ぺガンアニメカラーの製作も後半に入りました。新規に開発されたパーツによるギミック類は、ぺガン以降のMGキットではほぼ標準装備のギミックになっているため、特に「おおっ!」と驚くところはありませんが、ぺガンにはMGガンダムver1.5譲りの異材・多色成型技術による一体成型の脚部可動フレームという強力な武器があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/6f/b26b8c69e22c8befea4b0dfdd2b57e25.jpg)
7年ぶりにこのフレームをランナーから切り取って動かしましたが、今見てもやっぱりスゴいですわ!このフレーム!!
とりあえず、足首から行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e1/b927ccdd5a344d4be622aca9e68bf086.jpg)
脚部の基本的な構造はver1.5と共通ですが、ぺガンの足首はver1.5とは違う新設計です。こういう改良は実在のメカでもひんぱんに見られますねぇ。例えば自動車のモデルチェンジで従来型のエンジンやサスペンションなどの基本的なパーツを流用しつつも、部分的にパーツを新設計品に換えることによって性能を向上させるような感じです。「オールニュー」ではない熟成型のモデルチェンジですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/37/d9342d4ab6a3c9ae496f0af4103b33c0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/40/3b1c4ddb6b181783aa0fd8f496a50fc7.jpg)
新設計の足首はつま先が独立可動するようになっています。可動部にポリキャップが入っていない上に、ABS樹脂製のC字型パチッとはめる方式の軸受け+スチロールプラ製の軸という少々不安な組み合わせですが、クリック可動機構(完成品トイの関節部のような、歯車状の軸受け部にスプリングを仕込んだ爪が「カチカチ」と噛み込んで保持力を高める機構)の簡易版といった感じのモールドが設けられています。「カチカチ」ではなく「ぷちぷち」という感触で、可動軸近くに設けられた凸モールドが軸受けの周りの凹モールドに噛み込みます。
つま先は上方向にも下方向にも大きく可動します。「つま先が畳めるようになっているのはGアーマーへの伏線か?」とゲームカラー発売当時は思いましたが、どうやら違うようですねぇ(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/85/ac63664a3acf246cd18715901caa5fc8.jpg)
新設計の恩恵はつま先の可動だけでなく、足の裏にもあります。確かver1.5の足の裏のバーニアはソールのパーツと一体成型で赤かったと記憶していますが、ぺガンではメカ色に色分けされています。実にありがたいです。
写真右、足首関節のポリキャップの上に丸穴が見えますが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/f1/865952f1219a0e0c5b51c9339b5ea79a.jpg)
この丸穴は足首アーマーの取り付け基部パーツ(写真左)のボールジョイントを受ける穴です(パーツはボールジョイントが分かりやすいように表裏逆に置いてあります)。
写真右はver1.5の足首アーマー基部パーツです。アキレス腱付近に基部パーツを取り付けるぺガンと違い、足の甲に仕込まれたポリキャップに基部パーツを取り付けるようになっています。ぺガンでアキレス腱側に取り付け基部が変更されたのは、足の甲に基部パーツがあるとつま先の可動に支障をきたすためと思われます。5年の歳月の間に、足首アーマーの可動を無くすことなくつま先の独立可動を追加することができるようになったんですねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/c8/8e3506a23d2d8519429b2176a4f1f58b.jpg)
さて、冒頭で登場した一体成型の脚部フレームですが、切り離すのはけっこう大変です。できるだけ刃先が細くて薄いニッパーを使うと作業しやすいですが、脚1本に40ヶ所以上もゲートがあるとなると…(汗)。
でも、切り離して動かしてみると「バンダイの技術力はァ、世界一ィィィィ!」と感動してしまいます。このフレーム、プラモに詳しくない人が見てもビックリすると思いますよ♪ そういえば姉が以前「ケロロロボ」の一体成型ケロン人ボディーに感動していたのを思い出し…(続く)。
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7年ぶりにこのフレームをランナーから切り取って動かしましたが、今見てもやっぱりスゴいですわ!このフレーム!!
とりあえず、足首から行きます。
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脚部の基本的な構造はver1.5と共通ですが、ぺガンの足首はver1.5とは違う新設計です。こういう改良は実在のメカでもひんぱんに見られますねぇ。例えば自動車のモデルチェンジで従来型のエンジンやサスペンションなどの基本的なパーツを流用しつつも、部分的にパーツを新設計品に換えることによって性能を向上させるような感じです。「オールニュー」ではない熟成型のモデルチェンジですね。
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新設計の足首はつま先が独立可動するようになっています。可動部にポリキャップが入っていない上に、ABS樹脂製のC字型パチッとはめる方式の軸受け+スチロールプラ製の軸という少々不安な組み合わせですが、クリック可動機構(完成品トイの関節部のような、歯車状の軸受け部にスプリングを仕込んだ爪が「カチカチ」と噛み込んで保持力を高める機構)の簡易版といった感じのモールドが設けられています。「カチカチ」ではなく「ぷちぷち」という感触で、可動軸近くに設けられた凸モールドが軸受けの周りの凹モールドに噛み込みます。
つま先は上方向にも下方向にも大きく可動します。「つま先が畳めるようになっているのはGアーマーへの伏線か?」とゲームカラー発売当時は思いましたが、どうやら違うようですねぇ(笑)。
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新設計の恩恵はつま先の可動だけでなく、足の裏にもあります。確かver1.5の足の裏のバーニアはソールのパーツと一体成型で赤かったと記憶していますが、ぺガンではメカ色に色分けされています。実にありがたいです。
写真右、足首関節のポリキャップの上に丸穴が見えますが…
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この丸穴は足首アーマーの取り付け基部パーツ(写真左)のボールジョイントを受ける穴です(パーツはボールジョイントが分かりやすいように表裏逆に置いてあります)。
写真右はver1.5の足首アーマー基部パーツです。アキレス腱付近に基部パーツを取り付けるぺガンと違い、足の甲に仕込まれたポリキャップに基部パーツを取り付けるようになっています。ぺガンでアキレス腱側に取り付け基部が変更されたのは、足の甲に基部パーツがあるとつま先の可動に支障をきたすためと思われます。5年の歳月の間に、足首アーマーの可動を無くすことなくつま先の独立可動を追加することができるようになったんですねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/c8/8e3506a23d2d8519429b2176a4f1f58b.jpg)
さて、冒頭で登場した一体成型の脚部フレームですが、切り離すのはけっこう大変です。できるだけ刃先が細くて薄いニッパーを使うと作業しやすいですが、脚1本に40ヶ所以上もゲートがあるとなると…(汗)。
でも、切り離して動かしてみると「バンダイの技術力はァ、世界一ィィィィ!」と感動してしまいます。このフレーム、プラモに詳しくない人が見てもビックリすると思いますよ♪ そういえば姉が以前「ケロロロボ」の一体成型ケロン人ボディーに感動していたのを思い出し…(続く)。
一体成型だと、関節がゆるんだら調整が難しそうに見えるんですが、実際どうなんでしょうか?
ぺガンのつま先は、上にも下にも動いてくれるのでポーズ付けの幅が広いですねぇ。アンクルアーマーのブラケットがカカト上にあるのは、視覚的にも密度が高くて良いですねぇ。足首関節のボールジョイントが丸出しになりがちな場所だけに、ありがたいです。
初期MGのような平手と握り拳は、模型としてのガンプラという観点では必需品と思うんですけど、どうして付かないんでしょうねぇ(泣)。ガンダムverKaやザクF2連邦カラーの手首は良く出来ていましたね♪ 当時はあれが標準になるのかと狂喜乱舞したのですが…(泣)。
アスカさん:このフレームはホンマにスゴいですよ! ぜひ一度手に取って、このスゴさを実感していただきたいと思います。開発されてから7年も経つフレームですが、今もなおガンプラ最強クラスの成型品だと思っています。この機会に、ぜひ!
関節のユルみですが、足首の前後可動(写真では動くようには見えませんが、足首ボールジョイントのすぐ上にある穴の部分を軸にして前後に動きます)はかなりキツめなので心配ありません。ヒザ関節はフレームの両側から関節ブロックの外装パーツを被せてボルトとナットで締めるようになっていて、ネジの締め具合で調節できるようになってるんですよ♪
思えば、あの頃から模型雑誌を買い始め、プラモ作りが遊びから趣味に変わった気がします。
お許しが出たので、デスティニーの画像貼っておきます。携帯の画像ですし、あんま期待はしないでください(-_-;)
http://mokei.net/up/img/img20070822194228.jpg
http://mokei.net/up/img/img20070824014051.jpg
MGに備えてのテストの為、敢えて白い部分はピュアホワイトです。
ちょっと不安でしたが、完成すると「これもアリかな?」と。
ケロンボディ(笑)には
私も相当”衝撃:インパクト”を受けました。
ホント!
イロイロな”超!工業技術”が投入されてるんですよね。
製作していてそういうを発見すると…
「すごぉいぃぃぃ~!!」
とテンション↑してしまいます(笑)
「バンダイさんの技術力はダテじゃない!」
ですね ∠(^o^)
デカールの配置も良いですね! カッコ良いっす。SEED系の特殊装甲は模型表現上の制約があるようですが、やっぱりマーキングがあるとモデルが引き締まりますねぇ♪
このノリでMGデスティニーも頑張ってくださいね!(すでに水貼りガンダムデカールが充実しているので、マーキングのプランは立てやすそうですね~)。
Shiroさん:こんばんは~!
ケロン人ボディーはランナーの小ささもビックリでした(笑:「くみプラ」というネーミングもラブリー♪)。あのサイズでもシステムインジェクションにできるのかと…。ヒジ関節の細かさも衝撃的ですねぇ。あれが可能なら、1/100スケールのガンダムタイプMSの指の第二関節を可動にすることもできるかもなぁ~と思います。MGガンダムver2.0あたりで採用されないかなぁ…。
ホンマ、スゴい技術で作られたパーツを見ると、テンション上がりますねぇ(笑)。