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ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MG Ver.Ka クロスボーンガンダムX1(その7)

2006年10月16日 | F91・クロスボーン・Vガンダム
 コミック「機動戦士クロスボーンガンダム」全巻読み終わりました。実に面白かった! 今まで読んでなかったのがすごく損をしていたんやなぁ…という気分です。でも、全6巻では物足りないぐらいですねぇ。コミックではナレーションとか回想とかで省略されている部分も面白そうだし。全26話ぐらいでアニメ化してほしいなぁ……。

 さて、コミックでの活躍を一通り見て一人盛り上がったところで製作記事です。

 脚部のフレームは、一部がMGガンダムF91と共通(意外と共通パーツが少ないです)なのですが、F91では気付かなかった問題点が浮上しました。
 太もも側のヒザ関節フレーム(F21)の、コの字型の部分を、太ももの芯になるパーツ(F24)にはめ込むのはF91と同じですが、この部分がガタつきます。太ももの装甲を取り付けたら固定されるのかなぁと思いましたが、装甲を取り付けてもガタガタです。F91はキッチリ固定されています。F91初勝利!

 なんとも落ち着かないので接着しようかと思いましたが、接着してしまうとパーツF21が破損した場合に請求するパーツが増えるので、接着はしませんでした。その代わり…



 写真の赤く塗った部分(反対側も)に瞬間接着剤を少し塗って乾かしました。
これをF24にはめ込むとちょっとキツかったので、耐水ペーパーで少し削って調整しました。
 これでガタつかないようになりました。


 F91・クロスボーン両キットの共通フレームのヒザ関節周辺は、薄い板状の部分で構成されており、非常にモロいです。特に横方向への力をかけると折れる危険性があるので気を付けましょう。



 太もも外側の装甲パーツ(D11・D17)は、太もも内側のパーツとの接合部分に押し出しピン(押し出しピン・ショットピンともいう)の跡が飛び出ています。



 写真の赤く塗った部分に小さな丸い出っ張りが出ています。ほんの0.1ミリあるかないかの高さの出っ張りですが、これがあると太もものパーツの合わせ目に微妙なすき間が出来ます。丁寧に削っておきました。


 スネの部分は装甲がキレイにはまるように出来ていて、組んでいても非常に気持ちいいですねぇ。なんか、このスネ、Vガンダムみたいやなぁ…と思っていたら、ヒザの部分以外が丸過ぎることに気付きました。カトキ氏の設定画を見ると、キットほどは丸くないんですねぇ。特にヒザ下前面は平面に近いです。キットはこの部分を強めの曲面にしているから、丸い印象があるようです。
 スネだけ丸いのも妙な気がしたので(上腕の曲面とも雰囲気が違う)、とりあえずスネのヒザ下前面だけを平面に近づけてみました。
 やり方は、スネと一体化しているヒザアーマー(?)の下にデザインナイフの刃を当て、そこをスタート地点として、下に向けてカンナ削りします(図参照)。



 この作業は、ヤスリを使うと失敗した時に取り返しがつかなくなるので、デザインナイフのカンナ削りで慎重にやりました。スネ正面を平面に近付けていくだけで、自然にスネ側面との間にエッジが出来ます。耐水ペーパーをかけて仕上げました。


 
 右が加工後のパーツ。写真では分かりにくいですが、微妙にエッジが立ちました。もう片方のパーツも、同じ状態になるように気を付けて加工します。少しずつ様子を見ながら削れるのがカンナ削りの良いところ。
 エッジを削り落としまくったF91とは逆の作業ですねぇ。



 写真の赤い斜線の部分も同様の加工をすると、よりシャープなスネになるんですが、左右対称にする自信がないのでやめときました。

 キットの出来が良いと、重箱の隅をつつくような作業ばっかりになってしまいますねぇ…(汗)。ではまた。 

 


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