ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MGザクver2.0をMGグフと並べると…

2007年05月21日 | プラモやってて思うこと&ガンプラの歴史
 以前、MGザクver2.0のプロポーション(特にF2に比べると頭部のサイズがかなり大きい点)は、MGグフと並べた場合の違和感がないように考慮されているのではないかというようなことを記事に書きました。それでは、検証してみたいと思います。が、残念なことに筆者の手元にはMGノーマルグフはありません。代役としてMGグフカスタムに登場してもらうことにしました。


 ザクver2.0とグフカスタム。MGグフ系はザクver2.0ほど足首の可動範囲が広くないので、立ちポーズの時の脚の開き加減が少ないです。それを差し引いてもけっこう身長差がありますねぇ。頭一つ分近くありますよ(汗)。でも、これだけ違うとグフが「ザクとは違う」ということにも説得力がありますねぇ(笑)。
 ちなみにグフカスの手首ですが、キットのモノはあまりに貧弱ゥだったので、スクラップになったMG ZZガンダムのモノを手の甲の色を塗り直して使用してあります。


 見る角度を変えて…。完全に頭一つ分の差がある感じです。設定頭頂高はザクが17.5メートル、グフカスタムが18.2メートル(筆者はツノというかアンテナを含まない数値という解釈をしています)なので、1/100スケールでは7ミリの差になるのですが、実際に測ってみるとver2.0が約170ミリ、グフカスが約187ミリ(これは足を肩幅に開いた状態での数値なので、「きをつけ」の状態だともう少し大きくなります)です。ver2.0が5ミリ低く、グフカスが5ミリ高いようです。
 プロポーション的には並べた際の違和感はありませんが、グフがやや短足に見えますねぇ(汗)。グフの脚が長く見えるように、太ももを延長するか股関節軸を下に移動すると、身長差がさらに開いてしまう恐れがあります。
 まあ、グフは主なパイロットがランバ・ラルやノリスのようなオッサンなので、短足でも良いかもしれませんけどね(笑)。
 見た目的にはver2.0の手首をグフに移植してやると、より違和感がなくなると思います。


 ザクF2との比較。F2はほぼ設定頭頂高(17.5メートル)どおりですが、やや低いver2.0とは身長差ができています。まあ、この2体を並べるようなことはあまりないと思いますが…。
 人間の感覚というのは不思議なもので、ver2.0のプロポーションに目が慣れてくると、今度はF2のプロポーションに違和感を感じるようになってきました。ホンマ、不思議です。

 結果として、設定頭頂高を気にしなければ、ザクver2.0とグフを並べてもそれほど違和感がないことが分かりました。グフver2.0が出る可能性が少し低くなったようで複雑な気持ちですが…。

 おまけ

 ver2.0の動力パイプのランナーのポリ部分は太さが約3.5ミリもあります。ポリランナーは通常かなり細いので、貴重な太いポリランナーです。大事に取っておいて活用しましょう。