ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

「HGUCユニコーンガンダム・デストロイモード」サンプルレポート(最終回)

2009年11月11日 | サンプルレポートシリーズ
*重要なお知らせ:この記事は発売前にバンダイプロショップ加盟店に店頭展示用として提供されるサンプルキットを組み立てつつ詳細をレポートするものです。多分にネタバレを含みますので、「キットを手に入れて初めて知る感動」を失いたくない方はくれぐれもご覧にならないように、よろしくお願いいたします。
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当ブログでは「デストロイモード」、「エプロンの人 模型制作日記」では「ユニコーンモード」を組み立てています。見比べて両モードの違いを確認してみてください♪

 今回は武器類の組み立てです。

 「デストロイモード」のキットにはビームマグナムと、予備カートリッジが付属します(「ユニコーンモード」のキットにはバズーカと予備弾倉が付属します)。


 ビームマグナムはフォアグリップと機体への接続用ジョイントパーツが可動します。予備カートリッジの裏面には肉抜き穴が開いていますが、ガンダム本体の後ろ腰に取り付けると穴がほとんど目立たなくなりますので、問題ないでしょう。

 
 ビームマグナムはバックパックや前腕に取り付けることが可能です。


 予備カートリッジを左後ろ腰に取り付けた状態です。

 次はシールドです。 

 「デストロイモード」のシールドはX字型のパーツが展開した状態です。


 シールドの表面。


 シールド裏面です。中央部のポリキャップにはガンダム本体への接続用パーツをまだ取り付けていません。


 本体への接続用パーツは2種類付属し、前腕とバックパックにそれぞれ対応しています。


 ビームマグナムとシールドを装備したデストロイモード。


 MGキットではやや脚が長すぎて縦に細長い印象でしたが、HGUCでは安定感のあるプロポーションになっていると思います。


 変形機構が無くて各関節の保持力が高いので、MGキットよりも扱いやすくなっています。ポーズを付けて楽しむにはちょうど良いキットです。

 
 外から見える透明パーツのゲート跡ですが、ひざの側面(写真左)とシールドのX字パーツ(写真右)にもあります。ひざのパーツのゲートはパーツの片側だけにありますので、脚の目立ちにくい側にゲート跡を持ってくると良いと思います。
 これらと前回紹介した足首関節部分のゲート以外は、外からは見えない位置にゲートが配置されています。仕上がりにもちゃんと配慮されているんですねぇ!


 ポーズを付ける手順を工夫すると、バックパックからビームサーベルを引き抜くポーズを取らせることも可能です。また、ひじ関節は上腕や前腕との接続部で、ひざ関節は太ももとの接続部でそれぞれポリキャップへの接続軸を少しだけ引き抜き気味にしてやれば、120度近くまで曲げることが可能です。

 とにかく格好良いキットです。パーツ分割も良く考えられていて、ガンダム本体には合わせ目消しが必要な部分がほとんどありません。細かいパーツ分割による精密感をぜひ味わってみてください!(できればユニコーンモードとデストロイモードの両方で)。 いよいよ来週発売ですよ♪

HGUCユニコーンガンダム・デストロイモード」サンプルレポート(その3)

2009年11月11日 | サンプルレポートシリーズ
*重要なお知らせ:この記事は発売前にバンダイプロショップ加盟店に店頭展示用として提供されるサンプルキットを組み立てつつ詳細をレポートするものです。多分にネタバレを含みますので、「キットを手に入れて初めて知る感動」を失いたくない方はくれぐれもご覧にならないように、よろしくお願いいたします。
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当ブログでは「デストロイモード」、「エプロンの人 模型制作日記」では「ユニコーンモード」を組み立てています。見比べて両モードの違いを確認してみてください♪

 今回は下半身の組み立てです。

 腰の骨格と腰後ろの装甲を構成するパーツ群です。

 
 写真左:小さいダクトの部分まで色分けされています。開いた状態の装甲カバーは外れやすいので、接着した方が良いかもしれません。
 写真右:股関節パーツは左右に回転可能です。


 腰の両側と正面の装甲類と、腹部下半分を構成するパーツ群です。

 
 写真左:各ブロックを組み立てた状態です。装甲が開いたりスライドした後の状態が良い感じに再現されています。
 写真右:腰前面の可動式装甲は、HGクラスのキットではおなじみの「つながっている部分を切り離せば、左右独立可動になる」方式です。

 
 完成した腰部。立体感あふれる造形です。腰正面のブロックの透明パーツは、MGキットでは左右貼り合わせ式でしたが、HGUCでは1個のパーツで成形されています。

 
 ウエスト部分はボールジョイントで可動します。首の可動範囲も広いので、飛行姿勢も充分こなせます。

 次は脚の組み立てです。

 足を構成するパーツ群です。HGUCのガンダムタイプMSのキットに多く見られるつま先の独立可動は、このキットでは省略されています。

 
 写真左:完成した足。左右共通になっています。
 写真右:ガンダム本体に使用されている透明パーツのうち、外側から見える位置にあるゲート跡は丸で囲った部分ぐらいです(ひざにもう1ヶ所ありますが、意外と目立ちません)。丁寧にゲート跡を処理すれば問題ないですが、万一ヒビ割れなどで白くなってしまっても、赤系統の油性マーカーを塗ればごまかせるでしょう。このゲート跡はパーツの片側だけにありますので、足の内側にゲート跡が来るように組み立てれば、ほとんど見えることはありません。


 足の裏もきちんと再現されています。


 すねとひざ関節および足首関節を構成するパーツ群です。

 
 写真左:ひざ関節は二重関節です。下側の関節の保持力がやや低めですが、関節軸を瞬間接着剤でコーティングすれば解決できるのではないかと思います。
 写真右:通常のHGUCキットでは省略されそうな、小さなダクトまで色分けされています。

 
 写真左:足首関節はHGクラスのガンプラでよく見る構造です。
 写真右:すねの組み立てはまだ続きます。


 左から、ひざ・すね正面・ふくらはぎの各ブロックを構成するパーツ群です。足の甲にかぶさる装甲は可動式です。


 すねの正面装甲以外は左右共通です。


 太ももは装甲が開いた状態を再現するため、凝ったパーツ構成になっています。

 
 パーツの合わせ目はほとんど目立ちません。見事なパーツ分割です。ただし、目立つ位置にパーティングラインがありますので、丁寧にペーパー掛けしましょう。

 
 写真左:ひざの可動範囲は約90度です。
 写真右:足首の左右方向への可動範囲はこれぐらいですが、この写真を撮った後で、ボールジョイントを引き出し気味にすればもう少し可動範囲が広がることが分かりました。ガンダムGP-03Sステイメンの設定画並みに脚を開いてカトキ立ちさせることも可能です。


 すねが長く、太ももが短いプロポーションの宿命で上体がやや傾いてしまいますが、片ひざ立ちのポーズを取らせることができます。

 
 完成したガンダム本体です。MGキットよりもサイズが小さくて変形機構が無いため、気楽に各関節を動かすことができます。ひざ関節下側以外は保持力に不安のある可動部はありませんし、そのひざ関節下側も気にしなければ問題ないレベルだと思います。

 次回は武器類の組み立てです。