ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

「HGUCユニコーンガンダム・デストロイモード」サンプルレポート(その1)

2009年11月09日 | サンプルレポートシリーズ
 *重要なお知らせ:この記事は発売前にバンダイプロショップ加盟店に店頭展示用として提供されるサンプルキットを組み立てつつ詳細をレポートするものです。多分にネタバレを含みますので、「キットを手に入れて初めて知る感動」を失いたくない方はくれぐれもご覧にならないように、よろしくお願いいたします。
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 HGUCシリーズの100体目と101体目の同時発売となる「HGUCユニコーンガンダム デストロイモード」と「HGUCユニコーンガンダム ユニコーンモード」ですが、バンダイプロショップ加盟店向けサンプルも2つ同時に送られてきました。
 今後のスケジュールのこともありますので、筆者は「デストロイモード」、エプロンさんは「ユニコーンモード」を組み立てています。「ユニコーンモード」についての詳細は「エプロンの人 模型制作日記」をご覧ください♪

 今回はランナーの紹介です。

 Aランナー。黄色いアンテナとクリアーピンクの顔面パーツが追加されている以外は、基本的に「ユニコーンモード」のAランナーと共通です。


 「デストロイモード」専用設計のBランナー。ランナーのタグには「HGUC1/144ユニコーンガンダムDM」と刻印されています。


 こちらも「デストロイモード」専用設計のCランナー。同じものが2枚入っています。


 Dランナー。「デストロイモード」に付属する銃器はビームマグナムです。バズーカが付属する「ユニコーンモード」のランナーと比べると小型のランナーになっています。 


 透明素材で成形されたEランナー。「MGユニコーンガンダム」の透明素材と比べると、やや色が濃くなっているような気がします。

 
 写真左:ポリキャップはHGUC「逆襲のシャア」シリーズ以降に採用されている新型の「PC-132」です。「デストロイモード」のカラーリングに合わせて、赤いポリキャップになっています。
 写真右:ホイルシール。このキットはMGクラスのキット並みにパーツ分割による色分けが充実しているため、シールは少なめです。白いシールは胸上面の小さいセンサー(?)の部分に使用します。

 HGUCシリーズの100体目を記念するアイテムとして、そして新作アニメの主役ガンダムということもあって、実に豪華な内容になっています。
 ランナーを見た時の第一印象は「パーツ分割が細かい!!」でした。そしてその印象は組み立ての途中や組み立て後でも変わりませんでした。まるで3000円ぐらいの1/100スケールMGキットを1/144スケールに縮小コピーしたような雰囲気です(内部フレームや装甲の着脱はありませんが)。通常のHGUCキットなら一体成形されているような部分がことごとく分割されているため、色分けの再現度や精密さは従来のHGUCキットとは別次元です。
 その分、パーツ数はかなり多く、細かいパーツが多いです。パーツを指でつまみやすいように、作業前には爪を短く切っておくことをおすすめします。また、組み付けの精度が非常に高いため、ゲート跡にわずかな切り残しがあっても仕上がりに影響が出る部分があります。ニッパーでゲートを切りっぱなしにするのではなく、ヤスリやデザインナイフで丁寧にゲート跡を処理した方が良いでしょう。

 HGUCニューガンダムとの比較。デザインの違いもありますが、同じシリーズのキットとは思えないぐらいユニコーンガンダムは精密です。

 とにかく、只者ではないキットです。次回から組み立てレポートに入りますので、お楽しみに!