ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

PGダブルオーライザー サンプルレポート(その6)

2009年11月20日 | サンプルレポートシリーズ
 前々回の記事のコメント欄でリクエストをいただいた、GNコンデンサの正面写真です。深いグリーンの透明パーツですので、筆者の顔やカメラや部屋がパーツに写りこんでしまい、なかなかうまく撮れませんでした(汗)。
  

 もっと良い写真が撮れたら、後日の記事で掲載いたします。

 さて、今回は胸部の組み立てです。

 コクピット周辺を構成するパーツ群です。 

 
 写真左:コクピットの下の青いブロックです。デザイン画が発表された当時は、ここがコクピットハッチだと思っていました。
 写真右:青い装甲の内側にあるフレームには、「GN MOBILE SUIT」という刻印が入っています。組み立ててしまうと完全に隠れますが、ちょっとうれしいですねぇ(笑)。
 
   
 パイロット(ガンダムマイスター)である「刹那・F・セイエイ」の着座姿勢フィギュアをコクピット内装に乗せ、コクピット内装部を先ほどの青いブロックに取り付けます。

  
 これはコクピットハッチです。胸部正面上部のフレームが前方向にスライドし、ハッチが開きます。 

 
 写真左:完成したコクピットブロック。
 写真右:コクピットブロック後方は円筒形になっています。長方形の穴はバックパック取り付け用のポリキャップです。


 右側の肩関節基部を構成するパーツ群です。

 
 写真左:右側の肩関節基部です。円筒を半分に切ったようなパーツが付いています。
 写真右:左側の肩関節基部です。右側とは一部パーツの形状が異なりますが、組み立て方は同じです。 

 
 胸部中央の骨格を構成するパーツ群です。円形のレールの上側に首関節、下側に腰関節が付きます。 


 円形の胸部フレームと、左右の肩関節基部を並べたところです。


 胸部の円形レールに肩関節基部を組み合わせます。 


 胸部骨格に、これらのパーツ群を組み込んでいきます。

 
 写真左:完成した胸部基本骨格です。円形のレールに、首・肩関節基部・腰関節がつながっています。
 写真右:右側(写真では左側)の肩関節基部を上方向にスライドさせてみました。

 
 写真左:少し分かりにくいですが、首関節を左側(写真では右側)にスライドさせています。
 写真右:さらに胸の円形レール自体を左方向(写真では時計回りですが)に回してみました。従来のガンプラには見られない、特殊な構造です。MGガンダムエクシアの胸部の構造をさらに発展させたような感じですねぇ。


 胸部フレームを上から見たところです。写真の上側が背中側です。肩関節基部は前方(写真では下方向)に可動します。

 
 円筒形のコクピットブロック後部を、円形の胸部フレームに差し込みます。
 この円形フレームは、ガンダムエクシアなど、胸部から背中にかけてGNドライヴを積むガンダムを連想させる形をしています。キットのGNドライヴとはサイズが合わないため、この円形フレームにGNドライヴを積むことはできませんが…。


 背中側の丸い蓋と、それをロックするための爪状のパーツです。

 
 蓋を取り付け、爪でロックします。MGガンダムエクシアを思い出しますね。


 首元・肩関節基部周辺・わき腹に付くパーツ群です。

 
 写真右:首元や肩関節基部周辺にパーツが付き、骨太な印象になりました。
 写真左:装甲で隠れますが、エクシアと同様のGNコードがわき腹に配置されています。


 胸部・背部・腹部の装甲を構成するパーツ群です。

 
 写真左:背中の装甲にも文字が刻み込まれています。背部中央には円形の部分があります。
「もともとダブルオーは、エクシア同様にGNドライヴを胸部から背部にかけて1基搭載する機体だったものが、開発途中で仕様変更されたのか?」などと想像してしまいます。
 写真右:胸部ダクトの黄色いフィンは可動式です。

 
 写真左:フィンは上下に可動します。
 写真右:ダクトが付いた胸部ブロックは外側に向かって開きます。


 装甲が付いた状態で、円形レールにつながった各関節パーツを移動させてみました。 


 完成した胸部を1/60エクシアのものと比べてみました。ダブルオーの方がやや胴が短いです(写真の1/60エクシアは、首を約2ミリ延長改造してあります)。

 完成した胸部を下半身に取り付け、いろんな角度から撮影しました。
 

 



 
 腰は反らす方向も、かがめる方向も、かなり動きます。


 1/100ダブルオーは腰が回転しませんでしたが、PGでは360度の回転が可能です。

  
 完成した状態でコクピットハッチを開閉させると、こんな感じです。



 1/60エクシアとの比較。この時点ではエクシアの方が背が高く見えますが、完成後はほぼ同じ身長です。

 次回は頭部の組み立てをお送りする予定です。


 *前回の記事で米米米さんからいただいたご質問、クラッチ機構の組み立てに使用するドライバーの件ですが…。
 ひざのクラッチ機構の太いボルトとナットについては、パーツに組み込んでからパーツ自体を回転させて締めるため、工具は使いません。
 手首・ひじ・肩のクラッチの組み立てと、LED発光ユニットの蓋の開閉には、やや細めのプラスドライバーが必要です。

 *ひろしチャソさんからいただいたリクエスト、「つま先をいっぱいまで下げた状態の画像」についてですが…。
 筆者が組み立てているサンプルの足首も、前後方向への可動範囲は狭い印象があります。装甲が干渉して、関節の性能が活かされていないようですが、ひょっとしたら可動範囲を広げるコツがあるかもしれません。調査して、後日の記事で画像を掲載します。