今回は下側ひざ関節のクラッチ機構と腰の組み立てです。
「PGダブルオーライザー」の特長の一つである「クラッチ機構」を構成するパーツ群です。
組み立て途中のクラッチです。接合面に刻まれた歯によって2枚の円盤が噛み合うようになっています。2枚の円盤はスプリングのテンションによって圧着されていますが、スイッチを押すと解除されます。あ~、説明が難しい…(汗)。下の図を見てください。
クラッチ機構を横から見た略図です。白い半円がスイッチ、黄色い斜線がスプリングを表しています。(図の左端)
歯が付いた2枚の円盤は噛み合うことによって固定されていますが、スイッチを押すと離れます。(図の左から2番目)
円盤が離れている間は、関節を動かすことが可能です。(図の右から2番目)
スイッチから手を離すと2枚の円盤が再び噛み合い、関節が固定されます。(図の右端)
写真左:完成したひざのクラッチです。2枚の円盤の歯が噛み合っています。
写真右:スイッチの円盤も含め、3枚の円盤の外周に刻まれている溝が一列に並ぶように調整してから、脚に組み込みます。
このクラッチ機構は、ふくらはぎのGNコンデンサのデザインをうまく利用したものになっています。
写真左:ふくらはぎの内側の穴にクラッチをはめ込みます。
写真右:クラッチ機構は関節の保持力を高めるのではなく、関節を任意の角度で固定するための機構です。作動させずに無理矢理関節を曲げると、破損する恐れがあります(ひざ関節のクラッチは約1.5キロの重さに耐えられるという話をどこかで読んだことがありますので、そう簡単には壊れないと思いますが…)。関節を動かす時は、確実に作動させましょう。
脚を曲げてみました。可動範囲はかなり広いです。
足首関節の横方向への可動範囲をもう一度確認しているところです。大きく脚を開いたポーズでも接地できると思います。
1/60ガンダムエクシアの脚との比較。左側がエクシアです。
エクシアの方がやや脚が長いです。ダブルオーが短足ということではなく、プロポーションの解釈の違いだと思います。
可動範囲の比較。
ここからは腰の組み立てに入ります。
股関節周辺を構成するパーツ群です。
股関節軸は戦車のトーションバー式サスペンションを思わせる形状で、スイング可動して位置を変更することができます。
写真左:組み立て中の腰フレームです。
写真右:底面に見える長方形の穴は、スタンドに取り付けるためのものです。穴の中にはポリキャップが内蔵されています。
腰フレームのパーツ群です。
股関節の可動部にはロック機構が備えられています。各パーツの位置関係をよく見てください。
腰フレームを下から見たところです。スタンドへの取り付け穴にはスライド式のカバーが付いています。
腰両側面に付く可動式装甲の取り付け基部は、ボールジョイントにより可動します。
完成した腰フレームです。
腰後ろの装甲を構成するパーツ群です。
組み立て途中の腰後ろ装甲。GNビームサーベルの接続基部は可動式です。
GNビームサーベルは4パーツ構成で、ビームの発射口も再現されています。
エクシアのGNビームサーベルとの比較。右側がダブルオーのサーベルです。
腰後ろの装甲は一部が分割可動式になっています。そのため、GNビームサーベルを水平より上向きに動かすことが可能です。
腰正面の装甲を構成するパーツ群です。
腰正面装甲の左右に伸びた部分は独立可動します。
腰正面の装甲全体も上方向にスイング可動します。
腰正面装甲の可動により、脚をかなり上の方まで上げることが可能です。
腰両側面の装甲を構成するパーツ群。左右共通です。
写真左:腰側面装甲の裏面と表面。
写真右:装甲の下側がスライドして開き、内部にはオプション取り付け用のポリキャップが内蔵されています。
下半身が完成しました。
腰正面装甲の可動機構のおかげで、片ひざ立ちポーズも無理なく決まります。
こちらは1/60エクシアです。腰前面左右の装甲が太ももに干渉するため、片ひざ立ちにはやや無理があります。
エクシアとダブルオーの下半身の比較です。直線的でスリムなエクシアに対し、ダブルオーはかなりマッチョなイメージです。
次回は胸部の組み立ての予定です。お楽しみに!
*前回の記事でリクエストをいただいた、GNコンデンサを正面から撮った写真については次回掲載する予定です。もうしばらくお待ちください。
「PGダブルオーライザー」の特長の一つである「クラッチ機構」を構成するパーツ群です。
組み立て途中のクラッチです。接合面に刻まれた歯によって2枚の円盤が噛み合うようになっています。2枚の円盤はスプリングのテンションによって圧着されていますが、スイッチを押すと解除されます。あ~、説明が難しい…(汗)。下の図を見てください。
クラッチ機構を横から見た略図です。白い半円がスイッチ、黄色い斜線がスプリングを表しています。(図の左端)
歯が付いた2枚の円盤は噛み合うことによって固定されていますが、スイッチを押すと離れます。(図の左から2番目)
円盤が離れている間は、関節を動かすことが可能です。(図の右から2番目)
スイッチから手を離すと2枚の円盤が再び噛み合い、関節が固定されます。(図の右端)
写真左:完成したひざのクラッチです。2枚の円盤の歯が噛み合っています。
写真右:スイッチの円盤も含め、3枚の円盤の外周に刻まれている溝が一列に並ぶように調整してから、脚に組み込みます。
このクラッチ機構は、ふくらはぎのGNコンデンサのデザインをうまく利用したものになっています。
写真左:ふくらはぎの内側の穴にクラッチをはめ込みます。
写真右:クラッチ機構は関節の保持力を高めるのではなく、関節を任意の角度で固定するための機構です。作動させずに無理矢理関節を曲げると、破損する恐れがあります(ひざ関節のクラッチは約1.5キロの重さに耐えられるという話をどこかで読んだことがありますので、そう簡単には壊れないと思いますが…)。関節を動かす時は、確実に作動させましょう。
脚を曲げてみました。可動範囲はかなり広いです。
足首関節の横方向への可動範囲をもう一度確認しているところです。大きく脚を開いたポーズでも接地できると思います。
1/60ガンダムエクシアの脚との比較。左側がエクシアです。
エクシアの方がやや脚が長いです。ダブルオーが短足ということではなく、プロポーションの解釈の違いだと思います。
可動範囲の比較。
ここからは腰の組み立てに入ります。
股関節周辺を構成するパーツ群です。
股関節軸は戦車のトーションバー式サスペンションを思わせる形状で、スイング可動して位置を変更することができます。
写真左:組み立て中の腰フレームです。
写真右:底面に見える長方形の穴は、スタンドに取り付けるためのものです。穴の中にはポリキャップが内蔵されています。
腰フレームのパーツ群です。
股関節の可動部にはロック機構が備えられています。各パーツの位置関係をよく見てください。
腰フレームを下から見たところです。スタンドへの取り付け穴にはスライド式のカバーが付いています。
腰両側面に付く可動式装甲の取り付け基部は、ボールジョイントにより可動します。
完成した腰フレームです。
腰後ろの装甲を構成するパーツ群です。
組み立て途中の腰後ろ装甲。GNビームサーベルの接続基部は可動式です。
GNビームサーベルは4パーツ構成で、ビームの発射口も再現されています。
エクシアのGNビームサーベルとの比較。右側がダブルオーのサーベルです。
腰後ろの装甲は一部が分割可動式になっています。そのため、GNビームサーベルを水平より上向きに動かすことが可能です。
腰正面の装甲を構成するパーツ群です。
腰正面装甲の左右に伸びた部分は独立可動します。
腰正面の装甲全体も上方向にスイング可動します。
腰正面装甲の可動により、脚をかなり上の方まで上げることが可能です。
腰両側面の装甲を構成するパーツ群。左右共通です。
写真左:腰側面装甲の裏面と表面。
写真右:装甲の下側がスライドして開き、内部にはオプション取り付け用のポリキャップが内蔵されています。
下半身が完成しました。
腰正面装甲の可動機構のおかげで、片ひざ立ちポーズも無理なく決まります。
こちらは1/60エクシアです。腰前面左右の装甲が太ももに干渉するため、片ひざ立ちにはやや無理があります。
エクシアとダブルオーの下半身の比較です。直線的でスリムなエクシアに対し、ダブルオーはかなりマッチョなイメージです。
次回は胸部の組み立ての予定です。お楽しみに!
*前回の記事でリクエストをいただいた、GNコンデンサを正面から撮った写真については次回掲載する予定です。もうしばらくお待ちください。