベツが美味しい季節♪
キャベツの長~い歴史に思いを馳せながら・・・
甘くって美味しいキャベツをた~~~んと召し上がれ♪