近所のスーパーのパン売り場の「見切り品コーナー」で半額の菓子パンを狙うオバハンかめっチです。
スーパーでは安売り時に機敏な動きを見せる(通常の3倍のスピード!)オバハンたちと競り合わなければならないので、筆者はオッサンモードからオバハンモードに切り替えます(笑:ブログのIDネームの由来はここからきました)。いや、普段からオバハンかも?
さて、ゲルググです。まずは肩アーマーから…

肩アーマー先端のトンガリがあまり尖っていないので、シャープに削りたいところですが、削り込んでも大丈夫かどうか、パーツの肉厚を確認します。
1ミリ強ありますので、肉厚の半分くらいは削っても大丈夫そうです。
この肩アーマー、裏側からのぞいてもトンガリの部分の空洞が見えないように仕切り板が設けてあります。少し前のキットなら丸見えでしたもんねぇ。
肩アーマーの前後パーツを瞬間接着剤で貼り合わせて(今回は接着剤の乾燥時間を短縮するため、瞬間接着剤を使用しています。ヒケも出にくいですからねぇ)。接着剤が完全に硬化したら、目立てヤスリで合わせ目を消し、ついでにトンガリの部分を削り込みました。
肩アーマー外側の平らな部分も削り込むと良いです。耐水ペーパーの400番でさらに削り、1500番で仕上げました。

さわるとケガするほどには尖らせませんでした。
耐水ペーパーで仕上げた部分とそれ以外のキットのままの部分とのツヤの差が気になる場合は、メラミンスポンジでパーツ全体をこすり、さらに布でこすればツヤの差がマシになります。
腕に移ります。肩の丸い部分も肩アーマーと同様に合わせ目を消した後、ヒジと前腕を仮組みしました。

ヒジ関節は可動のためのアレンジで四角いブロックになっています。MSVをリアルタイムで体験した世代としては、ゲルググのヒジは丸いジャバラなんですが…。HGUCゲルググイェーガーのヒジ関節と同じ構造でも良かったのでは?
MSVの1/144ゲルググキャノンは、ヒジだけでなく肩関節の構造も非常に優れたモノでした。肩アーマーと胸との間のすき間を埋めるジャバラが再現されているんです。
胸内部にジャバラを内蔵し、腕を左右方向に上げると胸内部からジャバラがズロロロッと出てくるようになっており、肩の前後スイングと肩アーマー独立可動を実現した上に見栄えも良いという優れモノでした。
肩アーマーが胸と一体成型で腕がほとんど動かなかった旧1/144ゲルググキットとあまり時期が離れていないのに…まるでオーパーツのような逸品でした。まあ、ポリキャップが入っていないので、すぐにユルユルになりますけどね(汗)。
HGUCのゲルググたちは肩アーマーと胸との間のジャバラがありません。1/144ゲルググキャノンという、過去の優れた遺産を受け継がない設計になっているのがちょっと残念です。
……オッサンのボヤキはさておき、仮組みした腕を見てみると、ヒジ関節が目立つ上に前腕が短く感じます。
決して短くないんです。むしろ良いバランスなんですが、ゲルググの昔のアニメ用設定画が頭の中に染み付いているオッサンとしては、ゲルググの前腕はもっとズロ~ンと長いのがイメージなんです。
よし、ヒジ関節を隠そう! そうすれば前腕が長くなったように目の錯覚が起こるかも!
「MGガンダムMk-Ⅱ ver2.0」の前腕に仕込まれているヒジ関節隠し可動式カバーのようなギミックは無理でも、それの簡易版を目指しました。
前腕のヒジ関節用の切り欠きの幅を測り(約6.3ミリ)、それに合わせてランナーの板状部分を切り出します。
ここで新兵器登場!

コトブキヤのエッチングツール、「ラインプレート」です。プレートのミゾに沿ってナイフを滑らせるとプラ板やシールを均等に切り出せる便利な板です。
模型屋さんのディテールアップパーツのコーナーで扱っている場合があります。同じシリーズのエッチングノコと同時購入しました。2つ合わせるとHGUCのキットが買える値段です(ケチで有名な筆者としては頑張りました:汗)。
シールやカッティングシートを切っていると、細い幅のモノを等間隔で切るのは難しいものです。筆者が良く使う「ノギスで測る方式」でも対処できない場合もありますし…。そこで思い切って買うことにしたんです。
さっそく使ってみます。ランナーの板状部分に両面テープを貼って、ラインプレートの6ミリ幅の部分に取り付けます。

板の両端をエッチングノコで切り落とします。エッチングノコを使いやすいようにデザインナイフの刃に両面テープで貼り、柄に差し込んでおきます。


ミゾに沿ってノコギリを動かします。ノコギリが左右にブレないように慎重に…。あせらず最後までノコギリで切ってしまいましょう。
最後まで切るのに根気が続かなかった筆者は、途中で作業をやめて切れ目の入った板をパキッと割りました。
……うまく割れませんでした OTL
その板の断面をヤスリで整形したら5.5ミリぐらいの幅に(汗)。これでは使えないなぁと、別の板でやり直しました。
今度はノコギリでは切らず、ナイフで線をけがいて、その線を目標にヤスリで削ることにしました。目標、6.2ミリ幅!(6ミリ幅の線に目分量で0.2ミリをプラス←目分量って、道具使ってる意味ないやん、オッサン!)

ちょうど良い幅になった板を適当な長さに切り、片方の端のカドを斜めに切り落としてヒジ関節に乗せてみました(「A」の文字が…:笑)。
さて、効果のほどは? ……次回に続く!
スーパーでは安売り時に機敏な動きを見せる(通常の3倍のスピード!)オバハンたちと競り合わなければならないので、筆者はオッサンモードからオバハンモードに切り替えます(笑:ブログのIDネームの由来はここからきました)。いや、普段からオバハンかも?
さて、ゲルググです。まずは肩アーマーから…

肩アーマー先端のトンガリがあまり尖っていないので、シャープに削りたいところですが、削り込んでも大丈夫かどうか、パーツの肉厚を確認します。
1ミリ強ありますので、肉厚の半分くらいは削っても大丈夫そうです。
この肩アーマー、裏側からのぞいてもトンガリの部分の空洞が見えないように仕切り板が設けてあります。少し前のキットなら丸見えでしたもんねぇ。
肩アーマーの前後パーツを瞬間接着剤で貼り合わせて(今回は接着剤の乾燥時間を短縮するため、瞬間接着剤を使用しています。ヒケも出にくいですからねぇ)。接着剤が完全に硬化したら、目立てヤスリで合わせ目を消し、ついでにトンガリの部分を削り込みました。
肩アーマー外側の平らな部分も削り込むと良いです。耐水ペーパーの400番でさらに削り、1500番で仕上げました。

さわるとケガするほどには尖らせませんでした。
耐水ペーパーで仕上げた部分とそれ以外のキットのままの部分とのツヤの差が気になる場合は、メラミンスポンジでパーツ全体をこすり、さらに布でこすればツヤの差がマシになります。
腕に移ります。肩の丸い部分も肩アーマーと同様に合わせ目を消した後、ヒジと前腕を仮組みしました。

ヒジ関節は可動のためのアレンジで四角いブロックになっています。MSVをリアルタイムで体験した世代としては、ゲルググのヒジは丸いジャバラなんですが…。HGUCゲルググイェーガーのヒジ関節と同じ構造でも良かったのでは?
MSVの1/144ゲルググキャノンは、ヒジだけでなく肩関節の構造も非常に優れたモノでした。肩アーマーと胸との間のすき間を埋めるジャバラが再現されているんです。
胸内部にジャバラを内蔵し、腕を左右方向に上げると胸内部からジャバラがズロロロッと出てくるようになっており、肩の前後スイングと肩アーマー独立可動を実現した上に見栄えも良いという優れモノでした。
肩アーマーが胸と一体成型で腕がほとんど動かなかった旧1/144ゲルググキットとあまり時期が離れていないのに…まるでオーパーツのような逸品でした。まあ、ポリキャップが入っていないので、すぐにユルユルになりますけどね(汗)。
HGUCのゲルググたちは肩アーマーと胸との間のジャバラがありません。1/144ゲルググキャノンという、過去の優れた遺産を受け継がない設計になっているのがちょっと残念です。
……オッサンのボヤキはさておき、仮組みした腕を見てみると、ヒジ関節が目立つ上に前腕が短く感じます。
決して短くないんです。むしろ良いバランスなんですが、ゲルググの昔のアニメ用設定画が頭の中に染み付いているオッサンとしては、ゲルググの前腕はもっとズロ~ンと長いのがイメージなんです。
よし、ヒジ関節を隠そう! そうすれば前腕が長くなったように目の錯覚が起こるかも!
「MGガンダムMk-Ⅱ ver2.0」の前腕に仕込まれているヒジ関節隠し可動式カバーのようなギミックは無理でも、それの簡易版を目指しました。
前腕のヒジ関節用の切り欠きの幅を測り(約6.3ミリ)、それに合わせてランナーの板状部分を切り出します。
ここで新兵器登場!

コトブキヤのエッチングツール、「ラインプレート」です。プレートのミゾに沿ってナイフを滑らせるとプラ板やシールを均等に切り出せる便利な板です。
模型屋さんのディテールアップパーツのコーナーで扱っている場合があります。同じシリーズのエッチングノコと同時購入しました。2つ合わせるとHGUCのキットが買える値段です(ケチで有名な筆者としては頑張りました:汗)。
シールやカッティングシートを切っていると、細い幅のモノを等間隔で切るのは難しいものです。筆者が良く使う「ノギスで測る方式」でも対処できない場合もありますし…。そこで思い切って買うことにしたんです。
さっそく使ってみます。ランナーの板状部分に両面テープを貼って、ラインプレートの6ミリ幅の部分に取り付けます。

板の両端をエッチングノコで切り落とします。エッチングノコを使いやすいようにデザインナイフの刃に両面テープで貼り、柄に差し込んでおきます。


ミゾに沿ってノコギリを動かします。ノコギリが左右にブレないように慎重に…。あせらず最後までノコギリで切ってしまいましょう。
最後まで切るのに根気が続かなかった筆者は、途中で作業をやめて切れ目の入った板をパキッと割りました。
……うまく割れませんでした OTL
その板の断面をヤスリで整形したら5.5ミリぐらいの幅に(汗)。これでは使えないなぁと、別の板でやり直しました。
今度はノコギリでは切らず、ナイフで線をけがいて、その線を目標にヤスリで削ることにしました。目標、6.2ミリ幅!(6ミリ幅の線に目分量で0.2ミリをプラス←目分量って、道具使ってる意味ないやん、オッサン!)

ちょうど良い幅になった板を適当な長さに切り、片方の端のカドを斜めに切り落としてヒジ関節に乗せてみました(「A」の文字が…:笑)。
さて、効果のほどは? ……次回に続く!
でもこれを見るとやりたくなってくる~。できるだけがんばってみたいとおもいます!ひじ間接・・ですが・・曲がらなくなりませんか?(汗)ちょっと心配です~。でもやってみたくなる;どれもこれも良い改造ばっかりで・・本当にありがとうございます~(泣
トリガー2本指掛けは、旧キットの箱絵を見るとやりたくなりますよねぇ!(燃)70年代スーパーロボットのような力強い太丸指で2本指掛けされた日にゃあ、もう…!!
ムチャクチャ難しい改造とまではいかないので、時間を掛けてやればなんとかなると思います。指の角度とか長さとかをしっかり吟味すればすき間が空く危険性も減ると思いますよ!
ヒジ関節は…曲がら……(汗) じ、次回をお楽しみに…(あせりまくり)。
最近は「デザイン ナイフ(カッター)」の事を「アートナイフ」と呼ぶ事が多いので、たまに「えっ??」となるオッサンです。
そのままエッチングソーを付けたんやね、それは曲がりにくそうで良いですな。
私はエッチングソーをよく曲げてしまってたので・・
各メーカーさん使って行き着いたのはPRO-HOBBYさんの「エッチグアートソー」でした。
自分的には曲がりづらかったんよ。
HGUC旧ザクが買える1000円するけどね(汗
他にもウェーブさんの「グリップのこ」ってグリップだけ売っているけど。
かめさん、そんな便利アイテムの代用品のアイデアよろしく!!
(他力本願)
エッチングソーはその薄さが大きな武器でもあり弱点でもありますねぇ。その弱点を克服しようとしたら「ナイフの刃(刃の付いてない板の方)に両面テープで貼り付けて、一緒に柄にくわえ込ませる」方法を思いついたわけです。
でも、ナイフの刃からエッチングソーをはがす時に注意しないとエッチングソーが曲がる曲がる…(汗)。
「グリップのこ」…? 調べてみます!
今後も簡単でカッコ良い改造方法期待してますね!
瞬間接着剤でも一応は合わせ目は消せます。ただし、パーツとパーツとの間に少しでもすき間があると、合わせ目の瞬間接着剤が硬化した部分が黒いスジになって目立ってしまうという欠点もあります。
接着面の凹凸が少しでも減らせるように、押し出しピンの跡(パーツの裏側にある丸い出っ張りや凹み。接着面にある場合もけっこうあります)やアンダーゲートのゲート跡を削っておいてくださいね。
瞬間接着剤は、普通のプラセメントと違って、乾燥後のヒケが少ないという利点があります。
プラセメントで接着した後は乾燥時間をたっぷり取らないと、合わせ目を消した後に合わせ目の部分が凹んでくることがありますからねぇ(汗)。
普通の瞬間接着剤ならモールドに流れ込んでしまって、せっかくのモールドをツブしてしまう場合があります。微妙な接着部位にはゼリー状瞬間接着剤を使うのも一つの手です。
湿度の高い日にはパーツが白く曇ってしまうので、接着剤が固まるまで息でフーフー吹くか、うちわでパーツを扇ぐとマシになりますよ。パーツが白く曇ってしまったら、メラミンスポンジでこすると取れます。
今後も頑張りますよ~!