梅雨のころ,少しでも太陽が顔をのぞかせると,「ミョーケン,ミョーケン,ニニニニニニニニニニニニニニニ・・・・」という合唱が乙女高原の周りから響いてきます。「カエルですか?」と聞かれることが多いのですが,これはエゾハルゼミというセミです。オスのおなかはきれいなオレンジ色で,逆光で見ると,透明感にあふれています。それもそのはず。セミのオスのおなかは空洞になっていて,そこで空気が共鳴して,小さい体でもあんなに大きな声を出すことができるのだそうです。バイオリンやギターの本体部分の空洞と同じ原理です。(2008年6月22日 観察)
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